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公開番号
2025131461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024029235
出願日
2024-02-28
発明の名称
加熱調理システムおよび加熱調理器
出願人
リンナイ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F24C
3/12 20060101AFI20250902BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】加熱調理システムの加熱調理器に表示部を備えていなくても、加熱調理器と情報端末との間で特定認証情報の符合による相互認証を伴った無線接続を可能とする。
【解決手段】加熱調理器10と情報端末50との無線接続の相互認証に用いられる特定認証情報(パスコード)を加熱調理器の記憶部に予め記憶しておくと共に、加熱調理器の表記部10sに電力供給の有無にかかわらず使用者が視認可能に特定認証情報を表記しておく。また、加熱調理器で使用者による所定の開始操作が行われると、相互認証を開始するための無線信号を送信部から送信する。一方、情報端末では、無線信号を受信した後、表記部の表記に基づく使用者による所定の入力操作を介して特定認証情報を取得部51で取得する。そして、記憶部に予め記憶された特定認証情報と、取得部で取得された特定認証情報とが符合することにより、相互認証の成功に至る。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱部によって被調理物を加熱する加熱調理器と、該加熱調理器との無線通信に対応した情報端末とを無線接続で連携させる加熱調理システムにおいて、
前記加熱調理器は、
前記無線接続の相互認証に用いられる特定認証情報を予め記憶している記憶部と、
前記加熱調理器への電力供給の有無にかかわらず使用者が視認可能に前記特定認証情報が表記された表記部と、
使用者による所定の開始操作が行われると、前記相互認証を開始するための無線信号を送信する送信部と
を備え、
前記情報端末は、前記送信部からの前記無線信号を受信した後、前記表記部の表記に基づく使用者による所定の入力操作を介して前記特定認証情報を取得する取得部を備え、
前記記憶部に予め記憶された前記特定認証情報と、前記取得部で取得された前記特定認証情報とが符合することにより、前記相互認証の成功に至る
ことを特徴とする加熱調理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の加熱調理システムにおいて、
前記表記部には、前記特定認証情報が暗号化された状態で表記されており、
前記情報端末は、前記表記部の表記から前記特定認証情報を復号する復号部を備える
ことを特徴とする加熱調理システム。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の加熱調理システムにおいて、
前記加熱調理器は、使用者が前記加熱部を操作するための加熱操作部を備え、
前記開始操作は、前記加熱操作部に対して行われる操作であると共に、前記加熱部の加熱を停止させる操作で完了する
ことを特徴とする加熱調理システム。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の加熱調理システムにおいて、
前記加熱調理器は、
使用者が前記加熱部を操作するための加熱操作部と、
前記加熱操作部に対する操作に基づいて前記加熱部の加熱を制御する制御部と
を備え、
前記開始操作は、少なくとも前記加熱操作部に対して行われる操作を含むと共に、前記加熱調理器に電力が供給された状態で完了し、
前記制御部は、前記開始操作が行われてから前記相互認証の処理が終了するまでの間は前記加熱部の加熱を実行させない
ことを特徴とする加熱調理システム。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の加熱調理システムにおいて、
前記加熱調理器は、該加熱調理器の状態を報知する報知部を備え、
前記開始操作が行われてから前記相互認証の処理が終了するまでの間は、該相互認証の処理中であることを前記報知部で報知する
ことを特徴とする加熱調理システム。
【請求項6】
加熱部によって被調理物を加熱する加熱調理器と、該加熱調理器との無線通信に対応した情報端末とを無線接続で連携させる加熱調理システムに用いられる当該加熱調理器において、
前記無線接続の相互認証に用いられる特定認証情報を予め記憶している記憶部と、
当該加熱調理器への電力供給の有無にかかわらず使用者が視認可能に前記特定認証情報が表記された表記部と、
使用者による所定の開始操作が行われると、前記相互認証を開始するための無線信号を送信する送信部と
を備え、
前記情報端末には、前記送信部からの前記無線信号を受信した後、前記表記部の表記に基づく使用者による所定の入力操作を介して前記特定認証情報を取得する取得部が設けられており、
