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公開番号
2025137359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024176174
出願日
2024-10-07
発明の名称
遮音機構、錠システム、及びドア
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
弁理士法人i-MIRAI
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
9/02 20060101AFI20250911BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】錠の施解錠に係る騒音を低減する技術を提供する。
【解決手段】錠モジュールの動作音の伝搬を抑制する遮音機構である。前記錠モジュールは、駆動部と、前記駆動部の動作を制御するコントローラと、前記駆動部から出力された動力を伝達する動力伝達部であって、前記動力を外部に出力する出力軸を有する動力伝達部と、前記駆動部及び/又は前記動力伝達部の少なくとも一部を収容する筐体とを有する。前記遮音機構は、前記錠モジュールに対して固定された状態で前記錠モジュールを囲むジャケットであって、前記ジャケットに囲まれた前記錠モジュールの前記出力軸が配置される出力軸開口を有するジャケットを備える。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
錠モジュールの動作音の伝搬を抑制する遮音機構であって、
前記錠モジュールは、
駆動部と、
前記駆動部の動作を制御するコントローラと、
前記駆動部から出力された動力を伝達する動力伝達部であって、前記動力を外部に出力する出力軸を有する動力伝達部と、
前記駆動部及び/又は前記動力伝達部の少なくとも一部を収容する筐体とを有し、
前記遮音機構は、
前記錠モジュールに対して固定された状態で前記錠モジュールを囲むジャケットであって、前記ジャケットに囲まれた前記錠モジュールの前記出力軸が配置される出力軸開口を有するジャケットを備える遮音機構。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
錠モジュールの動作音の伝搬を抑制する遮音機構であって、
前記錠モジュールは、
駆動部と、
前記駆動部から出力された動力を伝達する動力伝達部であって、前記動力を外部に出力する出力軸を有する動力伝達部と、を有し、
前記遮音機構は、
前記錠モジュールに対して固定された状態で前記錠モジュールを囲むジャケットであって、前記ジャケットに囲まれた前記錠モジュールの前記出力軸が配置される出力軸開口を有するジャケットと、
前記ジャケットの内面に固定された支持軸と、
前記支持軸の周囲に配置された振動吸収材とを備え、
前記錠モジュールは、前記振動吸収材を介して前記支持軸に固定されることにより前記ジャケットに接触することなく前記ジャケットに対して固定される、遮音機構。
【請求項3】
前記ジャケットの内面に固定された支持軸と、
前記支持軸の周囲に配置された振動吸収材とを更に備え、
前記錠モジュールは、前記振動吸収材を介して前記支持軸に固定されることにより前記ジャケットに接触することなく前記ジャケットに対して固定される請求項1に記載の遮音機構。
【請求項4】
板状の振動吸収部材であって、一面が前記ジャケットの内面に固定された振動吸収部材を更に備え、
前記錠モジュールは、前記振動吸収部材の他面に固定されることにより前記ジャケットに接触することなく前記ジャケットに対して固定される請求項1に記載の遮音機構。
【請求項5】
前記動力伝達部は、前記出力軸に同軸状に連結されており、且つ前記出力軸とは反対側に延びる入力軸を有し、
前記ジャケットは、前記ジャケットに囲まれた前記錠モジュールの前記入力軸が配置される入力軸開口を有する請求項1~4のいずれか一項に記載の遮音機構。
【請求項6】
前記出力軸開口及び前記入力軸開口の一方である開口において、前記出力軸開口に配置された前記出力軸及び前記入力軸開口に配置された前記入力軸の一方である回転軸の周囲に配置されるブッシュであって、前記回転軸の周囲に配置された状態において、
前記回転軸の軸方向においては前記ジャケットに当接し、
前記軸方向と直交する直交方向においては、前記回転軸に当接し且つ前記開口の外周部から離間し、又は前記回転軸から離間し且つ前記開口の外周部に当接するブッシュを更に備える請求項5に記載の遮音機構。
【請求項7】
前記ブッシュは、
同軸状に延びる内筒部及び外筒部と、
円環部であって、前記内筒部に内周部が接続され且つ前記外筒部に外周部が接続された円環部とを有し、
前記ジャケットは、前記開口の外周部から前記軸方向に沿って前記ジャケットの外側に延びる円筒部を有し、
前記ブッシュが前記回転軸の周囲に配置された状態において、
前記軸方向においては前記円環部と前記円筒部の端部とが当接し且つ/又は前記外筒部の端部と前記ジャケットとが当接し、
前記直交方向においては、前記回転軸の外周面と前記内筒部の内周面とが当接し、且つ前記内筒部の外周面と前記円筒部の内周面との間及び前記円筒部の外周面と前記外筒部の内周面との間に隙間が画定される請求項6に記載の遮音機構。
【請求項8】
前記入力軸開口に配置されるブッシュであって、
同軸状に延びる内筒部及び外筒部と、
円環部であって、前記内筒部に内周部が接続され且つ前記外筒部に外周部が接続された円環部と、
前記内筒部の一端を塞ぐ蓋部とを有するブッシュを更に備え、
前記ジャケットは、前記開口の外周部から前記入力軸の軸方向に沿って前記ジャケットの外側に延びる円筒部を有し、
