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公開番号2025128003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024157095
出願日2024-09-11
発明の名称ドライヤ用のアタッチメント及びドライヤ
出願人ヤーマン株式会社
代理人弁理士法人IPX
主分類A45D 20/12 20060101AFI20250826BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】毛髪にダメージを与えにくいアタッチメントを提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、ドライヤ用のアタッチメントであって、先部と、基部とを備え、基部は、ドライヤに接続するように構成され、先部は、ユーザの毛髪と当接する複数の突起部を備え、複数の突起部は、ドライヤからの送風の吹出口をそれぞれ形成し、各々の吹出口が、先部の中心と突起部とを結ぶ直線に対して所定の角度を成す方向に送風を吹き出すように構成される、ものが提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ドライヤ用のアタッチメントであって、
先部と、基部とを備え、
前記基部は、前記ドライヤに接続するように構成され、
前記先部は、ユーザの毛髪と当接する複数の突起部を備え、
前記複数の突起部は、
前記ドライヤからの送風の吹出口をそれぞれ形成し、
各々の前記吹出口が、前記先部の中心と前記突起部とを結ぶ直線に対して所定の角度を成す方向に前記送風を吹き出すように構成される、もの。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
請求項１に記載のアタッチメントにおいて、
前記複数の突起部は、前記先部の中心を囲んで環状に並べられた第１の突起部群を含み、当該第１の突起部群の各々の前記吹出口が、環状に沿った第１の方向にＮ（Ｎは自然数）個隣の前記突起部を向くように構成される、もの。
【請求項３】
請求項２に記載のアタッチメントにおいて、
前記複数の突起部は、前記第１の突起部群を囲んで環状に並べられた第２の突起部群を含み、当該第２の突起部群の各々の前記吹出口が、環状に沿った第２の方向にＭ（Ｍは自然数）個隣の前記突起部を向くように構成される、もの。
【請求項４】
請求項３に記載のアタッチメントにおいて、
前記第１の突起部群及び前記第２の突起部群は、前記第２の方向が前記第１の方向と反対向きになるように構成される、もの。
【請求項５】
請求項１に記載のアタッチメントにおいて、
前記先部は、
少なくとも第１の先部及び第２の先部を有し、前記第１の先部又は前記第２の先部が、いずれも前記基部に１対１で着脱され、交換自在に構成される、もの。
【請求項６】
請求項１に記載のアタッチメントにおいて、
着脱手段をさらに有し、
前記着脱手段は、前記基部と前記先部とを着脱可能にし、前記アタッチメントの周縁部に位置するように構成される、もの。
【請求項７】
請求項６に記載のアタッチメントにおいて、
前記先部は、少なくとも、第１の空間と第２の空間とを形成し、前記第２の空間に流入する送風が、前記第１の空間に流入する送風よりも低い温度となるように構成され、
前記着脱手段は、前記第２の空間に配置される、もの。
【請求項８】
請求項６に記載のアタッチメントにおいて、
前記先部に流れる送風の、前記アタッチメント内を流れる実質的風速をｖ１、前記吹出口から吹き出すときの風速をｖ２、流体密度をρ、前記送風を受ける前記先部の面積をＳ、前記着脱手段の保持力をＦとすると、
TIFF
2025128003000009.tif
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を満たすように設計された、もの。
【請求項９】
請求項６に記載のアタッチメントにおいて、
前記着脱手段は、磁性部材と、磁石とを備え、
前記磁性部材は、前記基部又は前記先部のうちの一方に設けられた第１保持部により保持され、
前記磁石は、前記基部又は前記先部のうちの他方に設けられた第２保持部により保持され、
前記第１保持部及び前記第２保持部は、前記先部が前記基部に取り付けられた装着状態において、互いに対向する位置に設けられ、
前記第２保持部は、前記磁石を挿入可能な挿入空間を形成し、
前記挿入空間には、前記装着状態において前記第１保持部に向かう方向を挿入方向として前記磁石が挿入されて保持され、
前記第２保持部は、前記挿入方向の奥に前記磁石の脱落を防止する脱落防止部を備える、
