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公開番号
2025129680
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026474
出願日
2024-02-26
発明の名称
ハードディスク駆動装置
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G11B
33/12 20060101AFI20250829BHJP(情報記憶)
要約
【課題】ハードディスク駆動装置において、カバーと筐体内部の空間に配置される構造物の締結部位の間に密封性を高める構造を提供する。
【解決手段】ハードディスク駆動装置1は、底面部11と、底面部11の全周の縁部に沿って底面部11に直交する方向に延びる側壁部12と、を有するベースプレート10と、側壁部12よりも内側に設けられ、雌ねじ部5e、5f、71を有する構造体と、板状で、裏面24が底面部11と対向するようにベースプレート10に固定され、構造体と対向する位置に貫通孔22bを有するカバー20と、貫通孔22bに挿入され、雌ねじ部5e、5f、71と嵌合する雄ねじ部を有するねじ40と、構造体とカバー20との間、及び、カバー20とねじ40との間の少なくとも一方に配置され、環状に形成された第1封止部材121と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
底面部と、前記底面部の全周の縁部に沿って前記底面部に直交する方向に延びる側壁部と、を有するベースプレートと、
前記側壁部よりも内側に設けられ、雌ねじ部を有する構造体と、
板状で、一方の面が前記底面部と対向するように前記ベースプレートに固定され、前記構造体と対向する位置に貫通孔を有するカバーと、
前記貫通孔に挿入され、前記雌ねじ部と嵌合する雄ねじ部を有する締結体と、
前記構造体と前記カバーとの間、及び、前記カバーと前記締結体との間の少なくとも一方に配置され、環状に形成された第1封止部材と、
を備えるハードディスク駆動装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記締結体及び前記第1封止部材との間に配置された第2封止部材を更に備える、請求項1に記載のハードディスク駆動装置。
【請求項3】
前記第1封止部材は、液体ガスケットである、請求項1または2に記載のハードディスク駆動装置。
【請求項4】
前記カバーは、前記一方の面と背向する他方の面と、前記他方の面から凹む凹部を更に有し、
前記凹部は、前記貫通孔を中心に設けられ前記締結体を前記他方の面から凹んだ部位に収容する第1凹部と、前記第1凹部と連続して設けられ前記貫通孔の軸方向視において前記第1凹部よりも外径が大きい第2凹部と、を有し、
前記第2凹部に前記第1凹部を覆うように設けられた第3封止部材を更に備える、
請求項1または2に記載のハードディスク駆動装置。
【請求項5】
前記第1凹部において、前記締結体に塗布される第4封止部材を更に備える、請求項4に記載のハードディスク駆動装置。
【請求項6】
前記第4封止部材は、液体ガスケットである、請求項5に記載のハードディスク駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハードディスク駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ハードディスク駆動装置の筐体は、ベースプレートと、カバーとで構成される。筐体内部には、高速で回転する記録ディスクと、記録ディスクの回転によって発生する空気流により浮上している磁気ヘッドが配置されている。記録ディスクと磁気ヘッドの間の隙間は、数ナノメートルから数十ナノメートルである。したがって、筐体内部の清浄度は、高く保たれる必要がある。
【0003】
筐体内部の清浄度を高く保つ方法として、筐体の密封性を高めることが考えられる。例えば、特許文献1には、ベースプレートとカバーとの間にガスケットが配置されたハードディスク駆動装置が開示されている。
【0004】
カバーは、ベースプレートとの間にガスケットが配置された状態で、ベースプレートにねじ部品によって締結される。ここで、締結部位は、ベースプレートの外縁部の他に、筐体内部の空間に配置されるスピンドルモータのシャフト、ピボットポスト等の構造物がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-1990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
図11は、従来のハードディスク駆動装置201の断面図である。ベースプレート210とカバー220の間には、ガスケット230が配置されている。一方、図12に示すように、ねじ240によって締結されるカバー220とスピンドルモータのシャフト270の締結部位の間には、ガスケットは配置されていない。このような、カバーと筐体内部の空間に配置される構造物の締結部位においても密封性を高める構造の適用が望まれている。
【0007】
本発明は、ハードディスク駆動装置において、カバーと筐体内部の空間に配置される構造物の締結部位の間に密封性を高める構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するために、底面部と、前記底面部の全周の縁部に沿って前記底面部に直交する方向に延びる側壁部と、を有するベースプレートと、前記側壁部よりも内側に設けられ、雌ねじ部を有する構造体と、板状で、一方の面が前記底面部と対向するように前記ベースプレートに固定され、前記構造体と対向する位置に貫通孔を有するカバーと、前記貫通孔に挿入され、前記雌ねじ部と嵌合する雄ねじ部を有する締結体と、前記構造体と前記カバーとの間、及び、前記カバーと前記締結体との間の少なくとも一方に配置され、環状に形成された第1封止部材と、を備えるハードディスク駆動装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、カバーと筐体内部の空間に配置される構造物の締結部位の間に密封性を高める構造を有するハードディスク駆動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ハードディスク駆動装置1の斜視図である。
ハードディスク駆動装置1の断面図である。
カバー20の部分断面図である。
図2のスピンドルモータ3の部分断面図である。
図2のV部拡大図である。
変形例における図2のV部拡大図である。
変形例における図2のV部拡大図である。
変形例における図2のV部拡大図である。
変形例における図2のV部拡大図である。
変形例における図2のV部拡大図である。
従来のハードディスク駆動装置201の断面図である。
図11のXII部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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