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公開番号
2025137753
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025123687,2022051053
出願日
2025-07-24,2022-03-28
発明の名称
スプリンクラーヘッド
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
主分類
A62C
31/02 20060101AFI20250911BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】散水圧力や水量に関わらず均一な散水が得られるスプリンクラーヘッドを提供する。
【解決手段】本発明に係るスプリンクラーヘッド1は、消火水を散水するデフレクターを備えたものであって、上側に設けられた上側デフレクター15と、上側デフレクター15の下側に上側デフレクター15の下面に対向して設けられた下側デフレクター17と、下側デフレクター17と上側デフレクター15の間に設けられ、上側デフレクター15を通過した消火水を下側デフレクター17に誘導するディスク19と、を備え、上側デフレクター15及び下側デフレクター17は共に、周方向に所定の間隔を空けて放射状に設けられた複数の爪を備えてなり、ディスク19は、外方に張り出す張り出し部と、該張り出し部の下方に、散水時に負圧を発生させる負圧発生空間Sを有していることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
消火水を散水するデフレクターを備えたスプリンクラーヘッドであって、
上側に設けられた上側デフレクターと、該上側デフレクターの下側に前記上側デフレクターの下面に対向して設けられた下側デフレクターと、該下側デフレクターと上側デフレクターの間に設けられ、上側デフレクターを通過した消火水を下側デフレクターに誘導するディスクと、を備え、
前記上側デフレクター及び下側デフレクターは共に、周方向に所定の間隔を空けて放射状に設けられた複数の爪を備えてなり、
前記ディスクは、外方に張り出す張り出し部と、該張り出し部の下方に、散水時に負圧を発生させる負圧発生空間を有していることを特徴とするスプリンクラーヘッド。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記張り出し部は、そろばん玉の形状をしたそろばん玉形状部によって構成され、該そろばん玉形状部の下方に該そろばん玉形状部の外径よりも小径の円柱部を備え、前記そろばん玉形状部の下方空間が前記負圧発生空間となっていることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッド。
【請求項3】
前記張り出し部は、円錐台の形状をした円錐台形状部によって構成され、該円錐台形状部の下方に該円錐台形状部の外径よりも小径の円柱部を備え、前記円錐台形状部の下方空間が前記負圧発生空間となっていることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッド。
【請求項4】
前記張り出し部は、円錐台を逆さにした逆円錐台形状部によって構成され、該逆円錐台形状部における下部の縮径部周囲が前記負圧発生空間となっていることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消火用のスプリンクラーヘッドに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
スプリンクラーヘッドは、火災の熱を感知して消火液(消火水)を散布するものであり、所定の散水分布が得られるようにするため、噴出口から噴出する消火水を衝突させて所定の方向に分散させるデフレクターが設けられている。
【0003】
デフレクターは、所定の方向に消火水を分散させるものであるが、散水圧力や散水量によって散布範囲が影響を受けることが知られている。
そこで、消火水の水量が少ない場合でも、所定の散水分布が得られるようにしたものとして、例えば特許文献1に開示された「消火用の噴霧ヘッド」がある。
【0004】
特許文献1の消火用の噴霧ヘッドは、第1のデフレクターとその下に設けた第2のデフレクターからなる2枚のデフレクターを備えたものであり、第1のデフレクターには通水孔が設けられている。
第1のデフレクターは、消火水を第2のデフレクターに誘導する機能と第2のデフレクターによる跳ね返り水が天井側にいくのを防止する機能を有し、第2のデフレクターは誘導された消火水を所定の方向に分散させる機能を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6422251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の第1のデフレクターは、消火水を分散させる機能も有するもののその主たる機能は第2のデフレクターへの消火水の誘導である。そのため、特許文献1に記載されているように、消火水の流量が少ない場合において、散水を十分に行うことは可能である。
しかし、散水圧力や消火水の流量を問わず、均一な散水が得ることまではできない。
【0007】
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、散水圧力や水量に関わらず均一な散水が得られるスプリンクラーヘッドを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本発明に係るスプリンクラーヘッドは、消火水を散水するデフレクターを備えたスものであって、
上側に設けられた上側デフレクターと、該上側デフレクターの下側に前記上側デフレクターの下面に対向して設けられた下側デフレクターと、該下側デフレクターと上側デフレクターの間に設けられ、上側デフレクターを通過した消火水を下側デフレクターに誘導するディスクと、を備え、
前記上側デフレクター及び下側デフレクターは共に、周方向に所定の間隔を空けて放射状に設けられた複数の爪を備えてなり、
前記ディスクは、外方に張り出す張り出し部と、該張り出し部の下方に、散水時に負圧を発生させる負圧発生空間を有していることを特徴とするものである。
【0009】
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記張り出し部は、そろばん玉の形状をしたそろばん玉形状部によって構成され、該そろばん玉形状部の下方に該そろばん玉形状部の外径よりも小径の円柱部を備え、前記そろばん玉形状部の下方空間が前記負圧発生空間となっていることを特徴とするものである。
【0010】
(3)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記張り出し部は、円錐台の形状をした円錐台形状部によって構成され、該円錐台形状部の下方に該円錐台形状部の外径よりも小径の円柱部を備え、前記円錐台形状部の下方空間が前記負圧発生空間となっていることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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