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公開番号2025133627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031698
出願日2024-03-01
発明の名称床構造および床束
出願人株式会社熱テック
代理人個人
主分類E04F 15/00 20060101AFI20250904BHJP(建築物)
要約【課題】簡単な施工で床束とブレース材との接続強度を確保できる床構造および床束を提供する。
【解決手段】支持面2の上方に高さ方向に間隔をあけて敷設される床材10と、支持面2に立設され床材10を支持する床束20とを備えた床構造1において、床束20は、支持面2に設置される脚部21と、脚部21に支持され上方に延在するネジ部材22と、ネジ部材22の上端部に取り付けられ床材10の下地を支持する支持金具23とを備えて構成されており、脚部21は、支持面2上に垂直に立ち上がる側壁部25と、ネジ部材22が接続される天板部26とを有し、支持金具23は、側壁部25と同一面内に配置される上側壁部37を有していることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
支持面の上方に高さ方向に間隔をあけて敷設される床材と、前記支持面に立設され前記床材を支持する床束とを備えた床構造において、
前記床束は、前記支持面に設置される脚部と、脚部に支持され上方に延在するネジ部材と、前記ネジ部材の上端部に取り付けられ前記床材の下地を支持する支持金具とを備えて構成されており、
前記脚部は、前記支持面上に垂直に立ち上がる側壁部と、前記ネジ部材が接続される天板部とを有し、
前記支持金具は、前記側壁部と同一面内に配置される上側壁部を有している
ことを特徴とする床構造。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記脚部は、前記側壁部に対して直交する方向に広がる第二壁部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の床構造。
【請求項3】
前記脚部および前記支持金具間に掛け渡された補強縦材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の床構造。
【請求項4】
前記支持金具は、前記床材の下地が載置される下地受金具と、前記下地受金具の下側に設けられた下部金具とで構成され、
前記下部金具は、前記ネジ部材が挿通する矩形状の上板部と、前記上板部の三辺からそれぞれ垂下する3枚の垂下板部とを備え、前記垂下板部が前記上側壁部となる
ことを特徴とする請求項1に記載の床構造。
【請求項5】
支持面の上方に高さ方向に間隔をあけて敷設される床材を支持すべく前記支持面に立設される床束において、
前記支持面に設置される脚部と、脚部に支持され上方に延在するネジ部材と、前記ネジ部材の上端部に取り付けられ前記床材の下地を支持する支持金具とを備えており、
前記脚部は、前記支持面上に垂直に立ち上がる一対の側壁部と、前記側壁部の間に掛け渡され前記ネジ部材が螺合する天板部とを有し、
前記支持金具は、前記側壁部と同一面内に配置される上側壁部を有している
ことを特徴とする床束。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、床構造および床束に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
基礎や床スラブ上に敷設される床の構造としては、床スラブや束石等の上に床束を設置し、大引を支持する構成が知られていた(例えば、特許文献1または2参照)。床束は、従前は木製のものが用いられていたが、近年では白蟻対策のため、鋼製または樹脂製のものが多く使われている。鋼製または樹脂製の床束は、上下に設けられた平板部と、平板部の間に配置された棒ネジ部とを備えており、高さ寸法が調整可能に構成されていた。下側の平板部は床スラブ等の表面に固定され、上側の平板部に大引が載置され固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-170356号公報
実開平6-47472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、床スラブ等の支持面と、大引の距離が長い場合には、鋼製の床束が用いられる。そして、ネジ部にターンバックルが設けられ、隣り合うターンバックル間にブレース材が掛け渡される。ブレース材は、ネジ部の上端部または下端部に溶接等にて固定するため、施工に多くの手間と時間を要する問題があった。また、ネジ部の外周面は曲面状であるので、ブレース材との接地面積が小さく必要な接続強度が確保できない場合があった。
【0005】
このような観点から、本発明は、簡単な施工で床束とブレース材との接続強度を確保できる床構造および床束を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための第一の本発明は、支持面の上方に高さ方向に間隔をあけて敷設される床材と、前記支持面に立設され前記床材を支持する床束とを備えた床構造において、前記床束は、前記支持面に設置される脚部と、脚部に支持され上方に延在するネジ部材と、前記ネジ部材の上端部に取り付けられ前記床材の下地を支持する支持金具とを備えて構成されており、前記脚部は、前記支持面上に垂直に立ち上がる側壁部と、前記ネジ部材が接続される天板部とを有し、前記支持金具は、前記側壁部と同一面内に配置される上側壁部を有していることを特徴とする
【0007】
本発明の床構造によれば、床束の脚部の側壁部と、支持金具の上側壁部は、ともに垂直な平面状であり、同一面内に配置されているので、ブレース材を容易に設置でき、ボルト止め等の簡単な施工で接続できるとともに、必要な接続強度を確保することができる。
【0008】
本発明の床構造においては、前記脚部は、前記側壁部に対して直交する方向に広がる第二壁部をさらに有するものが好ましい。このような構成によれば、ブレース材を脚部に対してX軸方向およびY軸方向のいずれにも容易に接続することができる。
【0009】
また、本発明の床構造においては、前記脚部および前記支持金具間に掛け渡された補強縦材をさらに備えるものが好ましい。このような構成によれば、補強縦材を、ネジ部材に沿って配置することができるので、支持面と床材の距離が大きくネジ部材が長い場合に対応することができる。
【0010】
さらに、本発明の床構造においては、前記支持金具は、前記床材の下地が載置される下地受金具と、前記下地受金具の下側に設けられた下部金具とで構成され、前記下部金具は、前記ネジ部材が挿通する矩形状の上板部と、前記上板部の三辺からそれぞれ垂下する3枚の垂下板部とを備え、前記垂下板部が前記上側壁部となるものが好ましい。このような構成によれば、ブレース材を支持金具に対してX軸方向およびY軸方向のいずれにも容易に接続することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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