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公開番号
2025139478
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038438
出願日
2024-03-12
発明の名称
インパクト工具
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B25B
21/02 20060101AFI20250918BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】様々な形態のインパクト工具において、所定のトルクの幅で締め付けることができるようにすること。
【解決手段】インパクト工具は、ハウジングと、ハウジングに収容されるモータと、モータにより回転されるハンマと、ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、ハンマを収容するハンマケースと、アンビルの回転を検出する第1センサと、ハンマの移動を検出する第2センサと、第1センサ及び第2センサの検出データに基づいて、締め付けトルクを制御するコントローラと、を備える。アンビルは、先端工具が挿入されるビット孔を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに収容されるモータと、
前記モータにより回転されるハンマと、
前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
前記ハンマを収容するハンマケースと、
前記アンビルの回転を検出する第1センサと、
前記ハンマの移動を検出する第2センサと、
前記第1センサ及び第2センサの検出データに基づいて、締め付けトルクを制御するコントローラと、を備え、
前記アンビルは、先端工具が挿入されるビット孔を有する、
インパクト工具。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記ハウジングは、
前記モータを収容するモータ収容部と、
前記モータ収容部から下方に延びるグリップ部と、
前記グリップ部の下端部に接続されるバッテリ保持部を、を有する、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項3】
ハウジングと、
前記ハウジングに収容されるモータと、
前記モータにより回転されるハンマと、
前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
前記ハンマを収容するハンマケースと、
前記アンビルの回転を検出する第1センサと、
前記ハンマの移動を検出する第2センサと、
前記第1センサ及び第2センサの検出データに基づいて、締め付けトルクを制御するコントローラと、を備え、
前記ハウジングは、
前記モータを収容するモータ収容部と、
前記モータ収容部から下方に延びるリヤグリップ部と、
前記リヤグリップ部よりも前方に配置されるフロントグリップ部と、
前記リヤグリップ部の下端部及び前記フロントグリップ部の下端部に接続されるバッテリ保持部と、を有する、
インパクト工具。
【請求項4】
前後方向に延びるグリップ部と、
前記グリップ部に接続されるハウジングと、
前記ハウジングに収容されるモータと、
前記モータにより回転されるハンマと、
前記ハンマにより回転方向に打撃され、上下方向に延びるアンビルと、
前記ハンマを収容するハンマケースと、
前記アンビルの回転を検出する第1センサと、
前記ハンマの移動を検出する第2センサと、
前記第1センサ及び第2センサの検出データに基づいて、締め付けトルクを制御するコントローラと、を備える、
インパクト工具。
【請求項5】
ハウジングと、
前記ハウジングに収容されるモータと、
前記モータにより回転されるハンマと、
前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
前記ハンマを収容するハンマケースと、
前記アンビルの回転を検出する第1センサと、
前記ハンマの移動を検出する第2センサと、
前記第1センサ及び第2センサの検出データに基づいて、締め付けトルクを制御するコントローラと、を備え、
前記ハウジングは、
前記モータを収容するモータ収容部と、
前記モータ収容部の後方に配置されるリヤグリップ部と、
前記リヤグリップ部の上部と前記モータ収容部とを繋ぐアッパグリップ部と、
前記リヤグリップ部の下端部に接続されるバッテリ保持部と、を有する、
インパクト工具。
【請求項6】
前記第1センサは、第1回路基板に実装され、
前記第2センサは、第2回路基板に実装され、
前記第1回路基板と前記コントローラとを接続する第1リード線と、
前記第2回路基板と前記コントローラとを接続する第2リード線と、を備える、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のインパクト工具。
【請求項7】
前記第1回路基板及び前記第2回路基板のそれぞれは、前記ハンマケースの内側に配置され、
前記ハンマケースは、前記第1リード線及び前記第2リード線が通る孔を有する、
請求項6に記載のインパクト工具。
【請求項8】
前記アンビルは、アンビルシャフト部と、アンビル突起部と、を有し、
前記第1回路基板は、前記アンビルシャフト部の周囲の少なくとも一部に配置され、
前記第1センサは、前記アンビル突起部に対向する位置に配置される、
請求項6に記載のインパクト工具。
【請求項9】
前記第2回路基板は、前記ハンマの外面に対向する板状であり、
前記第2センサは、前記ハンマの外面に対向する位置に配置される、
請求項6に記載のインパクト工具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、インパクト工具に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)
【背景技術】
【0002】
構造物等の締結に使用されるボルトは、所定のトルクの幅で締め付けられる場合がある。例えば、特許文献1が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2023/0302611号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら従来技術では、T型ハンドルタイプのインパクトレンチについて、所定のトルクの幅で締め付けられていた。インパクト工具には色々な形態があり、それらに対して、所定のトルクで締め付けることについては一切、考慮されていない状況にある。
【0005】
本明細書で開示する技術は、様々な形態のインパクト工具において、所定のトルクの幅で締め付けることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、インパクト工具を開示する。インパクト工具は、ハウジングと、ハウジングに収容されるモータと、モータにより回転されるハンマと、ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、ハンマを収容するハンマケースと、アンビルの回転を検出する第1センサと、ハンマの移動を検出する第2センサと、第1センサ及び第2センサの検出データに基づいて、締め付けトルクを制御するコントローラと、を備える。アンビルは、先端工具が挿入されるビット孔を有する。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によれば、様々な形態のインパクト工具において、所定のトルクの幅で締め付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係るインパクト工具を示す側面図である。
図2は、第1実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図3は、第1実施形態に係るインパクト工具の上部を示す縦断面図である。
図4は、第1実施形態に係るインパクト工具の上部を示す斜視断面図である。
図5は、第1実施形態に係る工具保持機構を示す縦断面図である。
図6は、第1実施形態に係るコントローラを示すブロック図である。
図7は、第1実施形態に係るインパクト工具の上部を示す断面図である。
図8は、第1実施形態に係るインパクト工具の上部を示す断面図である。
