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公開番号2025127093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023608
出願日2024-02-20
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 57/22 20060101AFI20250825BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】刈取前処理装置の切断装置の保守作業の頻度を少なくし、切断装置の駆動の停止を抑制することができるコンバインを提案する。
【解決手段】刈取前処理装置(3)を、圃場の穀稈を起立させながら後方に搬送する掻込み装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する切断装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)で構成し、切断装置(3B)を、左右一対の回転刃装置(20)と、回転刃装置(20)の上方に配置されるリフタ装置(30)で形成し、回転刃装置(20)の回転刃(22)の上方に、リフタ装置(30)の前後方向に延在する左右一対のリフタ(31)を配置し、リフタ(31)の後部を左右方向に延在する第1支軸(34)に回転自在に装着した。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取前処理装置(3)を、圃場の穀稈を起立させながら後方に搬送する掻込み装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する切断装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)で構成し、
前記切断装置(3B)を、左右一対の回転刃装置(20)と、該回転刃装置(20)の上方に配置されるリフタ装置(30)で形成し、
前記回転刃装置(20)の回転刃(22)の上方に、前記リフタ装置(30)の前後方向に延在する左右一対のリフタ(31)を配置し、該リフタ(31)の後部を左右方向に延在する第1支軸(34)に回転自在に装着したことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
側面視において、前記リフタ(31)の前端部は回転刃(22)よりも前方に配置され、前記リフタ(31)は前端部から回転刃装置(20)の回転刃(22)を駆動するモータ(23)の上方に後上り傾斜に形成された後に、前記第1支軸(34)に向けて後下がり傾斜に形成された請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記リフタ(31)の前部における下側に圃場面を摺動するソリ(32)を設けた請求項2記載のコンバイン。
【請求項4】
平面視において、左右一対の前記リフタ(31)の後部をカバー(33)で連結した請求項3記載のコンバイン。
【請求項5】
前記回転刃装置(20)の後部を左右方向に延在する第2支軸(25)に回転自在に装着した請求項1~4のいずれか1項に記載のコンバイン。
【請求項6】
前記オーガ装置(3C)のオーガフレーム(60)の下壁の前部に規制部材(26)を設け、
前記回転刃装置(20)の前部が所定以上降下した場合には、前記規制部材(26)が回転刃装置(20)の後部に係合する構成とした請求項5記載のコンバイン。
【請求項7】
前記規制部材(26)を、前記オーガフレーム(60)の下壁の前部から下方に延在する垂直部と、該垂直部の下端部から前方に延在する水平部で形成し、
前記垂直部の前面と水平部の上面を、左右方向に所定の間隔を隔てて補強部材(27)で連結し、
前記第2支軸(25)を、前記回転刃装置(20)の保護カバー(24)の後部に形成された連結部(24A)の開口部と、前記補強部材(27)に形成された開口部に内嵌した請求項6記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取前処理装置を備えるコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コンバインの脱穀装置の前方に、圃場の穀稈を起立させながら後方に搬送する掻込み装置と、搬送されてくる穀稈の株元を切断する切断装置と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置と、寄せ集められてくる穀稈を脱穀装置に搬送するフィーダハウスから形成された刈取前処理装置を備える技術が知られていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-63442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術においては、刈取前処理装置を圃場面の近傍まで下降させて金時豆やインゲン等の背丈が低い穀稈の収穫を行う場合には、切断装置の左右方向に延在する刈刃が圃場に突っ込んで損傷するために、切断装置の補修作業の頻度が多く、また、圃場から受ける大きな反力によって切断装置の駆動が停止する恐れもあった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、切断装置の保守作業の頻度を少なくし、切断装置の駆動の停止を抑制することができるコンバインを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取前処理装置(3)を、圃場の穀稈を起立させながら後方に搬送する掻込み装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する切断装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)で構成し、前記切断装置(3B)を、左右一対の回転刃装置(20)と、該回転刃装置(20)の上方に配置されるリフタ装置(30)で形成し、前記回転刃装置(20)の回転刃(22)の上方に、前記リフタ装置(30)の前後方向に延在する左右一対のリフタ(31)を配置し、該リフタ(31)の後部を左右方向に延在する第1支軸(34)に回転自在に装着したことを特徴とするコンバインである。
【0007】
請求項2記載の発明は、側面視において、前記リフタ(31)の前端部は回転刃(22)よりも前方に配置され、前記リフタ(31)は前端部から回転刃装置(20)の回転刃(22)を駆動するモータ(23)の上方に後上り傾斜に形成された後に、前記第1支軸(34)に向けて後下がり傾斜に形成された請求項1記載のコンバインである。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記リフタ(31)の前部における下側に圃場面を摺動するソリ(32)を設けた請求項2記載のコンバインである。
【0009】
請求項4記載の発明は、平面視において、左右一対の前記リフタ(31)の後部をカバー(33)で連結した請求項3記載のコンバインである。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記回転刃装置(20)の後部を左右方向に延在する第2支軸(25)に回転自在に装着した請求項1~4のいずれか1項に記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)

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