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公開番号
2025129386
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-04
出願番号
2025114384,2024172479
出願日
2025-07-07,2019-10-01
発明の名称
画像復号化装置、画像復号化方法及び画像復号化プログラム
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類
H04N
19/119 20140101AFI20250828BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像の符号化及び復号化に適したブロック分割を行うことにより、符号化効率を
向上させる技術を提供する。
【解決手段】ブロック分割部は、再帰的分割における対象ブロックを水平方向と垂直方向
とを各々半分に4分割して4つのブロックを生成する4分割部と、再帰的分割における対
象ブロックを水平方向または垂直方向に2分割または3分割して2つまたは3つのブロッ
クを生成する2-3分割部とを含み、2-3分割部は、対象ブロックを水平方向に分割し
たとすると、分割された対象ブロックがピクチャ境界の右側を超える場合は、対象ブロッ
クを水平方向に分割することを禁止し、対象ブロックを垂直方向に分割したとすると、分
割された対象ブロックがピクチャ境界の下側を超える場合は、対象ブロックを垂直方向に
分割することを禁止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
分割されたブロック単位で画像の復号化を行う画像復号化装置であって、
第1のブロックを4分割するか否かを示す第1のフラグと、前記第1のブロックを水平方向の分割線で分割するかまたは垂直方向の分割線で分割するかを示す第2のフラグと、前記第1のブロックを2分割するかまたは3分割するかを示す第3のフラグとを含むブロック分割情報を復号化する復号化部と、
前記ブロック分割情報に基づいて所定サイズの矩形に再帰的に前記画像を分割して前記第1のブロックを生成するブロック分割部とを備え、
前記ブロック分割部は、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向と垂直方向とを各々半分に4分割して4つのブロックを第2のブロックとして生成する4分割部と、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向または垂直方向に2分割または3分割して2つまたは3つのブロックを第3のブロックとして生成する2-3分割部とを含み、
前記2-3分割部は、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超え、かつ前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の下側を超えない場合、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割することを禁止して垂直方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割部は、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第2のブロックがピクチャ境界の下側を超え、かつ前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超えない場合、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割することを禁止して水平方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割部は、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界を超える場合は、前記第1のブロックを3分割することを禁止し、
前記2-3分割部は、前記画像を分割した128x128画素のツリーブロックがピクチャ境界の右下側を超える場合は、水平方向の分割線および垂直方向の分割線で前記ツリーブロックを2分割することを禁止し、
前記復号化部は、前記第1のフラグを復号して偽の場合に、前記対象ブロックを水平方向または垂直方向の分割線で分割することを禁止する条件において、前記第2のフラグを復号化せず、
前記復号化部は、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割することを禁止する条件において、前記第3のフラグを復号化しない、
ことを特徴とする画像復号化装置。
続きを表示(約 6,200 文字)
【請求項2】
分割されたブロック単位で画像の復号化を行う画像復号化方法であって、
第1のブロックを4分割するか否かを示す第1のフラグと、前記第1のブロックを水平方向の分割線で分割するかまたは垂直方向の分割線で分割するかを示す第2のフラグと、前記第1のブロックを2分割するかまたは3分割するかを示す第3のフラグとを含むブロック分割情報を復号化する復号化ステップと、
前記ブロック分割情報に基づいて所定サイズの矩形に再帰的に前記画像を分割して前記第1のブロックを生成するブロック分割ステップとを有し、
前記ブロック分割ステップは、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向と垂直方向とを各々半分に4分割して4つのブロックを第2のブロックとして生成する4分割ステップと、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向または垂直方向に2分割または3分割して2つまたは3つのブロックを第3のブロックとして生成する2-3分割ステップとを含み、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超え、かつ前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の下側を超えない場合、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割することを禁止して垂直方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第2のブロックがピクチャ境界の下側を超え、かつ前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超えない場合、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割することを禁止して水平方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界を超える場合は、前記第1のブロックを3分割することを禁止し、
前記2-3分割ステップは、前記画像を分割した128x128画素のツリーブロックがピクチャ境界の右下側を超える場合は、水平方向の分割線および垂直方向の分割線で前記ツリーブロックを2分割することを禁止し、
前記復号化ステップは、前記第1のフラグを復号して偽の場合に、前記対象ブロックを水平方向または垂直方向の分割線で分割することを禁止する条件において、前記第2のフラグを復号化せず、
前記復号化ステップは、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割することを禁止する条件において、前記第3のフラグを復号化しない、
ことを特徴とする画像復号化方法。
【請求項3】
分割されたブロック単位で画像の復号化を行う画像復号化プログラムであって、
第1のブロックを4分割するか否かを示す第1のフラグと、前記第1のブロックを水平方向の分割線で分割するかまたは垂直方向の分割線で分割するかを示す第2のフラグと、前記第1のブロックを2分割するかまたは3分割するかを示す第3のフラグとを含むブロック分割情報を復号化する復号化ステップと、
前記ブロック分割情報に基づいて所定サイズの矩形に再帰的に前記画像を分割して前記第1のブロックを生成するブロック分割ステップとをコンピュータに実行させ、
