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公開番号2025137103
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036108
出願日2024-03-08
発明の名称処理装置、処理装置を備えたプラント設備並びに処理方法
出願人三菱化工機株式会社,三菱化工機アドバンス株式会社
代理人個人
主分類C02F 11/04 20060101AFI20250911BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】プラント運転のフィードバックを実現することができる処理装置、処理装置を備えたプラント設備並びに処理方法を提供する。
【解決手段】
処理対象物を混合する第1の槽の混合槽21と、ポンプを介して混合槽21内の処理対象物を抜き出して循環させる循環ラインと、前記循環ラインに備えられ、槽内に戻される前記処理対象物中の固形物を分離する固液分離装置と、前記循環ラインと前記ポンプの少なくとも一か所以上の閉塞状態を検出する検出部と、検出部からの検出データに基づいて閉塞状態か否かを判定する判定部と、判定部により閉塞状態と判定した際に制御信号を出力する出力部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
処理対象物を混合する第1の槽と、
ポンプを介して前記第1の槽内の処理対象物を抜き出して循環させる循環ラインと、
前記循環ラインに備えられ、前記槽内に戻される前記処理対象物中の固形物を分離する固液分離装置と、
前記循環ラインと前記ポンプの少なくとも一か所以上の閉塞状態を検出する検出部と、
前記検出部からの検出データに基づいて閉塞状態か否かを判定する判定部と、
前記判定部により閉塞状態と判定した際に制御信号を出力する出力部と、
を有することを特徴とする処理装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記固液分離装置からの処理対象物の全量を移送する第2の槽を備えたことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記出力部からの制御信号に基づき報知処理をする報知部を含むことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項4】
前記出力部からの制御信号に基づき、前記ポンプの稼働を制御することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項5】
前記出力部からの制御信号に基づき、前記固液分離装置又は前記循環ライン又は前記ポンプを洗浄することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項6】
前記判定部は、前記検出部の検知データに関する検知情報を抽出し、
前記検知情報に基づき前記投入物の移送状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項7】
前記判定部は、前記検出部の検知情報を入力データとし、前記検知情報の変化データとして機械学習された判定モデルを用いて、前記処理対象物の移送状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項8】
前記検出部は、前記循環ラインと前記ポンプの少なくとも一か所以上の表面温度の温度画像を取得する撮像部であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の処理装置。
【請求項9】
前記検出部は、前記処理対象物の移送の際に起因する圧力を測定する圧力計であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の処理装置。
【請求項10】
前記検出部は、前記処理対象物の移送の際に起因する振動を測定する振動計であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処理装置及び処理方法、処理装置を備えたプラント設備に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
バイオガスプラント設備(以下「プラント設備」ともいう)として、例えば市内の各所からの生ごみや下水汚泥などを回収し、生ごみや下水汚泥などを原料としてメタン発酵処理をし、バイオガスを発生させて得られたバイオガスを発電などに利用してエネルギーをとして活用する設備がある。
回収された生ごみなどの処理対象物は破砕処理され生ごみスラリーとして槽に投入される。槽に投入されたスラリーを攪拌するにあたり、ポンプで循環移送を行うことで槽内の攪拌をしている。サイクロンで固液分離する際、スラリーに含まれる生ごみ以外の准積物となり得る異物や油分が配管に付着することによる影響で配管内の目詰まりなどが発生し、移送配管で閉塞が発生する、という問題がある。
【0003】
従来においては、供給処理対象物を観察する監視装置としては、外部からビデオカメラなどで直接撮像する技術がある(特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、特許文献1で開示する技術では、監視装置で処理対象物の映像を直接観察するものであり、そのために監視窓を設ける必要がある、という問題がある。
【0005】
そこで例えば、移送配管の温度、圧力、振動などの数値を読み取ることで設備や機器の健全性を点検する技術の提案があるが、これらの方法ではポンプの負荷状況、高所や壁面内に敷設してある配管内の異物堆積状況などまでは点検することができず、ポンプ負荷や配管内の異物准積が起こっているといった異常を事前に察知することができないという、問題がある。
【0006】
また、堆積物の堆積状態を把握する技術も提案されている(特許文献2参照)。
【0007】
しかしながら、特許文献2の提案では、堆積物の堆積状態の推定にとどまっており、プラント運転のフィードバックには活かされない、という問題がある。
【0008】
よって、移送配管内や壁面内など目視確認不可能部位の状態を、把握することができ、プラント運転のフィードバックを実現する技術の出現が希求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2002-317913号公報
特開2021-112687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、このような課題を解決するためになされており、その目的とするところは、移送配管内や壁面内に敷設してある配管など目視確認不可能部位の状態を把握することができ、プラント運転のフィードバックを実現することができる処理装置、処理装置を備えたプラント設備並びに処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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