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公開番号2025135311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033090
出願日2024-03-05
発明の名称画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 16/38 20190101AFI20250910BHJP(計算;計数)
要約【課題】 画像ファイルに記録された複数のアノテーション情報について、ユーザが容易に取り扱うことを可能とする画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数のアノテーション情報が含まれる画像ファイルを取得する取得手段と、前記複数のアノテーション情報の関連性を判断する判断手段と、前記判断手段により関連性があると判断された複数のアノテーション情報を統合して出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
複数のアノテーション情報が含まれる画像ファイルを取得する取得手段と、
前記複数のアノテーション情報の関連性を判断する判断手段と、
前記判断手段により関連性があると判断された複数のアノテーション情報を統合して出力するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記アノテーション情報は、文字列情報と領域情報とを含み、
前記判断手段は、前記文字列情報及び前記領域情報に基づいて関連性を判断することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記判断手段は、前記文字列情報が同じであるアノテーション情報を関連性ありと判断することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記判断手段は、前記文字列情報において関連性があり、かつ、領域情報が示す領域が重複している複数のアノテーション情報を、関連性があると判断することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記判断手段は、領域情報が示す領域が所定以上重複している複数のアノテーション情報を、関連性があると判断することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
複数のアノテーション情報が記録されている前記画像ファイル内のメタデータ記録領域を判断する第2の判断手段を有し、
前記制御手段は、前記第2の判断手段により異なるメタデータ領域に記録されていると判断されたアノテーション情報を統合して出力するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記画像ファイルに含まれる複数のアノテーション情報のうち、関連性があると判断されて統合したアノテーション情報と、統合されなかったアノテーション情報とを出力するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記画像ファイルに含まれる複数のアノテーション情報のうち、関連性があると判断されて統合したアノテーション情報と、統合されなかったアノテーション情報とを、前記画像ファイルの画像データと共に表示するように制御することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記統合したアノテーション情報と、統合されなかったアノテーション情報とを異なる表示形態で表示するように制御することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記画像ファイルに含まれる複数のアノテーション情報のうち、関連性があると判断されて統合したアノテーション情報と、統合されなかったアノテーション情報とをアノテーション情報として含む画像ファイルを生成して出力するように制御することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ等で撮像された画像の画像ファイルを処理する画像処置装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、深層学習などといったAI技術が様々な技術分野で活用されつつある。
【0003】
例えば、従来、デジタルスチルカメラ等において、撮影された画像から人の顔を検出する機能が搭載されていたが、特許文献1では、検出対象を人に限らず、犬や猫といった動物などを精度よく検出、認識する技術が開示されている。
【0004】
検出された対象物に関する情報をアノテーション情報として画像データに関連付けて記録する技術も提案されている。また、アノテーション情報として、例えば、検出された対象物の領域を点、矩形、円などで示す情報を記録することが検討されている。
【0005】
そして、アノテーション情報を画像データへ関連付けて記録する方法については、様々な規格が存在する。更に、一つの画像フォーマット内でも異なる規格のアノテーション情報を複数記録することが可能となっている。特許文献2では異なる画像フォーマット間での画像変換時のアノテーション情報の記録方法について提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-99559号公報
特開2023-173960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
デジタルカメラ、PCにおける画像処理ソフトウェアなど、アノテーション情報を記録する記録機器ごとに被写体の検出精度は異なることから、それぞれ同一の被写体(対象物)を検出したとしても、アノテーション情報が完全に同一になるとは限らない。そのため、一つの画像ファイルに複数の記録機器でアノテーション情報を記録すると、同一の被写体(対象物)に対して複数の異なるアノテーション情報が記録される場合が発生する。
【0008】
そのような画像ファイルのアノテーション情報を画像処理装置で取り扱う場合、同じ被写体に対し複数の異なるアノテーション情報が記録されるため、ユーザは取り扱いが難しくなってしまう。例えば、アノテーション情報を画像と共に表示する場合には、重複して表示され視認性が低下する。また、規格ごとにアノテーション情報の構文や表現できる範囲が異なるため、同じ意味のアノテーション情報であっても異なるアノテーション情報が記録される場合もある。また、アノテーション情報を取り扱う画像処理装置によって対応している規格が異なり、認識できないアノテーションが存在する等の問題が発生してしまう。
【0009】
そこで、本発明は画像ファイルに記録された複数のアノテーション情報について、ユーザが容易に取り扱うことを可能とする画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、
複数のアノテーション情報が含まれる画像ファイルを取得する取得手段と、前記複数のアノテーション情報の関連性を判断する判断手段と、前記判断手段により関連性があると判断された複数のアノテーション情報を統合して出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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