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公開番号2025133418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031361
出願日2024-03-01
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B65H 7/02 20060101AFI20250904BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】連続して搬送される用紙の紙間を詰めることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、用紙が搬送される搬送経路Sと、搬送経路Sに設けられたレジストローラ32と、用紙を供給するピックアップローラ31と、搬送される用紙を検知する搬送センサ41と、用紙の搬送を制御する制御部とを備える。搬送経路Sは、搬送センサ41が設けられた検知位置と、検知位置から基準距離KL離間した基準位置と、検知位置から待機距離TL離間した待機位置とが設定されている。制御部は、先行して搬送される先行紙P1がレジストローラ32で停止したとき、先行紙後端P1bが基準位置を通過したかどうかを判定する通過判定を実施し、基準位置を通過している場合、後続紙P2の先端を待機位置に到達させ、基準位置を通過していない場合、後続紙P2の搬送を停止させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
用紙が搬送される搬送経路と、
前記搬送経路に設けられたレジスト部材と、
前記搬送経路に用紙を供給する給紙部材と、
前記搬送経路に沿って、前記給紙部材と前記レジスト部材との間に設けられ、前記搬送経路で搬送される用紙を検知する搬送センサと、
前記搬送経路での用紙の搬送を制御する制御部とを備えた画像形成装置であって、
前記搬送経路は、用紙の搬送方向において、前記搬送センサが設けられた検知位置と、前記検知位置から下流に第1の距離離間した基準位置と、前記検知位置から下流に第2の距離離間した待機位置と、が設定され、
前記制御部は、前記搬送経路で先行して搬送される先行紙が前記レジスト部材で停止したとき、前記先行紙の後端が前記基準位置を通過したかどうかを判定する通過判定を実施し、前記先行紙の後端が前記基準位置を通過している場合、前記搬送経路で後続して搬送される後続紙の先端を前記待機位置に到達させ、前記先行紙の後端が前記基準位置を通過していない場合、前記後続紙の搬送を停止させること
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記第2の距離は、前記第1の距離よりも短いこと
を特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、前記通過判定の後、前記レジスト部材で停止した前記先行紙の搬送を開始したとき、前記後続紙の搬送を開始すること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、前記検知位置から前記レジスト部材で停止した前記先行紙の後端までの距離を前記第1の距離に設定し、前記第1の距離よりも短い距離を前記第2の距離に設定すること
を特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、用紙が搬送される搬送経路を有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置では、搬送経路を通じて、転写装置や定着装置へ用紙を搬送している。そして、搬送経路には、転写装置からの転写のタイミングを調整するために、用紙を一時停止させるレジストローラが設けられている。近年、画像形成装置では、単位時間あたりの画像形成枚数の向上が要求されており、それに対処する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-135339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像形成装置は、用紙を収容する給紙カセットを有する給紙部と、用紙に画像を形成する画像形成部と、給紙カセットから給紙された用紙を搬送する搬送路と、画像形成部で画像が形成される画像形成位置に向けて用紙を搬送する搬送部と、画像形成位置よりも用紙搬送方向の上流側に設けられ、用紙を停止させると共に画像形成位置に再搬送するためのレジストローラ対と、用紙の画像形成位置への搬送を再開させる制御部と、予め設定された用紙サイズの用紙搬送方向の長さに定められた紙間距離を加算した長さであって、単位時間あたりの目標画像形成枚数を達成するために必要な紙間距離よりも短く設定された長さだけ、レジストローラ対から上流側に離れた位置に設けられた紙間調整用の用紙検出センサと、を備える。制御部は、先行用紙をレジストローラ対により停止させたとき、先行用紙に続く後続用紙の給紙を停止させず、用紙の検出位置に後続用紙の先端が到達したことを用紙検出センサが検出するに至ったときに、後続用紙の給紙を停止させ、先行用紙の搬送をレジストローラ対に再開させたときに、後続用紙の給紙を再開させる。
【0005】
上述した画像形成装置では、用紙サイズによって決められた位置に用紙検出センサが設けられており、用紙検出センサが検出したタイミングに応じて、後続用紙を給紙するかどうかを判断している。そのため、サイズが異なる用紙に対しては、後続用紙を給紙するタイミングについて、適切に判断できないという課題がある。
【0006】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、用紙のサイズが異なっていても、連続して搬送される用紙の紙間を詰めることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る画像形成装置は、用紙が搬送される搬送経路と、前記搬送経路に設けられたレジスト部材と、前記搬送経路に用紙を供給する給紙部材と、前記搬送経路に沿って、前記給紙部材と前記レジスト部材との間に設けられ、前記搬送経路で搬送される用紙を検知する搬送センサと、前記搬送経路での用紙の搬送を制御する制御部とを備えた画像形成装置であって、前記搬送経路は、用紙の搬送方向において、前記搬送センサが設けられた検知位置と、前記検知位置から下流に第1の距離離間した基準位置と、前記検知位置から下流に第2の距離離間した待機位置と、が設定され、前記制御部は、前記搬送経路で先行して搬送される先行紙が前記レジスト部材で停止したとき、前記先行紙の後端が前記基準位置を通過したかどうかを判定する通過判定を実施し、前記先行紙の後端が前記基準位置を通過している場合、前記搬送経路で後続して搬送される後続紙の先端を前記待機位置に到達させ、前記先行紙の後端が前記基準位置を通過していない場合、前記後続紙の搬送を停止させることを特徴とする。
【0008】
本開示に係る画像形成装置では、前記第2の距離は、前記第1の距離よりも短い構成としてもよい。
【0009】
本開示に係る画像形成装置では、前記制御部は、前記通過判定の後、前記レジスト部材で停止した前記先行紙の搬送を開始したとき、前記後続紙の搬送を開始する構成としてもよい。
【0010】
本開示に係る画像形成装置では、前記制御部は、前記検知位置から前記レジスト部材で停止した前記先行紙の後端までの距離を前記第1の距離に設定し、前記第1の距離よりも短い距離を前記第2の距離に設定する構成としてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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