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公開番号2025125604
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024021625
出願日2024-02-16
発明の名称気分向上又は維持用組成物、睡眠の質向上又は維持用組成物
出願人株式会社東洋新薬
代理人
主分類A23L 33/10 20160101AFI20250821BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】気分向上又は維持、並びに、睡眠の質向上又は維持が可能な組成物を提供すること。
【解決手段】ガルシニア・インディカ及び/又はガルシノールを含有することを特徴とする組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
ガルシニア・インディカを含有することを特徴とする気分向上又は維持用組成物。
続きを表示（約 490 文字）【請求項２】
ガルシノールを含有することを特徴とする気分向上又は維持用組成物。
【請求項３】
気分向上又は維持が、活気・活力感の低下の軽減又は維持、疲労感の軽減又は維持、イライラ感の軽減又は維持、困惑感の軽減又は維持、気分の落ち込みの軽減又は維持、不安感の軽減又は維持、心の健康の向上又は維持、ストレスの軽減又は維持、並びに、意欲の向上又は維持から選ばれる少なくとも一つある、請求項１又は２に記載の気分向上又は維持用組成物。
【請求項４】
ガルシニア・インディカを含有することを特徴とする睡眠の質向上又は維持用組成物。
【請求項５】
ガルシノールを含有することを特徴とする睡眠の質向上又は維持用組成物。
【請求項６】
睡眠の質向上又は維持が、起床時眠気の軽減又は維持、入眠促進又は維持、睡眠時間の増加又は維持、夢みの減少又は維持、起床時疲労感の軽減又は維持、中途覚醒時間の短縮又は維持、並びに、睡眠に対する満足感の向上又は維持から選ばれる少なくとも一つである、請求項４又は５に記載の睡眠の質向上又は維持用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ガルシニア・インディカを含有することを特徴とする気分向上又は維持用組成物、並びに、睡眠の質向上又は維持用組成物に関する。また、本発明は、ガルシノールを含有することを特徴とする気分向上又は維持用組成物、並びに、睡眠の質向上又は維持用組成物に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
日常生活を有意義に、健康的に過ごすためには、気分や活力は極めて重要であるといえる。しかし、近年、日常生活の活動性の低下や加齢、疲労感、栄養不足などから、意欲が低下し、気力や活力が低下することで、有意義に、健康的に日常生活を過ごせないことが問題となっている。活力を向上、維持させる組成物として、チオクト酸類を有効成分とする薬剤（特許文献１）やβ－アラニルロイシンなどを活性成分とする薬剤（特許文献２）などが報告されている。しかし、チオクト酸やβ－アラニルロイシンは、副作用があることや、他の成分との食べ合わせに注意が必要となる場合があるため、気分を向上、維持させる組成物には更なる選択肢が必要と考えられる。
【０００３】
また、気分低下の要因として、睡眠不足などの睡眠の質の低下も挙げられる。睡眠の質の向上に有効な素材として、セサミン類（特許文献３）や、ラクトフェリン（特許文献４）が知られている。しかしながら、これまで開発された組成物は必ずしも効果が十分とは言えないため、睡眠の質向上作用に優れた新たな組成物の開発が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００７－３０８４６８号公報
特開２００８－２５５０８７号公報
特開２０１６－１８８２３４号公報
特開２０１８－０４３９６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明の課題は、気分向上又は維持、並びに、睡眠の質向上又は維持が可能な組成物を提供することにある。
【０００６】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を積み重ねた結果、驚くべきことに、ガルシニア・インディカが優れた気分向上又は維持効果、並びに、睡眠の質向上又は維持効果を有することを見出した。また、本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を積み重ねた結果、驚くべきことに、ガルシノールが優れた気分向上又は維持効果、並びに、睡眠の質向上又は維持効果を有することを見出した。本発明は、かかる知見に基づき、完成された発明である。
【０００７】
本発明の概要は、以下の通りである。
［１］ガルシニア・インディカを含有することを特徴とする気分向上又は維持用組成物。
［２］ガルシノールを含有することを特徴とする気分向上又は維持用組成物。
［３］気分向上又は維持が、活気・活力感の低下の軽減又は維持、疲労感の軽減又は維持、イライラ感の軽減又は維持、困惑感の軽減又は維持、気分の落ち込みの軽減又は維持、不安感の軽減又は維持、心の健康の向上又は維持、ストレスの軽減又は維持、並びに、意欲の向上又は維持から選ばれる少なくとも一つある、［１］又は［２］に記載の気分向上又は維持用組成物。
［４］ガルシニア・インディカを含有することを特徴とする睡眠の質向上又は維持用組成物。
［５］ガルシノールを含有することを特徴とする睡眠の質向上又は維持用組成物。
［６］睡眠の質向上又は維持が、起床時眠気の軽減又は維持、入眠促進又は維持、睡眠時間の増加又は維持、夢みの減少又は維持、起床時疲労感の軽減又は維持、中途覚醒時間の短縮又は維持、並びに、睡眠に対する満足感の向上又は維持から選ばれる少なくとも一つである、［４］又は［５］に記載の睡眠の質向上又は維持用組成物。
【発明の効果】
【０００８】
本発明の組成物は、優れた気分向上又は維持効果、並びに、睡眠の質向上又は維持効果を奏する。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本発明は、下記の実施の形態に限定されるものではない。
【００１０】
［ガルシニア・インディカ］
本発明の組成物は、ガルシニア・インディカを含有することを特徴とする。ガルシニア・インディカとは、オトギリソウ科フクギ属（ガルシニア属ともいう）の植物（学名Ｇａｒｃｉｎｉａｉｎｄｉｃａ）であり、コクム、インドマンゴスチン、コバノマンゴスチン、ワイルドマンゴスチン、レッドマンゴスチンなどとも呼ばれる。
（【００１１】以降は省略されています）

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