図9は、第1実施形態に係るインパクト工具の上部を示す断面図である。
図10は、第1実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図11は、第1実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図12は、第1実施形態に係る第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図13は、第1実施形態に係るアンビルの動作を示す後方からの斜視図である。
図14は、第1実施形態に係るアンビルの動作を示す後方からの斜視図である。
図15は、第1実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図16は、第1実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図17は、第1実施形態に係る第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図18は、第1実施形態に係るハンマの動作を示す後方からの斜視図である。
図19は、第1実施形態に係るハンマの動作を示す後方からの斜視図である。
図20は、第1実施形態に係るハンマケース4を示す下方からの斜視図である。
図21は、第2実施形態に係るインパクト工具を示す側面図である。
図22は、第2実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図23は、第2実施形態に係るインパクト工具の上部を示す縦断面図である。
図24は、第2実施形態に係るインパクト工具の上部を示す斜視断面図である。
図25は、第2実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図26は、第2実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図27は、第2実施形態に係る第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図28は、第2実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図29は、第2実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図30は、第2実施形態に係る第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図31は、第2実施形態に係るハンマケースを示す下方からの斜視図である。
図32は、第3実施形態に係るインパクト工具を示す側面図である。
図33は、第3実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図34は、第3実施形態に係るインパクト工具の上部を示す縦断面図である。
図35は、第3実施形態に係るインパクト工具の上部を示す斜視断面図である。
図36は、第3実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図37は、第3実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図38は、第3実施形態に係る第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図39は、第3実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図40は、第3実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図41は、第3実施形態に係る第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図42は、第3実施形態に係るハンマケースを示す下方からの斜視図である。
図43は、第4実施形態に係るインパクト工具を示す側面図である。
図44は、第4実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図45は、第4実施形態に係るインパクト工具の前部を示す縦断面図である。
図46は、第4実施形態に係るインパクト工具の前部を示す斜視断面図である。
図47は、第4実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図48は、第4実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図49は、第4実施形態に係る第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図50は、第4実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図51は、第4実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図52は、第4実施形態に係る第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図53は、第3実施形態に係るハンマケースを示す下方からの斜視図である。
図54は、第5実施形態に係るインパクト工具を示す側面図である。
図55は、第5実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図56は、第5実施形態に係るインパクト工具の前部を示す縦断面図である。
図57は、第5実施形態に係るインパクト工具の前部を示す斜視断面図である。
図58は、第5実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図59は、第5実施形態に係るアンビル及び第1センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図60は、第5実施形態に係る第1センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図61は、第5実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す後方からの斜視図である。
図62は、第5実施形態に係るハンマ及び第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図63は、第5実施形態に係る第2センサ基板を示す前方からの斜視図である。
図64は、第5実施形態に係るハンマケースを示す下方からの斜視図である。
図65は、第6実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図66は、第7実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図67は、第8実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図68は、第9実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図69は、第10実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図70は、第11実施形態に係るインパクト工具を示す断面図である。
図71は、第12実施形態に係る第1センサ基板を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。実施形態においては、左、右、前、後、上、及び下の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、インパクト工具の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、実施形態に係るインパクト工具1Aを示す側面図である。図2は、実施形態に係るインパクト工具1Aを示す断面図である。図3は、実施形態に係るインパクト工具1Aの上部を示す縦断面図である。図4は、実施形態に係るインパクト工具1Aの上部を示す斜視断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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