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公開番号2025127730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024615
出願日2024-02-21
発明の名称通信装置及び通信方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類H04M 1/00 20060101AFI20250826BHJP(電気通信技術)
要約【課題】着信通知情報の出力状況に対応して効率良く音声を記録することができるため、音声を途切れさせずに出力すること。
【解決手段】通信装置(100)は、他の通信装置とデータを送受信する通信部(110)と、通信部(110)で受信したデータから着信情報および音声データを検出し、音声データの無音状態と有音状態との切り替わりを検出する検出部(120)と、着信情報に応じて出力される着信通知情報の出力中に、音声データが無音状態から有音状態へ切り替わったことを検出した場合、音声データの記録を開始する記録制御部(160)と、着信通知情報の出力の終了後に、記録した音声データの再生を制御する再生部(140)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
他の通信装置とデータを送受信する通信部と、
前記通信部で受信した前記データから着信情報および音声データを検出し、前記音声データの無音状態と有音状態との切り替わりを検出する検出部と、
前記着信情報に応じて出力される着信通知情報の出力中に、前記音声データが無音状態から有音状態へ切り替わったことを検出した場合、前記音声データの記録を開始する記録制御部と、
前記着信通知情報の出力の終了後に、前記記録した音声データの再生を制御する再生部と、
を備える通信装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記記録制御部は、前記音声データの記録中に、前記音声データが有音状態から無音状態へ切り替わったことを検出した際に、前記着信通知情報の出力が終了していない場合、前記音声データの記録を継続する
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記記録制御部は、前記音声データの記録中に、前記音声データが有音状態から無音状態へ切り替わったことを検出した際に、前記着信通知情報の出力が終了していた場合、前記音声データの記録を終了する
請求項1又は2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記通信部は、前記音声データの記録の終了後に、前記記録に関する記録属性情報を、前記他の通信装置へ送信する
請求項3に記載の通信装置。
【請求項5】
コンピュータが、
他の通信装置とデータを送受信するステップと、
受信した前記データから着信情報および音声データを検出し、前記音声データの無音状態と有音状態との切り替わりを検出するステップと、
前記着信情報に応じて出力される着信通知情報の出力中に、前記音声データが無音状態から有音状態へ切り替わったことを検出した場合、前記音声データの記録を開始するステップと、
前記着信通知情報の出力の終了後に、前記記録した音声データの再生を制御するステップと、
を行う通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信装置及び通信方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、入力音声を録音するための録音処理装置に関する技術が開示されている。特許文献1にかかる録音処理装置は、録音処理の開始イベントの発生毎に管理ファイルを作成し、音声データを格納するデータファイルを録音処理の開始毎に作成し、作成中のデータファイルに関する付加情報を当該管理ファイルに記録する。また、特許文献1にかかる録音処理装置は、入力音声に対応するディジタル信号から無音区間を検出し、無音区間を検出したとき録音処理を停止し、該停止後にディジタル信号から有音を検出したとき、新たなデータファイルを用いた録音処理を開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-221565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、音声通話における受信側の通信装置である受信端末は、一般的に、他の通信装置である送信端末からの通話に関するデータを受信した際に、受信端末のユーザに向けて着信を通知するための情報である着信通知情報を出力する。着信通知情報は、あらかじめ定められた時間で出力される。着信通知情報の出力時間は、受信端末により異なることが多い。そのため、受信端末が着信通知情報の出力中に送信端末から音声を受信した場合、音声の先頭部分が出力されない、いわゆる「頭切れ」が発生してしまう場合がある。
【0005】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、着信通知情報の出力状況に対応した音声を出力するための通信装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る通信装置は、他の通信装置とデータを送受信する通信部と、前記通信部で受信した前記データから着信情報および音声データを検出し、前記音声データの無音状態と有音状態との切り替わりを検出する検出部と、前記着信情報に応じて出力される着信通知情報の出力中に、前記音声データが無音状態から有音状態へ切り替わったことを検出した場合、前記音声データの記録を開始する記録制御部と、前記着信通知情報の出力の終了後に、前記記録した音声データの再生を制御する再生部と、を備える。
【0007】
本開示に係る通信方法は、コンピュータが、他の通信装置とデータを送受信するステップと、受信した前記データから着信情報および音声データを検出し、前記音声データの無音状態と有音状態との切り替わりを検出するステップと、前記着信情報に応じて出力される着信通知情報の出力中に、前記音声データが無音状態から有音状態へ切り替わったことを検出した場合、前記音声データの記録を開始するステップと、前記着信通知情報の出力の終了後に、前記記録した音声データの再生を制御するステップと、を行う。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、着信通知情報の出力状況に対応して効率良く音声を記録することができるため、音声を途切れさせずに出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示にかかる通信装置の構成を示すブロック図である。
図2は、本開示にかかる着信時の処理の流れを示すフローチャートである。
図3は、本開示にかかる音声データの記録を開始する場合を説明するためのタイミングチャートである。
図4は、本開示にかかる音声データの記録を開始しない場合を説明するためのタイミングチャートである。
図5は、本開示にかかる記録した音声データの再生中の処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、本開示にかかる音声データの記録開始後の処理の流れを示すフローチャートである。
図7は、本開示にかかる音声データの記録を継続する場合を説明するためのタイミングチャートである。
図8は、本開示にかかる音声データの記録を終了する場合を説明するためのタイミングチャートである。
図9は、本開示にかかる通信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、本開示の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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