前記ブッシュが前記入力軸開口に配置された状態において、
前記軸方向においては前記円環部と前記円筒部の端部とが当接し且つ/又は前記外筒部の端部と前記ジャケットとが当接し、
前記軸方向と直交する直交方向においては、前記入力軸の外周面と前記内筒部の内周面との間に隙間が画定され、前記内筒部の外周面と前記円筒部の内周面とが当接し、且つ前記円筒部の外周面と前記外筒部の内周面とが当接する請求項5に記載の遮音機構。
【請求項9】
前記出力軸開口及び前記入力軸開口の一方である開口において、前記出力軸及び前記入力軸の一方である回転軸の周囲且つ前記ジャケットの内部に配置されるブッシュを更に備え、
前記ジャケットは、前記開口の外周部から前記回転軸の軸方向に沿って前記ジャケットの内部に延びる円筒部を有し、
前記ブッシュが前記回転軸の周囲に配置された状態において、前記ブッシュと前記円筒部とによりラビリンス構造が画定される請求項5に記載の遮音機構。
【請求項10】
前記ブッシュは、
同軸状に延びる内筒部及び外筒部と、
円環部であって、前記内筒部に内周部が接続され且つ前記外筒部に外周部が接続された円環部とを有し、
前記ブッシュが前記回転軸の周囲に配置された状態において、
前記軸方向と直交する直交方向において、前記円筒部が前記内筒部と前記外筒部との間に位置し、
前記直交方向に見て、前記円筒部と前記内筒部と前記外筒部とが互いに重複し、
前記円筒部の先端と前記円環部との間の前記軸方向の距離が、前記外筒部の前記ジャケットに対向する端部と前記ジャケットとの間の前記軸方向の距離よりも大きい請求項9に記載の遮音機構。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、遮音機構、錠システム、及びドアに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ドアの錠を自動で施解錠する錠システムが用いられている。錠システムは、例えば、モータの動力を動力伝達部により伝達することにより、ドアのデッドボルトを移動させる。これによりドアの錠が施解錠される。
【0003】
錠システムに関して、錠を施解錠するためのモータやギアの駆動により生じる騒音が問題として認識されている。例えば特許文献1は、騒音源であるモータ、ギア列が配置される筐体を防振防音材料で製作することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-107226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、錠の施解錠に係る騒音を低減することができる遮音機構、並びに錠の施解錠に係る騒音が低減された錠システム及びドアを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様に従えば、
錠モジュールの動作音の伝搬を抑制する遮音機構であって、
前記錠モジュールは、
駆動部と、
前記駆動部の動作を制御するコントローラと、
前記駆動部から出力された動力を伝達する動力伝達部であって、前記動力を外部に出力する出力軸を有する動力伝達部と、
前記駆動部及び/又は前記動力伝達部の少なくとも一部を収容する筐体とを有し、
前記遮音機構は、
前記錠モジュールに対して固定された状態で前記錠モジュールを囲むジャケットであって、前記ジャケットに囲まれた前記錠モジュールの前記出力軸が配置される出力軸開口を有するジャケットを備える遮音機構が提供される。
【0007】
本開示の第2の態様に従えば、
錠モジュールの動作音の伝搬を抑制する遮音機構であって、
前記錠モジュールは、
駆動部と、
前記駆動部から出力された動力を伝達する動力伝達部であって、前記動力を外部に出力する出力軸を有する動力伝達部と、を有し、
前記遮音機構は、
前記錠モジュールに対して固定された状態で前記錠モジュールを囲むジャケットであって、前記ジャケットに囲まれた前記錠モジュールの前記出力軸が配置される出力軸開口を有するジャケットと、
前記ジャケットの内面に固定された支持軸と、
前記支持軸の周囲に配置された振動吸収材とを備え、
前記錠モジュールは、前記振動吸収材を介して前記支持軸(支持ピン)に固定されることにより前記ジャケットに接触することなく前記ジャケットに対して固定される、遮音機構が提供される。
【0008】
本開示の第3の態様に従えば、
駆動部、前記駆動部の動作を制御するコントローラ、前記駆動部から出力された動力を伝達する動力伝達部であって前記動力を外部に出力する出力軸を有する動力伝達部、及び前記駆動部及び/又は前記動力伝達部の少なくとも一部を収容する筐体を有する錠モジュールと、
第1の態様又は第2の態様の遮音機構とを備え、
前記ジャケットは、前記錠モジュールに対して固定された状態で前記錠モジュールを囲んでおり、
前記錠モジュールの前記出力軸が前記ジャケットの前記出力軸開口に配置されている錠システムが提供される。
【0009】
本開示の第4の態様に従えば、
ドア本体と、
前記ドア本体に設けられたデッドボルトと、
前記デッドボルトを移動させる第3の態様の錠システムとを備えるドアが提供される。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、錠の施解錠に係る騒音を低減することができる遮音機構、並びに錠の施解錠に係る騒音が低減された錠システム及びドアが提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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