前記記憶部に予め記憶された前記特定認証情報と、前記取得部で取得された前記特定認証情報とが符合することにより、前記相互認証の成功に至る
ことを特徴とする加熱調理器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱部によって被調理物を加熱する加熱調理器と、加熱調理器との無線通信に対応した情報端末とを無線接続で連携させる加熱調理システム、および加熱調理システムに用いられる加熱調理器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
加熱部としてバーナで燃料ガスを燃焼させて被調理物を加熱するガスコンロが、加熱調理器の例として広く使用されている。こうしたガスコンロでは、使用者のスマートフォンなどの情報端末と無線接続を可能とし、ガスコンロの運転に関する情報をスマートフォンの表示部に表示可能な加熱調理システムを構成することが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の加熱調理システムでは、ガスコンロとスマートフォンとの間で無線による双方向通信を確立し、スマートフォンからガスコンロに送信要求情報が送信されると、これに応答してガスコンロからスマートフォンに運転状態情報が送信されるので、スマートフォンで受信した運転状態情報を表示部に表示させるようになっている。このような加熱調理システムによれば、液晶ディスプレイなどの表示部を備えていないガスコンロにおいても、使用者のスマートフォンの表示部を利用して、運転状態情報を使用者に提供することができる。こうしたガスコンロとスマートフォンとの無線接続に用いられる通信規格としては、Bluetooth Low Energy(登録商標)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-163537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述のようにガスコンロとスマートフォンとを無線接続で連携させる加熱調理システムでは、通信相手の相互認証を行う処理(いわゆるペアリング)に際して、スマートフォン側に入力するパスコード(特定認証情報)を、ガスコンロ側に表示させる必要があることから、そもそも表示部を備えていないガスコンロではパスコードの表示ができないという問題があった。尚、このようなパスコードを用いた相互認証は、例えば、使用者のスマートフォンと隣家のガスコンロとの誤った無線接続を避ける上で不可欠である。
【0006】
この発明は、従来の技術における上述した課題に対応してなされたものであり、加熱調理システムの加熱調理器に液晶ディスプレイなどの表示部を備えていなくても、加熱調理器と情報端末との間で特定認証情報の符合による相互認証を伴った無線接続を可能とする技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の加熱調理システムは次の構成を採用した。すなわち、
<第1の態様>
加熱部によって被調理物を加熱する加熱調理器と、該加熱調理器との無線通信に対応した情報端末とを無線接続で連携させる加熱調理システムにおいて、
前記加熱調理器は、
前記無線接続の相互認証に用いられる特定認証情報を予め記憶している記憶部と、
前記加熱調理器への電力供給の有無にかかわらず使用者が視認可能に前記特定認証情報が表記された表記部と、
使用者による所定の開始操作が行われると、前記相互認証を開始するための無線信号を送信する送信部と
を備え、
前記情報端末は、前記送信部からの前記無線信号を受信した後、前記表記部の表記に基づく使用者による所定の入力操作を介して前記特定認証情報を取得する取得部を備え、
前記記憶部に予め記憶された前記特定認証情報と、前記取得部で取得された前記特定認証情報とが符合することにより、前記相互認証の成功に至る
ことを特徴とする。
【0008】
このような第1の態様の加熱調理システムでは、表記部の表記に基づく所定の入力操作を使用者が行うことによって情報端末側の取得部で特定認証情報を取得することができるので、加熱調理器側に電力を使用して表示を行う液晶ディスプレイのような表示部を備えていなくても、加熱調理器と情報端末との間で特定認証情報の符合による相互認証を伴った無線接続が可能となる。
【0009】
<第2の態様>
第1の態様の加熱調理システムにおいて、
前記表記部には、前記特定認証情報が暗号化された状態で表記されており、
前記情報端末は、前記表記部の表記から前記特定認証情報を復号する復号部を備える
ことを特徴とする。
【0010】
このような第2の態様の加熱調理システムでは、表記部に特定認証情報が直接的に表記されているわけではなく、暗号化された状態で表記されていることにより、表記部からは直接的に特定認証情報を把握することができないので、特定認証情報の秘匿性を高めておくことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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