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公開番号
2025129649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026421
出願日
2024-02-26
発明の名称
キャップ開閉具
出願人
日本クロージャー株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B67B
7/18 20060101AFI20250829BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】持ち忘れを軽減可能で、かつ誤った使用を抑制可能とすることで、破損を抑制することができ、また、設計自由度を高めることができるキャップ開閉具を提供する。
【解決手段】環状部材100と、収納部材200と、環状部材100と収納部材200とを繋ぐヒンジ部300と、を備え、環状部材100は、ヒンジ部300とは周方向に異なる位置に設けられ、収納部材200に対しキャップを開閉させる回転方向に対して係合する取っ手部140と、環状部材100が第2の開口部210に収納された状態における携帯品側からその反対側に向けて、貫通孔110へのキャップの嵌合を阻止する逆挿入阻止部としての突出部112と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器のキャップに対して嵌合可能かつキャップを開閉させる回転方向に対して係合可能な第1の開口部を有する環状部と、
前記環状部を収納可能な第2の開口部を有し、かつ携帯品に取り付けられる収納部と、
前記第2の開口部に対して前記環状部を収納した状態と前記第2の開口部から前記環状部を離間させた状態とを取り得ることを可能としつつ、前記環状部と前記収納部とを繋ぐ繋ぎ部と、
を備え、
前記環状部は、
前記繋ぎ部とは周方向に異なる位置に設けられ、前記収納部に対し前記回転方向に対して係合する係合部と、
前記環状部が前記第2の開口部に収納された状態における前記携帯品側からその反対側に向けて、前記第1の開口部への前記キャップの嵌合を阻止する逆挿入阻止部と、
を備えることを特徴とするキャップ開閉具。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記逆挿入阻止部は、前記第1の開口部における前記携帯品側の端部において、開口中心に向かって突出する少なくとも一つの突出部により構成されることを特徴とする請求項1に記載のキャップ開閉具。
【請求項3】
前記突出部は、前記第1の開口部の内周面において開口中心に対して前記繋ぎ部側の180°の範囲内に設けられることを特徴とする請求項2に記載のキャップ開閉具。
【請求項4】
前記第1の開口部の内周面と前記携帯品側の端面との間のうち前記突出部が設けられていない部分は、円錐面状の面取り部が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のキャップ開閉具。
【請求項5】
前記環状部は少なくとも一つの取っ手部を有し、かつ、前記収納部は、前記少なくとも一つの取っ手部における各先端の一部を除く部位をそれぞれ収納する少なくとも一つの溝部を有しており、
前記少なくとも一つの取っ手部が前記係合部であることを特徴とする請求項1に記載のキャップ開閉具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器のキャップを開閉するキャップ開閉具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
高齢者など握力の低い者でも、ペットボトルなどの容器のキャップを容易に開閉できるようにするためのキャップ開閉具(キャップオープナー)が知られている。このようなキャップ開閉具は、一般的には、生活必需品としては捉え難く、外出の際などに持ち忘れしやすく、外出先で容器のキャップを開けるのに苦労する場合がある。そこで、本願の出願人は、スマートフォンなどの携帯品に取り付けることで、持ち忘れを軽減可能なキャップ開閉具に関する技術を提供している(特許文献1参照)。
【0003】
図10及び図11を参照して、この技術について簡単に説明する。図10は従来例に係るキャップ開閉具の斜視図である。図11は従来例に係るキャップ開閉具をキャップに嵌合した状態を示す模式的断面図の一部である。図示のキャップ開閉具10Pは、キャップに対して嵌合可能、かつキャップを開閉させる回転方向に対して係合可能な貫通孔(第1の開口部)110Pを有する環状部材100Pと、環状部材100Pを収納可能な収納部材200Pと、ヒンジ部300Pとを備えている。このキャップ開閉具10Pは、収納部材200Pにおける図10中の下面側が携帯品600に取り付けられて使用される。
【0004】
環状部材100Pの外周面120Pは多角形状で構成され、収納部材200Pの内周面210Pも多角形状で構成されている。これにより、収納部材200Pに環状部材100Pが収納された状態で、収納部材200Pが回転すると、内周面210Pと外周面120Pが回転方向に係合し、環状部材100Pに回転力が作用する。また、この技術においては、環状部材100Pに設けられた取っ手部140Pが、収納部材200Pに設けられた溝部240Pの側面にも係合するように構成されており、この部分からも回転力が伝わる。
【0005】
以上のように構成されるキャップ開閉具10Pを利用して、キャップ720を開閉する場合の動作について図11を参照して説明する。まず、図11(a)に示すように、収納部材200Pに環状部材100Pが収納された状態で、貫通孔110Pにキャップ720を挿入させる。これにより、貫通孔110Pの内周面に設けられたローレット部と、キャップ720の外周面に設けられたナール部721が噛み合った状態となる。この状態で、携帯品600を回転させることで、収納部材200Pから環状部材100Pへと回転力が伝わって、キャップ720を開閉させることができる。
【0006】
このキャップ開閉具10Pの場合、収納部材200Pに対して環状部材100Pが収納された状態から環状部材100Pを180°回転させた状態としても、携帯品600に干渉することなく、貫通孔110Pにキャップ720を挿入させることができる(図11(b)参照)。この状態でも、携帯品600を回転させることで、収納部材200Pから環状部材100Pへと回転力が伝わって、キャップ720を開閉させることは可能である。
【0007】
しかしながら、この場合には、ヒンジ部300Pを通じてのみ、収納部材200Pから環状部材100Pへと回転力が伝わるため、ヒンジ部300Pに応力が集中してしまう。そのため、各種部材の材料や構造によっては、ヒンジ部300Pが破損してしまうおそれがある。または、ヒンジ部300の破損防止のために、各種部材の材料や構造を考慮する必要が生じるため設計自由度が低くなってしまう。
【0008】
なお、貫通孔110Pに対してキャップ720を挿入する方向は、図11(a)と図11(b)では逆方向である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2023-96452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、持ち忘れを軽減可能で、かつ誤った使用を抑制可能とすることで、破損を抑制することができ、また、設計自由度を高めることができるキャップ開閉具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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