TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025139252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038087
出願日
2024-03-12
発明の名称
推定モデル構築装置、軌道上物体推定システム、方法、および、プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B64G
3/00 20060101AFI20250918BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】軌道上に存在する物体の推定に寄与できる推定モデル構築装置を提供する。
【解決手段】分類部は、軌道上に存在する物体である軌道上物体ごとに、その軌道上物体の軌道情報および軌道上物体の特性を含む軌道情報データセットを用いて、その軌道上物体をクラスタに分類する。抽出部は、分類されたクラスタに含まれる軌道上物体に共通する軌道情報の特徴量を抽出する。モデル構築部は、軌道上物体の特性とクラスタと軌道情報の特徴量とを対応付けた推定モデルを構築する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
軌道上に存在する物体である軌道上物体ごとに当該軌道上物体の軌道情報および当該軌道上物体の特性を含む軌道情報データセットを用いて、当該軌道上物体をクラスタに分類する分類部と、
分類されたクラスタに含まれる前記軌道上物体に共通する軌道情報の特徴量を抽出する抽出部と、
前記軌道上物体の特性と前記クラスタと前記軌道情報の特徴量とを対応付けた推定モデルを構築するモデル構築部とを備えた
ことを特徴とする推定モデル構築装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
軌道情報データセットは、軌道上物体の特性として、軌道上物体のミッション、または、軌道上物体の発生要因および出自を含む
請求項1記載の推定モデル構築装置。
【請求項3】
モデル構築部は、推定モデルとして、軌道情報を入力とし、軌道上物体の特性の推定結果を出力とするモデルを構築する
請求項1または請求項2記載の推定モデル構築装置。
【請求項4】
モデル構築部は、推定モデルとして、軌道上物体の特性を入力とし、軌道情報の特徴量を出力とするモデルを構築する
請求項1または請求項2記載の推定モデル構築装置。
【請求項5】
モデル構築部は、推定モデルとして、軌道上物体の一の特性を入力とし、当該軌道上物体の他の特性を出力とするモデルを構築する
請求項1または請求項2記載の推定モデル構築装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2記載の推定モデル構築装置と、
推定モデルに対して、推定対象の既知の情報を適用して、当該推定対象の未知の情報を推定する推定部を備えた
ことを特徴とする軌道上物体推定システム。
【請求項7】
軌道上に存在する物体である軌道上物体ごとに当該軌道上物体の軌道情報および当該軌道上物体の特性を含む軌道情報データセットを用いて、当該軌道上物体をクラスタに分類し、
分類されたクラスタに含まれる前記軌道上物体に共通する軌道情報の特徴量を抽出し、
前記軌道上物体の特性と前記クラスタと前記軌道情報の特徴量とを対応付けた推定モデルを構築する
ことを特徴とする推定モデル構築方法。
【請求項8】
軌道上物体の特性と、当該軌道上物体が分類されるクラスタと、当該クラスタに含まれる軌道上物体の共通する軌道情報の特徴量とを対応付けた推定モデルに対して、推定対象の既知の情報を適用して、当該推定対象の未知の情報を推定する
ことを特徴とする軌道上物体推定方法。
【請求項9】
コンピュータに、
軌道上に存在する物体である軌道上物体ごとに当該軌道上物体の軌道情報および当該軌道上物体の特性を含む軌道情報データセットを用いて、当該軌道上物体をクラスタに分類する分類処理、
分類されたクラスタに含まれる前記軌道上物体に共通する軌道情報の特徴量を抽出する抽出処理、および、
前記軌道上物体の特性と前記クラスタと前記軌道情報の特徴量とを対応付けた推定モデルを構築するモデル構築処理
を実行させるための推定モデル構築プログラム。
【請求項10】
コンピュータに、
軌道上物体の特性と、当該軌道上物体が分類されるクラスタと、当該クラスタに含まれる軌道上物体の共通する軌道情報の特徴量とを対応付けた推定モデルに対して、推定対象の既知の情報を適用して、当該推定対象の未知の情報を推定する推定処理
を実行させるための軌道上物体推定プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、軌道上に存在する物体を推定するモデルを構築する推定モデル構築装置、推定モデル構築方法、および、推定モデル構築プログラム、並びに、軌道上に存在する物体を推定する軌道上物体推定システム、軌道上物体推定方法、および、軌道上物体推定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
衛星コンステレーションの形成やスペースデブリ等により軌道上物体が増加し、宇宙空間の脅威が高まっている。この脅威に対処するため、宇宙状況を把握する活動(SSA:Space Situational Awareness )が官民の事業者によって取り組まれている。
【0003】