前記ブロック分割ステップは、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向と垂直方向とを各々半分に4分割して4つのブロックを第2のブロックとして生成する4分割ステップと、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向または垂直方向に2分割または3分割して2つまたは3つのブロックを第3のブロックとして生成する2-3分割ステップとを含み、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超え、かつ前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の下側を超えない場合、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割することを禁止して垂直方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第2のブロックがピクチャ境界の下側を超え、かつ前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超えない場合、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割することを禁止して水平方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界を超える場合は、前記第1のブロックを3分割することを禁止し、
前記2-3分割ステップは、前記画像を分割した128x128画素のツリーブロックがピクチャ境界の右下側を超える場合は、水平方向の分割線および垂直方向の分割線で前記ツリーブロックを2分割することを禁止し、
前記復号化ステップは、前記第1のフラグを復号して偽の場合に、前記対象ブロックを水平方向または垂直方向の分割線で分割することを禁止する条件において、前記第2のフラグを復号化せず、
前記復号化ステップは、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割することを禁止する条件において、前記第3のフラグを復号化しない、
ことを特徴とする画像復号化プログラム。
【請求項4】
分割されたブロック単位で画像の符号化を行う画像符号化装置であって、
所定サイズの矩形に再帰的に前記画像を分割して第1のブロックを生成するブロック分割部と、
前記第1のブロックを4分割するか否かを示す第1のフラグと、前記第1のブロックを水平方向の分割線で分割するかまたは垂直方向の分割線で分割するかを示す第2のフラグと、前記第1のブロックを2分割するかまたは3分割するかを示す第3のフラグとを含むブロック分割情報を符号化してビットストリームを生成する符号化部とを備え、
前記ブロック分割部は、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向と垂直方向とを各々半分に4分割して4つのブロックを第2のブロックとして生成する4分割部と、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向または垂直方向に2分割または3分割して2つまたは3つのブロックを第3のブロックとして生成する2-3分割部とを含み、
前記2-3分割部は、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超え、かつ前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の下側を超えない場合、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割することを禁止して垂直方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割部は、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第2のブロックがピクチャ境界の下側を超え、かつ前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超えない場合、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割することを禁止して水平方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割部は、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界を超える場合は、前記第1のブロックを3分割することを禁止し、
前記2-3分割部は、前記画像を分割した128x128画素のツリーブロックがピクチャ境界の右下側を超える場合は、水平方向の分割線および垂直方向の分割線で前記ツリーブロックを2分割することを禁止し、
前記符号化部は、前記第1のフラグを符号化して偽の場合に、前記対象ブロックを水平方向または垂直方向の分割線で分割することを禁止する条件において、前記第2のフラグを符号化せず、
前記符号化部は、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割することを禁止する条件において、前記第3のフラグを符号化しない、
ことを特徴とする画像符号化装置。
【請求項5】
分割されたブロック単位で画像の符号化を行う画像符号化方法であって、
所定サイズの矩形に再帰的に前記画像を分割して第1のブロックを生成するブロック分割ステップと、
前記第1のブロックを4分割するか否かを示す第1のフラグと、前記第1のブロックを水平方向の分割線で分割するかまたは垂直方向の分割線で分割するかを示す第2のフラグと、前記第1のブロックを2分割するかまたは3分割するかを示す第3のフラグとを含むブロック分割情報を符号化してビットストリームを生成する符号化ステップとを有し、
前記ブロック分割ステップは、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向と垂直方向とを各々半分に4分割して4つのブロックを第2のブロックとして生成する4分割ステップと、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向または垂直方向に2分割または3分割して2つまたは3つのブロックを第3のブロックとして生成する2-3分割ステップとを含み、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超え、かつ前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の下側を超えない場合、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割することを禁止して垂直方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第2のブロックがピクチャ境界の下側を超え、かつ前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超えない場合、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割することを禁止して水平方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界を超える場合は、前記第1のブロックを3分割することを禁止し、
前記2-3分割ステップは、前記画像を分割した128x128画素のツリーブロックがピクチャ境界の右下側を超える場合は、水平方向の分割線および垂直方向の分割線で前記ツリーブロックを2分割することを禁止し、
前記符号化ステップは、前記第1のフラグを符号化して偽の場合に、前記対象ブロックを水平方向または垂直方向の分割線で分割することを禁止する条件において、前記第2のフラグを符号化せず、
前記符号化ステップは、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割することを禁止する条件において、前記第3のフラグを符号化しない、