もの。
【請求項１０】
請求項９に記載のアタッチメントにおいて、
前記磁性部材及び前記磁石は、前記装着状態において、互いの中心軸がずれるように配置され、
前記中心軸は、前記装着状態において前記挿入方向に直交する断面の中心を含みかつ前記挿入方向に沿った軸である、
もの。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ドライヤ用のアタッチメント及びドライヤに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
昨今では、種々の技術が開発されている。特許文献１には、椀形をなす前盤と後盤より成り、且つ夫々の後板部と周側板部との間に間隙を存して両盤を固定して本体ハウジングを構成し、前盤の後板部の全面にそれぞれ複数の横孔を有する数多の突起を設けると共にその横孔を突起内の空所を介して前記の間隙に連通させ、且つ前盤の周側板部に数多の通孔を穿って成るヘアドライヤーアタッチメントが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実公昭５５－０３４８８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
カールヘアの仕上がりを美しくするドライヤーアタッチメントが開発されてきたが、温度ムラが発生し、髪にダメージを発生させることがあった。
本発明では上記事情に鑑み、毛髪にダメージを与えにくいアタッチメントを提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の一態様によれば、ドライヤ用のアタッチメントであって、先部と、基部とを備え、基部は、ドライヤに接続するように構成され、先部は、ユーザの毛髪と当接する複数の突起部を備え、複数の突起部は、ドライヤからの送風の吹出口をそれぞれ形成し、各々の吹出口が、先部の中心と突起部とを結ぶ直線に対して所定の角度を成す方向に送風を吹き出すように構成される、ものが提供される。
【０００６】
このような態様によれば、毛髪にダメージを与えにくいアタッチメントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明に係るドライヤ１００の斜視図である。
アタッチメント１の斜視図である。
正面から見たアタッチメント１を示す図である。
吹出口２０１の向きを示す図である。
側面側から見たアタッチメント１を示す図である。
送風方向Ｄ１に見たアタッチメント１を示す図である。
装着状態の先部２及び基部３の部分断面図である。
電荷の放出と回収を行う機能の構成例を示すブロック図である。
物質の帯電しやすさを示す図である。
先部２ａを取り付けたアタッチメント１ａを示す図である。
側面側から見たアタッチメント１ａを示す図である。
絞り部１０５を示す図である。
変形防止部の一例を示す図である。
変形した先部の一例を示す図である。
着脱手段の別の一例を示す図である。
磁性部材４３ｃ及び磁石４２ｃを拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
［実施形態］
以下、図面を用いて実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【０００９】
図１は、本発明に係るドライヤ１００の斜視図である。本実施例に係るドライヤ１００の形状は、一般的な手持ち式のドライヤの形状と同様の外観を有している。使用者は使い慣れた形状で頭髪の乾燥に用いることができ、従前からの置き場所に収納することもできる。なお、ドライヤの形状は本実施例に限定されず、請求項記載の範囲で任意に変更可能である。
【００１０】
ドライヤ１００は、本体部１０１と、ハンドル部１０２とを備えるように構成されている。本体部１０１は、ドライヤ１００の主要な機能（送風機能等）を内蔵する本体に当たる部分である。本体部１０１は、背面から正面に向かう送風方向Ｄ１に向けて風を送り出す。ハンドル部１０２は、本体部１０１の下側面から下方に延設されている。ハンドル部１０２は、ドライヤ１００の機能を操作するスイッチ部１０３と、後述する電荷の回収に用いる手元電極１０４とを備えるように構成されている。ドライヤ１００は、ハンドル部１０２の下端に接続される電源コードにより電源供給されて駆動する。なお、内部にバッテリーを備えてコードレス式のドライヤとしてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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