例えば、特許文献1には、多数の人工衛星を監視する人工衛星監視装置が記載されている。特許文献1に記載された装置は、人工衛星の状態を判定する学習済みモデルに人工衛星の内容を表現したデータを入力することで、人工衛星各々の状態(異常/正常)を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-188857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
SSAでは、スペースデブリの出自や衛星の持つ役割を示すミッションを推定し、そのスペースデブリが脅威か否かを識別したいというニーズがある。一般的な推定方法では、様々な種類の高度な知識や経験が必要であるため、推定可能な人材が限られているという問題がある。
【0006】
さらに、宇宙空間の物体数は加速度的に増加しているため、軌道上に存在する多数の物体を継続的に把握し、脅威か否かを識別することは、人的リソースおよび時間的リソースの観点から、困難になっている。そのため、特許文献1に記載されているような、人工衛星各々の状態を判定するだけではなく、軌道上に存在する多数の物体の実体について機械的に推定できることが望まれている。
【0007】
そこで、本開示は、軌道上に存在する物体の推定に寄与できる推定モデル構築装置、軌道上物体推定システム、推定モデル構築方法、軌道上物体推定方法、推定モデル構築プログラム、および、軌道上物体推定プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示による推定モデル構築装置は、軌道上に存在する物体である軌道上物体ごとにその軌道上物体の軌道情報および軌道上物体の特性を含む軌道情報データセットを用いて、その軌道上物体をクラスタに分類する分類部と、分類されたクラスタに含まれる軌道上物体に共通する軌道情報の特徴量を抽出する抽出部と、軌道上物体の特性とクラスタと軌道情報の特徴量とを対応付けた推定モデルを構築するモデル構築部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本開示による軌道上物体推定システムは、上記の推定モデル構築装置と、推定モデルに対して、推定対象の既知の情報を適用して、その推定対象の未知の情報を推定する推定部を備えたことを特徴とする。
【0010】
本開示による推定モデル構築方法は、軌道上に存在する物体である軌道上物体ごとにその軌道上物体の軌道情報および軌道上物体の特性を含む軌道情報データセットを用いて、その軌道上物体をクラスタに分類し、分類されたクラスタに含まれる軌道上物体に共通する軌道情報の特徴量を抽出し、軌道上物体の特性とクラスタと軌道情報の特徴量とを対応付けた推定モデルを構築することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日本電気株式会社
分析装置
12日前
日本電気株式会社
光集積回路素子
1日前
日本電気株式会社
レーザモジュール
2日前
日本電気株式会社
超伝導量子回路装置
2日前
日本電気株式会社
受信器および通信装置
3日前
日本電気株式会社
量子回路装置と制御方法
12日前
日本電気株式会社
送信装置および通信装置
8日前
日本電気株式会社
量子回路装置と制御方法
12日前
日本電気株式会社
通信装置および通信方法
8日前
日本電気株式会社
検知装置および検知方法
12日前
日本電気株式会社
システム、装置及び方法
2日前
日本電気株式会社
光伝送システムおよび方法
4日前
日本電気株式会社
分析方法および分析システム
9日前
日本電気株式会社
制御装置、プログラム及び方法
2日前
日本電気株式会社
演算処理装置および演算処理方法
4日前
日本電気株式会社
兆候検知装置および兆候検知方法
4日前
日本電気株式会社
共振器及びそれを備えた導波回路
10日前
日本電気株式会社
放送用システムおよび字幕作成方法
4日前
日本電気株式会社
システム及びマイグレーション方法
12日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法及びプログラム
2日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法、及び、記録媒体
9日前
日本電気株式会社
ソーナー装置、通信方法、プログラム
4日前
日本電気株式会社
画像管理システムおよび画像管理方法
10日前
日本電気株式会社
波長可変レーザ装置及びその構成方法
8日前
日本電気株式会社
情報処理装置、制御方法及び記憶媒体
2日前
日本電気株式会社
処理装置、処理方法、及びプログラム
12日前
日本電気株式会社
学習装置、学習方法及び学習プログラム
2日前
日本電気株式会社
注文端末、注文受付方法及びプログラム
8日前
日本電気株式会社
通信装置、通信方法及び通信プログラム
9日前
日本電気株式会社
判別装置、判別方法、およびプログラム
4日前
日本電気株式会社
性能監視装置、性能監視方法、プログラム
8日前
日本電気株式会社
映像伝送装置、映像伝送方法、プログラム
12日前
日本電気株式会社
通信システム、通信方法及び、プログラム
8日前
日本電気株式会社
情報処理システム、処理方法、プログラム
12日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
10日前
日本電気株式会社
映像処理装置、映像処理方法、プログラム
12日前
続きを見る
他の特許を見る