ことを特徴とする画像符号化方法。
【請求項6】
分割されたブロック単位で画像の符号化を行う画像符号化プログラムであって、
所定サイズの矩形に再帰的に前記画像を分割して第1のブロックを生成するブロック分割ステップと、
前記第1のブロックを4分割するか否かを示す第1のフラグと、前記第1のブロックを水平方向の分割線で分割するかまたは垂直方向の分割線で分割するかを示す第2のフラグと、前記第1のブロックを2分割するかまたは3分割するかを示す第3のフラグとを含むブロック分割情報を符号化してビットストリームを生成する符号化ステップとをコンピュータに実行させ、
前記ブロック分割ステップは、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向と垂直方向とを各々半分に4分割して4つのブロックを第2のブロックとして生成する4分割ステップと、
再帰的分割における前記第1のブロックを水平方向または垂直方向に2分割または3分割して2つまたは3つのブロックを第3のブロックとして生成する2-3分割ステップとを含み、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超え、かつ前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の下側を超えない場合、前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割することを禁止して垂直方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第2のブロックがピクチャ境界の下側を超え、かつ前記第1のブロックを水平方向の分割線で2分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界の右側を超えない場合、前記第1のブロックを垂直方向の分割線で2分割することを禁止して水平方向の分割線で2分割することを許可し、
前記2-3分割ステップは、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割したとすると、分割された前記第3のブロックがピクチャ境界を超える場合は、前記第1のブロックを3分割することを禁止し、
前記2-3分割ステップは、前記画像を分割した128x128画素のツリーブロックがピクチャ境界の右下側を超える場合は、水平方向の分割線および垂直方向の分割線で前記ツリーブロックを2分割することを禁止し、
前記符号化ステップは、前記第1のフラグを符号化して偽の場合に、前記対象ブロックを水平方向または垂直方向の分割線で分割することを禁止する条件において、前記第2のフラグを符号化せず、
前記符号化ステップは、前記第1のブロックを水平方向または垂直方向の分割線で3分割することを禁止する条件において、前記第3のフラグを符号化しない、
ことを特徴とする画像符号化プログラム。
【請求項7】
請求項5に記載された画像符号化方法に従ってビットストリームを生成し、記録媒体に前記ビットストリームを格納する格納方法。
【請求項8】
請求項5に記載された画像符号化方法に従ってビットストリームを生成し、前記ビットストリームを伝送する伝送方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分割されたブロック単位で画像の符号化及び復号化を行う技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
画像の符号化及び復号化では、所定数の画素の集合であるブロックに画像を分割し、ブ
ロック単位で処理をする。その際、適切なブロック単位で分割することにより、イントラ
予測、インター予測、直交変換、エントロピー符号化、等の効率が向上し、結果として符
号化効率が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2015-526008号公報
【非特許文献】
【0004】
JVET, Versatile Video Coding (Draft 2), July 2018
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
適切な大きさ及び形状でブロックを分割しなければ、符号化効率が低下する。特に、画
面端において、ピクチャ境界を超える位置の画素を含むブロックが不適切な大きさ及び形
状となり、符号化効率が低下していた。
【0006】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像符号化及び復号
化に適したブロック分割を行うことにより、符号化効率を向上させる技術を提供すること
にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する本発明のある態様では、ブロック分割部は、再帰的分割における対
象ブロックを水平方向と垂直方向とを各々半分に4分割して4つのブロックを生成する4
分割部と、再帰的分割における対象ブロックを水平方向または垂直方向に2分割または3
分割して2つまたは3つのブロックを生成する2-3分割部とを含み、2-3分割部は、
対象ブロックを水平方向に分割したとすると、分割された対象ブロックがピクチャ境界の
右側を超える場合は、対象ブロックを水平方向に分割することを禁止し、対象ブロックを
垂直方向に分割したとすると、分割された対象ブロックがピクチャ境界の下側を超える場
合は、対象ブロックを垂直方向に分割することを禁止する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像の符号化及び復号化に適したブロック分割が可能になり、符号化
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施の形態に係る画像符号化装置のブロック図である。
第1の実施の形態に係る画像復号化装置のブロック図である。
ツリーブロックへの分割及びツリーブロック内部の分割を説明するフローチャートである。
入力された画像をツリーブロックに分割する様子を示す図である。
z-スキャンを説明する図である。
ツリーブロックの分割を説明する図である。
ツリーブロックを4分割した場合の、分割された各ブロックの処理を説明するフローチャートである。
ツリーブロックを2分割または3分割した場合の、分割された各ブロックの処理を説明するフローチャートである。
ツリーブロックとピクチャ境界の関係を示す図である。
ピクチャ境界と画素の関係を示す図である。
第1の実施の形態におけるブロック分割を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態におけるブロック分割を示す図である。
第1の実施の形態において、ブロック分割に関するシンタックスを示す図である。
第2の実施の形態におけるブロック分割を説明するフローチャートである。
第2の実施の形態におけるブロック分割を示す図である。
第3の実施の形態におけるブロック分割を説明するフローチャートである。
第3の実施の形態におけるブロック分割を示す図である。
第3の実施の形態におけるブロック分割を説明するフローチャートである。
第4の実施の形態におけるブロック分割を示す図である。
第4の実施の形態におけるブロック分割を説明するフローチャートである。
第5の実施の形態におけるブロック分割を示す図である。
第1の実施の形態の符号化復号装置のハードウェア構成の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態は、分割されたブロック単位で画像を符号化、復号化する技術を提
供する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る画像符号化装置100及び画像復号化装置200につ
いて説明する。第1の実施の形態では、ブロックを2分割または3分割する際に、ブロッ
ク分割を制限する。
(【0011】以降は省略されています)
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