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公開番号2025129786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026674
出願日2024-02-26
発明の名称人力駆動車用のドライブユニット
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 6/55 20100101AFI20250829BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】応力の集中を緩和できるドライブユニットを提供する。
【解決手段】貫通孔が形成される2つの側面と、2つの側面の一方の側面に設けられる第1連結部と、2つの側面の他方の側面に設けられる第2連結部と、を含み、人力駆動力が入力される入力回転軸を貫通孔に挿通可能なハウジングを備え、第1連結部は、入力回転軸が貫通孔に挿通される挿通状態において、入力回転軸の軸方向に貫通し、人力駆動車に第1連結部を取り付ける第1ファスナに連結するように構成される第1連結孔を有し、第2連結部は、軸方向から見て、第1連結部と少なくとも部分的に重複し、人力駆動車に第2連結部を取り付ける第2ファスナに連結するように構成される第2連結孔を有し、第1連結部は、軸方向から見て、一方の側面から第1方向に延びるように配置され、第2連結部は、軸方向から見て、他方の側面から第1方向とは異なる第2方向に延びるように配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用のドライブユニットであって、
貫通孔が形成される2つの側面と、前記2つの側面の一方の側面に設けられる第1連結部と、前記2つの側面の他方の側面に設けられる第2連結部と、を含み、人力駆動力が入力される入力回転軸を前記貫通孔に挿通可能なハウジングを備え、
前記第1連結部は、前記入力回転軸が前記貫通孔に挿通される挿通状態において、前記入力回転軸の軸方向に貫通し、前記人力駆動車に前記第1連結部を取り付ける第1ファスナに連結するように構成される第1連結孔を有し、
前記第2連結部は、前記軸方向から見て、前記第1連結部と少なくとも部分的に重複し、前記人力駆動車に前記第2連結部を取り付ける第2ファスナに連結するように構成される第2連結孔を有し、
前記第1連結部は、前記軸方向から見て、前記一方の側面から第1方向に延びるように配置され、
前記第2連結部は、前記軸方向から見て、前記他方の側面から前記第1方向とは異なる第2方向に延びるように配置される、ドライブユニット。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1ファスナ、および、前記第2ファスナによって、前記第1連結部、および、前記第2連結部が前記人力駆動車に取り付けられ、かつ、前記人力駆動車の全ての車輪が水平な地面に接触した水平取付状態において、鉛直方向に対する前記第1方向の傾きは、鉛直方向に対する前記第2方向の傾きと異なる、請求項1に記載のドライブユニット。
【請求項3】
前記他方の側面の前記貫通孔には、人力駆動力、および、前記ハウジングの内部空間に配置される電気モータからのモータ駆動力が伝達される出力回転軸を配置できる、請求項2に記載のドライブユニット。
【請求項4】
前記入力回転軸は、回転中心軸心を有し、
前記第1連結孔、および、前記第2連結孔は、前記軸方向から見て同軸上に配置され、
前記第1方向は、前記挿通状態において、前記軸方向から見て、前記第1連結孔の中心と、前記回転中心軸心と、を通る参照直線に対して傾斜する第1直線によって定義され、
前記第2方向は、前記軸方向から見て、前記参照直線に対して傾斜する第2直線によって定義され、
前記第1直線、および、前記参照直線によって定義される第1角度は、前記第2直線、および、前記参照直線によって定義される第2角度よりも大きい、請求項3に記載のドライブユニット。
【請求項5】
前記第1角度、および、前記第2角度の差は、35度以上45度以下の範囲内で設定される、請求項4に記載のドライブユニット。
【請求項6】
前記第1直線は、前記水平取付状態、かつ、前記挿通状態において、前記軸方向から見て、前記回転中心軸心の下方を通るように、前記参照直線に対して傾斜する、請求項4に記載のドライブユニット。
【請求項7】
前記第1直線は、前記軸方向から見て、前記第1連結部の先端部、および、前記第1連結孔を通る、請求項4に記載のドライブユニット。
【請求項8】
前記第1直線は、前記軸方向から見て、前記第1連結孔を二等分する直線である、請求項4に記載のドライブユニット。
