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公開番号2025132157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029528
出願日2024-02-29
発明の名称衝撃吸収装置
出願人スターライト工業株式会社
代理人弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類F16F 7/00 20060101AFI20250903BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】使用後にホルダーを反転させる事で再利用することができるとともに、柱状部材の圧入の際に生じる摩擦力で衝撃を吸収するため反発力が発生しにくい、衝撃吸収装置を提供する。
【解決手段】枠体2に対して着脱可能に組付けられる板状のホルダー3と、ホルダー3に設けられる柱状部材4と、を備え、ホルダー3には貫通孔3aが開口され、ホルダー3は、一面と他面との両方が枠体2に組付可能とされ、柱状部材4の一端部41の側が貫通孔3aに挿入されるとともに、柱状部材4の他端部42の側が枠体2の反対側に延出された状態で、柱状部材4の他端部42の側に対して一端部41の側に向かう外力が加わった際に、柱状部材4の一端部41が枠体2の側に変位するとともに、柱状部材4の中途部が貫通孔3aに対して圧入される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
枠体と、前記枠体に対して着脱可能に組付けられる板状のホルダーと、前記ホルダーに設けられる少なくとも一本の柱状部材と、を備え、
前記ホルダーには少なくとも一個の貫通孔が開口され、
前記ホルダーは、一面と他面との両方が前記枠体に組付可能とされ、
前記柱状部材の一端側が前記貫通孔に挿入されるとともに、前記柱状部材の他端側が前記枠体の反対側に延出された状態で、前記柱状部材の前記他端側に対して前記一端側の側に向かう外力が加わった際に、前記柱状部材の前記一端側が前記枠体の側に変位するとともに、前記柱状部材の中途部が前記貫通孔に対して圧入され、
前記柱状部材の前記他端側が前記貫通孔に挿入されるとともに、前記柱状部材の前記一端側が前記枠体の反対側に延出された状態で、前記柱状部材の前記一端側に対して前記他端側の側に向かう外力が加わった際に、前記柱状部材の前記他端側が前記枠体の側に変位するとともに、前記柱状部材の中途部が前記貫通孔に対して圧入される、衝撃吸収装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記柱状部材の長さは、前記柱状部材の変位方向における前記ホルダーと前記枠体との厚さの和よりも小さい、請求項1に記載の衝撃吸収装置。
【請求項3】
前記柱状部材は、一端側から他端側までの断面形状が均一となるように形成され、
前記柱状部材は、前記一端側又は前記他端側が前記貫通孔に圧入した状態で設けられる、請求項1に記載の衝撃吸収装置。
【請求項4】
前記貫通孔が円形状であり、前記柱状部材が円柱部材である、請求項3に記載の衝撃吸収装置。
【請求項5】
前記貫通孔の内周面と、前記柱状部材の外周面と、のうち少なくとも一方にポリウレアが塗布される、請求項4に記載の衝撃吸収装置。
【請求項6】
前記ホルダーが発泡樹脂で形成される、請求項5に記載の衝撃吸収装置。
【請求項7】
前記柱状部材における前記ホルダーの反対側に板状部材が設けられる、請求項1から請求項6の何れか1項に記載の衝撃吸収装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、保護対象物に加わる衝撃を吸収するための衝撃吸収装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、荷物などの保護対象物に加わる衝撃を吸収するために保護対象物に近接して配置する衝撃吸収装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-4432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、衝撃受体と、衝撃受体を圧入可能な圧入孔を有する支持部材と、を有する衝撃緩衝構造体により衝撃を吸収する技術が記載されている。この構成によれば、一度衝撃を受けた衝撃緩衝構造体を再度利用することが難しいという問題があった。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、前述の課題解決のために、以下の衝撃吸収装置を構成した。
【0006】
(1)枠体と、前記枠体に対して着脱可能に組付けられる板状のホルダーと、前記ホルダーに設けられる少なくとも一本の柱状部材と、を備え、前記ホルダーには少なくとも一個の貫通孔が開口され、前記ホルダーは、一面と他面との両方が前記枠体に組付可能とされ、前記柱状部材の一端側が前記貫通孔に挿入されるとともに、前記柱状部材の他端側が前記枠体の反対側に延出された状態で、前記柱状部材の前記他端側に対して前記一端側の側に向かう外力が加わった際に、前記柱状部材の前記一端側が前記枠体の側に変位するとともに、前記柱状部材の中途部が前記貫通孔に対して圧入され、前記柱状部材の前記他端側が前記貫通孔に挿入されるとともに、前記柱状部材の前記一端側が前記枠体の反対側に延出された状態で、前記柱状部材の前記一端側に対して前記他端側の側に向かう外力が加わった際に、前記柱状部材の前記他端側が前記枠体の側に変位するとともに、前記柱状部材の中途部が前記貫通孔に対して圧入される、衝撃吸収装置。
【0007】
(2)前記柱状部材の長さは、前記柱状部材の変位方向における前記ホルダーと前記枠体との厚さの和よりも小さい、(1)に記載の衝撃吸収装置。
【0008】
(3)前記柱状部材は、一端側から他端側までの断面形状が均一となるように形成され、前記柱状部材は、前記一端側又は前記他端側が前記貫通孔に圧入した状態で設けられる、(1)に記載の衝撃吸収装置。
【0009】
(4)前記貫通孔が円形状であり、前記柱状部材が円柱部材である、(3)に記載の衝撃吸収装置。
【0010】
(5)前記貫通孔の内周面と、前記柱状部材の外周面と、のうち少なくとも一方にポリウレアが塗布される、(4)に記載の衝撃吸収装置。
(【0011】以降は省略されています)

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