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公開番号2025164708
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2025051984
出願日2025-03-26
発明の名称粉末状セルロース
出願人日本製紙株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類C08B 15/08 20060101AFI20251023BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、樹脂組成物とした際に着色を抑えることができる粉末状セルロースを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、粒子径D.50が10~100μmであり、カッパー価が1.5以下である粉末状セルロースであって、前記粉末状セルロースのセルロース原料における白色度が83%以上である、粉末状セルロースを提供する。粉末状セルロースは、熱分析装置(TG)において20℃/分の条件で昇温した際の110℃~300℃における熱重量減少率が5%未満であることが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
粒子径D50が10~100μmであり、カッパー価が1.5以下である粉末状セルロースであって、前記粉末状セルロースのセルロース原料における白色度が83%以上である、粉末状セルロース。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
熱分析装置(TG)において20℃/分の条件で昇温した際の110℃~300℃における熱重量減少率が5%未満である、請求項1に記載の粉末状セルロース。
【請求項3】
原料パルプが針葉樹由来パルプである、請求項1又は2に記載の粉末状セルロース。
【請求項4】
原料パルプが広葉樹由来パルプである、請求項1又は2に記載の粉末状セルロース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粉末状セルロースに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、粉末状セルロースは、ゴム、プラスチック等の樹脂材料の強化剤として用いられている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-012875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
粉末状セルロースを含む樹脂組成物の使用用途の一つとして、家電筐体や自動車の内装、外装部品などの外観部品に用いられている。外観部品に要求される特性として剛性や衝撃強度などの機械的強度に加え、例えば白色系の家電筐体や自動車の部品に使用される場合は、樹脂組成物の色味が重要視されており、透明もしくは白色に近い色である必要がある。
しかしながら、一般的なセルロース繊維は加熱により着色するため、粉末状セルロースを多く含む樹脂組成物を射出成型する場合、粉末状セルロース由来の着色が問題となっている。
【0005】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、樹脂組成物とした際の着色を抑えることができる粉末状セルロースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の〔1〕~〔4〕を提供する。
〔1〕粒子径D50が10~100μmであり、カッパー価が1.5以下である粉末状セルロースであって、前記粉末状セルロースのセルロース原料における白色度が83%以上である、粉末状セルロース。
〔2〕熱分析装置(TG)において20℃/分の条件で昇温した際の110℃~300℃における熱重量減少率が5%未満である、〔1〕に記載の粉末状セルロース。
〔3〕原料パルプが針葉樹由来パルプである、〔1〕又は〔2〕に記載の粉末状セルロース。
〔4〕原料パルプが広葉樹由来パルプである、〔1〕又は〔2〕に記載の粉末状セルロース。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、樹脂組成物とした際の着色を抑えることができる粉末状セルロースを提供することが可能となる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
〔1.粉末状セルロース〕
本発明の粉末状セルロースは、粒子径D50が10~100μmであり、カッパー価が1.5以下である粉末状セルロースであって、前記粉末状セルロースの原料パルプにおける白色度が83%以上である。
【0009】
〔1.1.粒子径〕
粉末状セルロースの粒子径は、体積蓄積分布の積算値が10%、50%、90%となるときの粒子径分布(10%径、50%径、90%径、それぞれ、D.10、D.50、D.90)として表すことができる。本明細書において粒子径は、湿式測定(超音波照射あり)にて得られたD.50の値を指す。
【0010】
本発明の粒子径D.50(D50)は、10~100μmが好ましく、15~80μmがより好ましく、20~60μmがさらに好ましい。一般に粒子径が大きいほど、繊維同士の絡まりが高まる傾向にある。さらに、上記の範囲であることにより、樹脂、ゴム等に添加した際にそれらの特性を損なわずに適切に強度を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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