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公開番号
2025129631
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026390
出願日
2024-02-26
発明の名称
光造形装置
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B29C
64/129 20170101AFI20250829BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】単位時間あたりの造形効率の向上を実現できる光造形装置を提供すること。
【解決手段】光造形装置10は、底面に光透過プレート14が設けられて光硬化性樹脂をそれぞれ貯留する複数の造形槽11と、光透過プレート14を通じて、造形槽11の光硬化性樹脂に該光硬化性樹脂を硬化させる光をそれぞれ照射する光照射部20と、を備え、光照射部20は、単一の光源21と、光源21の光を変調する画像形成素子27と、画像形成素子27で変調された光を複数に分割して光透過プレート14にそれぞれ導く分光光学系30と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
底面に光透過部が設けられて光硬化性樹脂をそれぞれ貯留する複数の造形槽と、
前記光透過部を通じて、前記造形槽の光硬化性樹脂に該光硬化性樹脂を硬化させる光をそれぞれ照射する光照射部と、を備え、
前記光照射部は、単一の光源と、
前記光源の光を変調する光変調素子と、
前記光変調素子で変調された光を複数に分割して前記光透過部にそれぞれ導く光学系と、を備える光造形装置。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記光学系は、前記光変調素子で変調された前記光の光量を複数に分割する請求項1に記載の光造形装置。
【請求項3】
前記光学系は、前記光変調素子で変調された前記光を単一の波長ごとに複数に分割する請求項1に記載の光造形装置。
【請求項4】
前記光学系において、分割された複数の前記光の前記光透過部までの光路長が等しい請求項1に記載の光造形装置。
【請求項5】
分割された前記光の前記光透過部までの光路長を、前記波長ごとに調整する請求項3に記載の光造形装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光造形装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、液状の光硬化性樹脂に、例えば紫外線などの光を照射して、硬化した樹脂からなる三次元の造形物を形成する光造形技術が知られている。特許文献1には、いわゆる規制液面方式として、光硬化性樹脂を貯留した造形槽(液槽)の底面に設けた光透過窓を通じて、この光透過窓に対向配置された基台に向けて造形物の所定の高さ位置における所定断面に対応する光を照射し、この基台の下面に所定断面と同形状に硬化した樹脂の層(硬化層)を成形する工程と、基台を造形槽に対して、所定高さだけ上方へ引き上げる工程とを繰り返すことで、硬化層を積層して目的とする造形物を成形する光造形技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-62841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種の光造形技術では、所定厚みに硬化させた硬化層を1層ずつ積層するため、造形時間が長くなる傾向にあり、単位時間あたりの造形効率(スループット)の向上が望まれており、この点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、単位時間あたりの造形効率の向上を実現できる光造形装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる光造形装置は、底面に光透過部が設けられて光硬化性樹脂をそれぞれ貯留する複数の造形槽と、光透過部を通じて、造形槽の光硬化性樹脂に該光硬化性樹脂を硬化させる光をそれぞれ照射する光照射部と、を備え、光照射部は、単一の光源と、光源の光を変調する光変調素子と、光変調素子で変調された光を複数に分割して光透過部にそれぞれ導く光学系と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数の造形物の造形を同時に行うことができるため、単位時間あたりの造形効率の向上を実現できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態にかかる光造形装置の基本構成を示す模式図である。
図2は、図1の光造形装置における光照射部の分光光学系の構成を示す模式図である。
図3は、第二実施形態にかかる光造形装置の基本構成を示す模式図である。
図4は、図3の光造形装置における光照射部の分光光学系の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
【0010】
また、以下の実施形態の説明において、特段のただし書きがない限り、硬化していない液状の光硬化性樹脂を単に光硬化性樹脂という。また、後述するプラットホームまたは該プラットホームに保持される造形物と光透過プレートとの間に設けられ、光照射によりこれから硬化される所定厚みの光硬化性樹脂の層を、光硬化性樹脂層あるいは単に樹脂層という。また、液状の光硬化性樹脂を硬化させて形成した光造形物を、三次元造形物あるいは単に造形物という。この三次元造形物は、形成する複数の硬化層をすべて積層した完成品に限るものではなく、途中の硬化層まで積層した段階の未完成品も含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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