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公開番号
2025129596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026327
出願日
2024-02-26
発明の名称
保持具、断熱ユニット、建築物および建築物の施工方法
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
1/76 20060101AFI20250829BHJP(建築物)
要約
【課題】床下に搬入し易い保持具および断熱ユニットを提供する。床下の断熱性を向上できる建築物を提供する。断熱材を追加する場合に施工し易い、建築物の施工方法を提供する。
【解決手段】保持具30は、建築物内において第1断熱材を保持する。保持具30は、第1断熱材を保持する保持本体部31を備える。保持本体部31は、第1断熱材が挿入されるように袋状または筒状の収容部32を有する。収容部32の少なくとも一部は、可撓性シート32Xによって構成される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物内において第1断熱材を保持する保持具であって、
前記第1断熱材を保持する保持本体部を備え、
前記保持本体部は、前記第1断熱材が挿入されるように袋状または筒状の収容部を有し、
前記収容部の少なくとも一部は、可撓性シートによって構成される、
保持具。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記収容部に設けられる取付部をさらに備え、
前記取付部は、前記建築物の構造材に取り付け可能に構成される、
請求項1に記載の保持具。
【請求項3】
前記収容部は、上面部と、前記上面部の下に位置する下面部と、前記上面部の第1端と前記下面部の第1端とを繋ぐ第1側面部と、前記上面部の第2端と前記下面部の第2端とを繋ぎ前記第1側面部の反対側に設けられる第2側面部とを備え、
前記取付部は、前記上面部に固定されるプレートを含み、
前記プレートは、平面視で、前記上面部の前記第1端と交差する第3端から突出する第1取付部と、前記上面部において前記第3端と反対側の第4端から突出する第2取付部とを有する、
請求項2に記載の保持具。
【請求項4】
前記収容部は、上面部と、前記上面部の下に位置する下面部と、前記上面部の第1端と前記下面部の第1端とを繋ぐ第1側面部と、前記上面部の第2端と前記下面部の第2端とを繋ぎ前記第1側面部の反対側に設けられる第2側面部とを備え、
前記取付部は、
前記上面部の延長部として構成され、かつ、前記上面部の前記第1端と交差する第3端から延びる第1取付突出部と、
前記上面部の延長部として構成され、かつ、前記上面部において前記第3端と反対側の第4端から延びる第2取付突出部と、を有する、
請求項2に記載の保持具。
【請求項5】
前記収容部は、第1収容部と、前記第1収容部の下に設けられる第2収容部とを備える、
請求項1に記載の保持具。
【請求項6】
建築物内に設けられる断熱ユニットであって、
請求項1~5のいずれか一項に記載の保持具と、前記保持具によって保持される第1断熱材と、を備える、
断熱ユニット。
【請求項7】
請求項6に記載の断熱ユニットを備える、建築物。
【請求項8】
互いに平行に配置される複数の床下横架材をさらに備え、
複数の前記床下横架材において前記床下横架材の間には第2断熱材が配置され、
前記保持具は、前記第2断熱材の下に前記第1断熱材が位置するように、前記第1断熱材を保持する、
請求項7に記載の建築物。
【請求項9】
前記保持具は、取付金具を介して前記床下横架材に固定され、
前記取付金具は、前記床下横架材に固定される固定部と、前記固定部から延びる延長部とを有し、
前記延長部には、前記保持具の一部が係合する係合部が設けられる、
請求項8に記載の建築物。
【請求項10】
前記第1断熱材は、2つ以上の前記保持具に架け渡されるように配置される、
請求項8に記載の建築物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、断熱材を保持する保持具、断熱ユニット、建築物および建築物の施工方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物において、床下に断熱材を配置するための保持具が知られている。例えば、特許文献1に記載の保持具は、床梁等の下面に、マット状またはボード状の断熱材等を取り付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-43945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、床下空間は狭いため、保持具を搬入し難いといった問題がある。このため、保持具について改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する保持具は、建築物内において第1断熱材を保持する保持具であって、前記第1断熱材を保持する保持本体部を備え、前記保持本体部は、前記第1断熱材が挿入されるように袋状または筒状の収容部を有し、前記収容部の少なくとも一部は、可撓性シートによって構成される。
【0006】
この構成によれば、簡単な構造によって第1断熱材を保持できる。また、収容部が可撓性シートによって構成されるため、折り畳むことができる。このため、建築物において保持具を狭い空間に搬入し易い。例えば、床下に保持具を搬入し易い。
【0007】
(2)上記(1)に記載の保持具において、前記収容部に設けられる取付部をさらに備え、前記取付部は、前記建築物の構造材に取り付け可能に構成される。この構成によれば、保持具を簡単に建築物の構造材に取り付けることができる。
【0008】
(3)上記(2)に記載の保持具において、前記収容部は、上面部と、前記上面部の下に位置する下面部と、前記上面部の第1端と前記下面部の第1端とを繋ぐ第1側面部と、前記上面部の第2端と前記下面部の第2端とを繋ぎ前記第1側面部の反対側に設けられる第2側面部とを備え、前記取付部は、前記上面部に固定されるプレートを含み、前記プレートは、平面視で、前記上面部の前記第1端と交差する第3端から突出する第1取付部と、前記上面部において前記第3端と反対側の第4端から突出する第2取付部とを有する。
【0009】
この構成によれば、プレートが面部に固定される。このため、収容部が折り畳まれた状態においても、上面がプレートに固定されるために上面部は広がっている。このため、収容部が広がるように保持具を建築物の構造材に取り付けることができる。
【0010】
(4)上記(2)に記載の保持具において、前記収容部は、上面部と、前記上面部の下に位置する下面部と、前記上面部の第1端と前記下面部の第1端とを繋ぐ第1側面部と、前記上面部の第2端と前記下面部の第2端とを繋ぎ前記第1側面部の反対側に設けられる第2側面部とを備え、前記取付部は、前記上面部の延長部として構成され、かつ、前記上面部の前記第1端と交差する第3端から延びる第1取付突出部と、前記上面部の延長部として構成され、かつ、前記上面部において前記第3端と反対側の第4端から延びる第2取付突出部と、を有する。この構成によれば、第1取付突出部と第2取付突出部とを互いに離れるように引っ張ることによって、収容部が開口するように保持具を建築物の構造材に取り付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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