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公開番号
2025129693
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026505
出願日
2024-02-26
発明の名称
ヘアケア製品
出願人
日本製紙株式会社
,
株式会社MARVELOUS
,
株式会社マツモト交商
代理人
個人
主分類
A61K
8/73 20060101AFI20250829BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 毛髪に適用することにより、ブラッシング時の静電気の発生及び引っ掛かりを抑制することが可能であり、毛髪のまとまりや手触りを改善することが可能なヘアケア製品を提供する。
【解決手段】 セルロースナノファイバー、高級脂肪酸及びノニオン性界面活性剤を含有する。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
セルロースナノファイバー、高級脂肪酸及びノニオン性界面活性剤を含有するヘアケア製品。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記セルロースナノファイバーがアニオン変性セルロースナノファイバーである請求項1に記載のヘアケア製品。
【請求項3】
前記アニオン変性セルロースナノファイバーが、カルボキシル化セルロースナノファイバーまたはカルボキシアルキル化セルロースナノファイバーである請求項2に記載のヘアケア製品。
【請求項4】
前記アニオン変性セルロースナノファイバーが、カルボキシメチル置換度が0.01~0.50の範囲内であるカルボキシメチル化セルロースナノファイバーである請求項3に記載のヘアケア製品。
【請求項5】
さらにカルボキシメチル化セルロースを含有する請求項1又は2に記載のヘアケア製品。
【請求項6】
前記高級脂肪酸が、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、cis-バクセン酸、エイコセン酸、リグノセリン酸、アラキジン酸からなる群より選択される1種以上である、請求項1又は2に記載のヘアケア製品。
【請求項7】
前記ノニオン性界面活性剤がカルボン酸エステルである、請求項1又は2に記載のヘアケア製品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、セルロースナノファイバー及び高級脂肪酸を含有するヘアケア製品に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
加齢に伴い、髪の毛が細くなり毛髪全体のボリューム感の低下がみられたり、皮脂分泌の低下により頭皮が乾燥し、結果として、毛髪に静電気が発生しやすいという問題があることが知られている。また、毛髪に静電気が発生すると、毛髪同士がくっついたり、膨らんだりするため、まとまりにくくヘアスタイルが崩れやすいという問題もあった。
【0003】
毛髪の静電気の影響を軽減する方法として、保湿効果のあるヘアオイルを使用したり、ヘアスプレーを使用して毛髪をまとめたりすることが行われている。例えば特許文献1では油剤と、増粘剤としての変性セルロース繊維とを80℃程度に加温し、相溶することにより、ヘアオイルを得たことが記載されている。また、得られたヘアオイルは、変性セルロース繊維により油剤が増粘されることで適度な粘性を有するため、手に取ったときに指の間からたれ落ちにくく、使用感に優れることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/186260号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のヘアオイルは、水分が含まれていないため、若干重い付け心地となるものであり、また静電気の影響を軽減する効果が十分なものではなかった。また、ヘアケア製品には、毛髪に適用した後の指通りが良いこと、ブラッシング時の引っ掛かりが少ないこと、手触りが良いことなどが求められる。
【0006】
そこで本発明では、毛髪に適用することにより、ブラッシング時の静電気の発生及び引っ掛かりを抑制することが可能であり、毛髪のまとまりや手触りを改善することが可能なヘアケア製品を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討の結果、下記にて課題を解決できることを見出した。
(1) セルロースナノファイバー、高級脂肪酸及びノニオン性界面活性剤を含有するヘアケア製品。
(2) 前記セルロースナノファイバーがアニオン変性セルロースナノファイバーである(1)に記載のヘアケア製品。
(3) 前記アニオン変性セルロースナノファイバーが、カルボキシル化セルロースナノファイバーまたはカルボキシアルキル化セルロースナノファイバーである(2)に記載のヘアケア製品。
(4) 前記アニオン変性セルロースナノファイバーが、カルボキシメチル置換度が0.01~0.50の範囲内であるカルボキシメチル化セルロースナノファイバーである(3)に記載のヘアケア製品。
(5) さらにカルボキシメチル化セルロースを含有する(1)又は(2)に記載のヘアケア製品。
(6) 前記高級脂肪酸が、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、cis-バクセン酸、エイコセン酸、リグノセリン酸、アラキジン酸からなる群より選択される1種以上である、(1)又は(2)に記載のヘアケア製品。
(7) 前記ノニオン性界面活性剤がカルボン酸エステルである、(1)又は(2)に記載のヘアケア製品。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、毛髪に適用することにより、ブラッシング時の静電気の発生及び引っ掛かりを抑制することが可能であり、毛髪のまとまりや手触りを改善することが可能なヘアケア製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1、比較例1、比較例2、及びコントロールのヘアミストを適用した試料に対する荷重試験の結果を示すグラフである。
実施例1、比較例1、比較例2、及びコントロールのヘアミストを適用した試料に対する静電気試験の結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下本発明の詳細を説明するが、特に記載のない場合「AA~BB%」等という記載は、「AA%以上BB%以下」をあらわすものとする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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