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公開番号
2025139322
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038185
出願日
2024-03-12
発明の名称
毛髪化粧料
出願人
日油株式会社
代理人
弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類
A61K
8/9789 20170101AFI20250918BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】すすぎ時の毛髪の滑らかさに優れながらも短時間ですすぎ落とすことができ、すすぎ後の毛髪にぬるつきを残さず、乾燥後につるつる感を付与でき、さらに低湿度下でのつるつる感の持続性に優れる毛髪化粧料を提供すること。
【解決手段】以下の成分(A)~(E)を含有する毛髪化粧料。
(A)カチオン性界面活性剤を0.5~7質量%
(B)炭素数14~24の直鎖アルコールを1~20質量%
(C)炭素数が3~6の多価アルコールを1~30質量%
(D)植物油を0.0001~10質量%
(E)スベリヒユ科植物抽出物、クワ科植物抽出物、シソ科植物抽出物から選択される1種又は2種以上の抽出物を0.00001~0.1質量%
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
以下の成分(A)~(E)を含有する毛髪化粧料。
(A)カチオン性界面活性剤を0.5~7質量%
(B)炭素数14~24の直鎖アルコールを1~20質量%
(C)炭素数が3~6の多価アルコールを1~30質量%
(D)植物油を0.0001~10質量%
(E)スベリヒユ科植物抽出物、クワ科植物抽出物、シソ科植物抽出物から選択される1種又は2種以上の抽出物を0.00001~0.1質量%
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪化粧料に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
毛髪は日々の生活の中で太陽光の紫外線やドライヤーの熱、パーマやヘアカラー等の化学的処理、洗髪やブラッシングによる摩擦等様々なダメージ要因にさらされている。これらの蓄積によりダメージを受けた毛髪は乾燥しやすく、指通りが悪くなり、艶が失われてしまう。そのような中で毛髪の健康を保つためにヘアコンディショナー、ヘアトリートメント等の毛髪化粧料が用いられており、これらの毛髪化粧料は、髪に潤いを与え、指通りや艶の改善等、様々なコンディショニング効果を発揮する。
【0003】
ヘアコンディショナーのような毛髪化粧料は通常浴室でシャンプーにより洗髪した後に毛髪に塗布され洗い流されるが、即時的な効果実感を高める意味で乾燥後の毛髪の感触だけでなく、すすぎ落とす際の毛髪の感触も重要となる。例えば、特許文献1および特許文献2ではすすぎ時の毛髪の滑らかさに優れる毛髪化粧料が提案されている。しかしながら、これらの毛髪化粧料ではすすぎ落とすのに時間がかかったり、すすぎ後にぬるつきが残ってしまう場合があった。そこで、すすぎ時の毛髪の滑らかさとすすぎ性のよさ及びすすぎ後の毛髪のぬるつきのなさを兼ね備えた毛髪化粧料の開発が求められており、特許文献3ではすすぎ時の毛髪の滑らかさに優れながらすすぎ後にぬるつきを残さない毛髪化粧料が提案されている。また、特許文献4では塗布時及び塗布後経時で指通り性に優れ、自然なまとまり感及びダメージケア感に優れる毛髪化粧料が提案されている。
【0004】
例えば特許文献1~4に記載のような各種の毛髪化粧料を用いることで、仕上がり時のまとまりやしっとり感などの毛髪の質感は良好になると考えられるが、さらに毛髪の質感としてつるつる感が求められることがある。つるつる感とは、毛髪の表面の凹凸を感じることなく、べたつかず、毛髪の滑りが良い状態のことである。
【0005】
このような毛髪のつるつる感を付与し得る毛髪化粧料として、例えば特許文献5には塗布時にコク感を呈し、すすぎ時の毛髪のなめらかさに優れ、乾燥後の毛髪にしなやかさ、つるつる感、及びしっとり感を付与する効果に優れる毛髪化粧料が提案されている。しかしながら、毛髪につるつる感は付与されるものの、夏場のエアコンを使用している環境下のような湿度が低い状況ではつるつる感の持続性が十分ではなかった。近年では気温の上昇に伴い、夏場にエアコンを使用する頻度が多くなったため、湿度が低い状況で長時間過ごすことが増えている。そのため、湿度が低い状況下でもつるつる感を持続できる毛髪化粧料が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-2638号公報
特開2023-85101号公報
特開2020-125249号公報
特開2014-214150号公報
特開2019-119700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の目的は、すすぎ時の毛髪の滑らかさに優れながらも短時間ですすぎ落とすことができ、すすぎ後の毛髪にぬるつきを残さず、乾燥後につるつる感を付与でき、さらに低湿度下でのつるつる感の持続性に優れる毛髪化粧料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、前述の課題に鑑みて鋭意検討を行ったところ、所定の5成分を所定範囲の含有率で含有させることで前述の課題を解決可能であることを見出した。すなわち、本発明は、以下の成分(A)~(E)を含有する毛髪化粧料に関する。
【0009】
(A)カチオン性界面活性剤を0.5~7質量%
(B)炭素数14~24の直鎖アルコールを1~20質量%
(C)炭素数が3~6の多価アルコールを1~30質量%
(D)植物油を0.0001~10質量%
(E)スベリヒユ科植物抽出物、クワ科植物抽出物、シソ科植物抽出物から選択される1種又は2種以上の抽出物を0.00001~0.1質量%
【発明の効果】
【0010】
本発明の毛髪化粧料によれば、すすぎ時の毛髪の滑らかさに優れながらも短時間ですすぎ落とすことができ、すすぎ後の毛髪にぬるつきを残さず、乾燥後につるつる感を付与でき、さらに低湿度下でのつるつる感の持続性に優れる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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