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公開番号2025125867
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024022096
出願日2024-02-16
発明の名称人力駆動車用の制御装置
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 6/45 20100101AFI20250821BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】モータを好適に制御できる人力駆動車用の制御装置を提供する。
【解決手段】人力駆動車用の制御装置であって、前記人力駆動車に推進力を付与するモータを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記モータによるアシストレベルを変更可能に構成され、ユーザによって操作されるように構成される第1操作部が操作される場合、前記モータによる前記アシストレベルを減少させ、前記アシストレベルが減少した状態において、前記ユーザによる前記第1操作部への操作とは異なる所定条件が満たされる場合、前記アシストレベルを増加させるように、前記モータを制御するように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用の制御装置であって、
前記人力駆動車に推進力を付与するモータを制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記モータによるアシストレベルを変更可能に構成され、
ユーザによって操作されるように構成される第1操作部が操作される場合、前記モータによる前記アシストレベルを減少させ、
前記アシストレベルが減少した状態において、前記ユーザによる前記第1操作部への操作とは異なる所定条件が満たされる場合、前記アシストレベルを増加させるように、前記モータを制御するように構成される、制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記モータの制御状態を、第1制御状態および第2制御状態のいずれかに設定するように構成され、
前記制御状態が前記第1制御状態の場合、前記アシストレベルが所定アシストレベルになるように前記モータを制御するように構成され、
前記制御状態が前記第2制御状態の場合、前記アシストレベルが前記所定アシストレベルよりも低くなるように前記モータを制御するように構成され、
前記第1制御状態において前記第1操作部が操作される場合、前記制御状態を前記第2制御状態に設定し、
前記第2制御状態において前記所定条件が満たされる場合、前記制御状態を前記第2制御状態から前記第1制御状態に変更するように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1制御状態において、前記人力駆動車の走行状態、前記人力駆動車の走行環境、および、ユーザによって操作されるように構成される第2操作部への操作の少なくとも1つに応じて、前記アシストレベルを変更可能に構成される、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2制御状態において、前記アシストレベルが前記所定アシストレベルよりも低い第1アシストレベルに維持されるように前記モータを制御するように構成される、請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2制御状態において、前記アシストレベルが第2アシストレベル以下になるように前記モータを制御するように構成される、請求項2に記載の制御装置。
【請求項6】
前記所定条件は、前記人力駆動車の走行状態および前記人力駆動車の走行環境の少なくとも1つに関するパラメータを含む、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記パラメータは、車速を含み、
前記所定条件は、前記車速が所定車速以上の場合に満たされる、請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記所定車速は、35km/h以上、かつ、45km/h以下である、請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記パラメータは、前記人力駆動車のクランク軸の回転量を含み、
前記所定条件は、前記回転量が所定回転量以上の場合に満たされる、請求項6に記載の制御装置。
【請求項10】
前記所定回転量は、720度以上、かつ、2160度以下である、請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、例えば、人力駆動車の推進をアシストするモータを含む人力駆動車用のコンポーネントが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-209159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、モータを好適に制御できる人力駆動車用の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車用の制御装置であって、前記人力駆動車に推進力を付与するモータを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記モータによるアシストレベルを変更可能に構成され、ユーザによって操作されるように構成される第1操作部が操作される場合、前記モータによる前記アシストレベルを減少させ、前記アシストレベルが減少した状態において、前記ユーザによる前記第1操作部への操作とは異なる所定条件が満たされる場合、前記アシストレベルを増加させるように、前記モータを制御するように構成される。
第1側面の制御装置によれば、制御部は、ユーザの意図に応じて、アシストレベルを減少させることができるため、モータを好適に制御できる。第1側面の制御装置によれば、制御部は、アシストレベルが減少した状態から、アシストレベルを増加させるためのユーザによる第1操作部への操作を省略できるため、ユーザビリティに貢献できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面の制御装置において、前記制御部は、前記モータの制御状態を、第1制御状態および第2制御状態のいずれかに設定するように構成され、前記制御状態が前記第1制御状態の場合、前記アシストレベルが所定アシストレベルになるように前記モータを制御するように構成され、前記制御状態が前記第2制御状態の場合、前記アシストレベルが前記所定アシストレベルよりも低くなるように前記モータを制御するように構成され、前記第1制御状態において前記第1操作部が操作される場合、前記制御状態を前記第2制御状態に設定し、前記第2制御状態において前記所定条件が満たされる場合、前記制御状態を前記第2制御状態から前記第1制御状態に変更するように構成される。
第2側面の制御装置によれば、制御部は、ユーザの意図に応じて、制御状態を第1制御状態から第2制御状態に切り替えることができる。第2側面の制御装置によれば、制御部は、ユーザが第1操作部を操作することなく、制御状態を第2制御状態から第1制御状態に切り替えることができる。
【0007】
本開示の第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記制御部は、前記第1制御状態において、前記人力駆動車の走行状態、前記人力駆動車の走行環境、および、ユーザによって操作されるように構成される第2操作部への操作の少なくとも1つに応じて、前記アシストレベルを変更可能に構成される。
第3側面の制御装置によれば、制御部は、第1制御状態において、人力駆動車の走行状態、人力駆動車の走行環境、および、第2操作部への操作の少なくとも1つに応じて、アシストレベルを好適に変更できる。
【0008】
本開示の第2または3側面に従う第4側面の制御装置において、前記制御部は、前記第2制御状態において、前記アシストレベルが前記所定アシストレベルよりも低い第1アシストレベルに維持されるように前記モータを制御するように構成される。
第4側面の制御装置によれば、制御部は、第2制御状態におけるアシストレベルを第1アシストレベルに維持できる。したがって、ライダがアシストレベルを把握しやすい。
【0009】
本開示の第2から4側面のいずれか1つに従う第5側面の制御装置において、前記制御部は、前記第2制御状態において、前記アシストレベルが第2アシストレベル以下になるように前記モータを制御するように構成される。
第5側面の制御装置によれば、制御部は、第2制御状態におけるアシストレベルを第2アシストレベル以下にできる。
【0010】
本開示の第1から第5側面のいずれか1つに従う第6側面の制御装置において、前記所定条件は、前記人力駆動車の走行状態および前記人力駆動車の走行環境の少なくとも1つに関するパラメータを含む。
第6側面の制御装置によれば、制御部は、アシストレベルが減少した状態において、人力駆動車の走行状態および人力駆動車の走行環境の少なくとも1つに関するパラメータに応じて、アシストレベルを増加させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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