【請求項9】
前記第1連結部は、前記軸方向から見て、前記第1直線に対して線対称になる1対の第1外縁部を有する、請求項8に記載のドライブユニット。
【請求項10】
前記軸方向から見て前記1対の第1外縁部に沿う1対の第1外縁部直線は、互いに交差する、請求項9に記載のドライブユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用のドライブユニットの技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、人力駆動車用のドライブユニットが知られている。例えば、特許文献1のドライブユニットは、ボルトによってフレームに取り付け可能な後部フランジ部を含むハウジングを備える。ハウジングには、クランク軸が挿通される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-168314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ドライブユニットのハウジングには、荷重が作用する。例えば、ハウジングには、クランク軸に連結されるペダルがライダによって踏み込まれる場合に、荷重が作用する。従来のドライブユニットにおいて、ハウジングに荷重が作用する場合に、応力の集中を緩和できる技術が望まれる。
【0005】
本開示の目的の1つは、応力の集中を緩和できるドライブユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1側面に従うドライブユニットは、人力駆動車用のドライブユニットであって、貫通孔が形成される2つの側面と、2つの側面の一方の側面に設けられる第1連結部と、2つの側面の他方の側面に設けられる第2連結部と、を含み、人力駆動力が入力される入力回転軸を貫通孔に挿通可能なハウジングを備え、第1連結部は、入力回転軸が貫通孔に挿通される挿通状態において、入力回転軸の軸方向に貫通し、人力駆動車に第1連結部を取り付ける第1ファスナに連結するように構成される第1連結孔を有し、第2連結部は、軸方向から見て、第1連結部と少なくとも部分的に重複し、人力駆動車に第2連結部を取り付ける第2ファスナに連結するように構成される第2連結孔を有し、第1連結部は、軸方向から見て、一方の側面から第1方向に延びるように配置され、第2連結部は、軸方向から見て、他方の側面から第1方向とは異なる第2方向に延びるように配置される。
第1側面のドライブユニットによれば、2つの側面に作用する荷重の方向に応じて、第1連結部、および、第2連結部を適切に配置できるため、応力の集中を緩和できる。
【0007】
第1側面に従う第2側面のドライブユニットにおいて、第1ファスナ、および、第2ファスナによって、第1連結部、および、第2連結部が人力駆動車に取り付けられ、かつ、人力駆動車の全ての車輪が水平な地面に接触した水平取付状態において、鉛直方向に対する第1方向の傾きは、鉛直方向に対する第2方向の傾きと異なる。
第2側面のドライブユニットによれば、応力の集中を緩和できる。
【0008】
第2側面に従う第3側面のドライブユニットにおいて、他方の側面の貫通孔には、人力駆動力、および、ハウジングの内部空間に配置される電気モータからのモータ駆動力が伝達される出力回転軸を配置できる。
第3側面のドライブユニットによれば、他方の側面に出力回転軸を配置できるハウジングにおいて、応力の集中を緩和できる。
【0009】
第3側面に従う第4側面のドライブユニットにおいて、入力回転軸は、回転中心軸心を有し、第1連結孔、および、第2連結孔は、軸方向から見て同軸上に配置され、第1方向は、挿通状態において、軸方向から見て、第1連結孔の中心と、回転中心軸心と、を通る参照直線に対して傾斜する第1直線によって定義され、第2方向は、軸方向から見て、参照直線に対して傾斜する第2直線によって定義され、第1直線、および、参照直線によって定義される第1角度は、第2直線、および、参照直線によって定義される第2角度よりも大きい。
第4側面のドライブユニットによれば、第1角度を第2角度よりも大きくすることによって、第1連結部、および、第2連結部を適切に配置できるため、応力の集中を緩和できる。
【0010】
第4側面に従う第5側面のドライブユニットにおいて、第1角度、および、第2角度の差は、35度以上45度以下の範囲内で設定される。
第5側面のドライブユニットによれば、第1角度、および、第2角度の差を適切に設定できるため、応力の集中をさらに緩和できる。
(【0011】以降は省略されています)

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