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公開番号
2025136274
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034645
出願日
2024-03-07
発明の名称
電気回路及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H05K
5/03 20060101AFI20250911BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】回路基板に実装された電子部品の寿命を保ちつつ、該電子部品を損傷から保護することができる回路基板を提供する。
【解決手段】電気回路は、バリスタ(521)が配置された基板表面525を有する保護回路基板520と、基板表面525に、バリスタ(521)を収納するための収納空間(538)を形成する素子カバー530と、を備える。素子カバー530の第1部分は、基板表面525に接触し、素子カバー530の第1部分とは別の第2部分と、基板表面525との間には、開口が形成される。開口を通り、素子カバー530の外部から収納空間(538)のバリスタ(521)まで連通する気流の経路が形成される。素子カバー530は、開口と、収納空間(538)に収納されたバリスタ(521)との間に配置された遮蔽リブ(535)を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
電子部品が配置された第1面を有する回路基板と、
前記第1面に、前記電子部品を収納するための収納空間を形成するカバーと、を備え、
前記カバーの第1部分は、前記回路基板の前記第1面に接触し、
前記カバーの前記第1部分とは別の第2部分と、前記回路基板の前記第1面との間には、開口が形成され、
前記開口を通り、前記カバーの外部から前記収納空間の前記電子部品まで連通する気流の経路が形成され、
前記カバーは、前記開口と、前記収納空間に収納された前記電子部品との間に配置された遮蔽部材を有することを特徴とする、
電気回路。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記カバーの縁部は、前記第1部分に対応する第1縁部と、前記第2部分に対応する第2縁部と、を含み、
前記カバーの前記第1縁部は、前記回路基板の前記第1面に接触し、
前記カバーの前記第2縁部は、前記第1縁部に対する切欠部として形成され、
前記切欠部と前記第1面との間に前記開口が形成されることを特徴とする、
請求項1記載の電気回路。
【請求項3】
前記遮蔽部材は、前記電子部品が前記開口から目視できないように配置されることを特徴とする、
請求項1記載の電気回路。
【請求項4】
前記経路は前記遮蔽部材を迂回するように形成され、
前記遮蔽部材は前記経路を遮断しないように配置されることを特徴とする、
請求項1記載の電気回路。
【請求項5】
前記カバーは、可撓支持部と、前記可撓支持部の先端に配置された固定爪と、を備え、
前記回路基板は、前記可撓支持部が通される取付穴を有し、
前記固定爪が、前記回路基板の前記第1面とは反対の第2面に係止されることを特徴とする、
請求項1記載の電気回路。
【請求項6】
前記遮蔽部材は、前記収納空間を、前記開口に面した第1空間と前記電子部品が配置された第2空間とに区分することを特徴とする、
請求項1記載の電気回路。
【請求項7】
前記カバーは、前記回路基板の前記第1面に略平行な天面部を有し、
前記第1部分、前記第2部分、および前記遮蔽部材のそれぞれは、前記天面部から連続して、前記回路基板の前記第1面に略垂直に延びる板部を含み、
前記遮蔽部材の端が前記回路基板の前記第1面に接触していることを特徴とする、
請求項6記載の電気回路。
【請求項8】
前記遮蔽部材は、前記経路を、それぞれ前記第1空間から前記第2空間まで連通する2系統の分岐経路に分岐させることを特徴とする、
請求項6記載の電気回路。
【請求項9】
前記遮蔽部材は、ラビリンス構造となっており、前記2系統の前記分岐経路のそれぞれをクランク状に形成することを特徴とする、
請求項8記載の電気回路。
【請求項10】
前記回路基板の前記第1面には、前記カバーの外部であり、かつ、前記開口に対向する位置に遮蔽物が配置されることを特徴とする、
請求項1記載の電気回路。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品が実装された回路基板を備える電気回路、及びこのような電気回路を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、各種モータ、各種センサ、スイッチ類のような電気部品を制御するために、電子部品が実装された電源基板、高圧基板、制御基板等を備える。画像形成装置には、これらの回路基板に実装された電子部品を過大な電圧や電流から電気的に保護するために、保護回路が構成された保護回路基板が設けられる。これらの回路基板は、主として画像形成装置本体の背面空間に配置される。
【0003】
各回路基板は、故障やメンテナンスのために、取り外しや交換が行われる。また、画像形成装置の小型化のために、回路基板を省スペースで配置することも求められている。そのために、画像形成装置の組み立てや部品の交換を行う際に、回路基板に実装されている電子部品を損傷しないように注意する必要がある。特許文献1には、電子部品をカバーで覆い、さらに回路基板自体を箱形状の部品で覆った電気回路が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-110154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
回路基板自体を部品で覆う場合、部品のコストが高くなり、画像形成装置への取り付け時に必要なスペースも大きくなる。また、電子部品をカバーで覆う場合、動作時に電子部品が周囲の空気で冷却されずに高温になってしまう。これは電子部品の誤動作や部品寿命を短くする原因となる。
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑み、回路基板に実装された電子部品の寿命を保ちつつ、該電子部品を損傷から保護することができる電気回路を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の電気回路は、電子部品が配置された第1面を有する回路基板と、前記第1面に、前記電子部品を収納するための収納空間を形成するカバーと、を備え、前記カバーの第1部分は、前記回路基板の前記第1面に接触し、前記カバーの前記第1部分とは別の第2部分と、前記回路基板の前記第1面との間には、開口が形成され、前記開口を通り、前記カバーの外部から前記収納空間の前記電子部品まで連通する気流の経路が形成され、前記カバーは、前記開口と、前記収納空間に収納された前記電子部品との間に配置された遮蔽部材を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、回路基板に実装された電子部品の寿命を保ちつつ、該電子部品を損傷から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
インクジェット記録装置の構成図。
電気回路の配置説明図。
保護回路基板の構成説明図。
素子カバーを取り付けた状態の保護回路基板の構成説明図。
素子カバーを取り付けた状態の保護回路基板の構成説明図。
(a)、(b)は、素子カバーの構成説明図。
保護回路基板を冷却モジュールに取り付けた状態の説明図。
素子カバーの固定方法の別の例の説明図。
(a)、(b)は、素子カバーの固定方法の別の例の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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