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公開番号2025136534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035180
出願日2024-03-07
発明の名称記録装置およびその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250911BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 効率的な作業の指示を行う。
【解決手段】 液体を収容する複数のタンクを装着可能なホルダと、複数のタンクから供給される液体を吐出する記録ヘッドと、複数のタンクのうち2つ以上のタンクの撹拌の指示を同時に通知する制御手段と、を備える。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体を収容する複数のタンクを装着可能なホルダと、
前記複数のタンクから供給される液体を吐出する記録ヘッドと、
前記複数のタンクのうち2つ以上のタンクの撹拌の指示を同時に通知する制御手段と、を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数のタンクのそれぞれの撹拌タイミングを算出する算出手段を備え、
前記制御手段は、前記複数のタンクのうちの第1タンクの第1撹拌タイミングと、前記複数のタンクのうちの第2タンクの第2撹拌タイミングと、の差分が第1時間の場合は前記第1タンクと前記第2タンクの撹拌の指示を同時に通知し、前記第1撹拌タイミングと前記第2撹拌タイミングとの差分が前記第1時間より大きい第2時間の場合は前記第1タンクと前記第2タンクの撹拌の指示を同時に通知しないことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記差分が前記第1時間であって、前記第1撹拌タイミングが前記第2撹拌タイミングより小さい場合は、前記第1撹拌タイミングに合わせて前記第1タンクと前記第2タンクの撹拌の指示を同時に通知することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記複数のタンクは、第1液体を収容する第3タンクと第4タンクを含み、
前記制御手段は、前記第3タンクの第3撹拌タイミングより前記第4タンクの第4撹拌タイミングが小さい場合は、前記第4タンクから前記記録ヘッドへ液体を供給することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項5】
前記複数のタンクのそれぞれの液体の残量を取得する取得手段を備え、
前記制御手段は、前記第3タンクの第3残量が前記第4タンクの第4残量より少ない場合であって前記第4撹拌タイミングが第3時間の場合は、前記第4タンクから前記記録ヘッドへ液体を供給し、前記第3残量が前記第4残量より少ない場合であって前記第4撹拌タイミングが前記第3時間より大きい第4時間の場合は、前記第3タンクから前記記録ヘッドへ液体を供給することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記指示を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項7】
前記指示をランプの点灯または点滅によって通知することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項8】
前記指示を音の出力によって通知することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項9】
液体を収容する複数のタンクを装着可能なホルダを備え、前記複数のタンクから供給される液体を記録ヘッドにより吐出することで画像を形成する記録装置の制御方法であって、
前記複数のタンクのうち2つ以上のタンクの撹拌の指示を同時に通知する工程を有することを特徴とする制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置およびその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インクタンクと、インクタンク内のインクを撹拌するための撹拌手段と、を備えたインクジェット記録装置が開示されている。さらに、前回の撹拌動作からの経過時間を計測するための計測手段と、前回の撹拌動作からのインク消費量を取得するための取得手段を備え、前回の撹拌動作からの経過時間とインク消費量の両方に基づいて、撹拌動作を行うか否かを判断する。これにより、インクの撹拌動作を効率的に適切なタイミングで実行する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-45891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、撹拌手段を有さず、ユーザが手動でインクタンクを撹拌するインクジェット記録装置の場合、特許文献1の構成では、ユーザに対して非効率な撹拌動作の実施を指示してしまう虞があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、効率的な作業の指示を行う記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、液体を収容する複数のタンクを装着可能なホルダと、前記複数のタンクから供給される液体を吐出する記録ヘッドと、前記複数のタンクのうち2つ以上のタンクの撹拌の指示を同時に通知する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、効率的な作業の指示を行う記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る記録装置のシステム構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る記録装置の供給制御部の構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る記録装置の制御部の構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る記録装置の撹拌タイミングを調整する処理のイメージ図である。
第1実施形態に係る記録装置の撹拌タイミングを調整する処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る記録装置の撹拌タイミングを調整する処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る記録装置の表示画面の一例を示す図である。
第1実施形態に係る記録装置の概略構成を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明実施形態について図面を参照して説明する。但し、以下実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
なお「記録」には、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も含まれ、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。また、本実施形態では「原稿」や「記録媒体」として用紙を想定するが、布、プラスチック・フィルム等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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