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公開番号
2025124909
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2025098383,2023517886
出願日
2025-06-12,2021-09-17
発明の名称
エアロゾル発生物品の製造方法
出願人
ジェイティー インターナショナル エスエイ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24C
5/01 20200101AFI20250819BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】エアロゾル発生物品を連続的に製造する方法を提供する。
【解決手段】エアロゾル発生物品1を連続的に製造する方法は、(i)エアロゾル発生基材10の連続ウェブ34を提供することであって、連続ウェブは、中心線18を有する実質的に平坦な表面を含むことと、(ii)少なくとも1つのサセプタパッチ28を実質的に中心線に沿って実質的に平坦な表面に適用して、少なくとも1つのサセプタパッチの両側にエアロゾル発生基材の連続ウェブの露出された領域90を残すことと、(iii)エアロゾル発生基材の連続ウェブの露出された領域を切断して、少なくとも1つのサセプタパッチの両側に複数のエアロゾル発生ストリップ15、16を形成することと、(iv)複数のエアロゾル発生ストリップ及び少なくとも1つのサセプタパッチを連続ロッド88に形成することと、を含む。
【選択図】図2b
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生物品(1)を連続的に製造する方法であって、
(i)エアロゾル発生基材(10)の連続ウェブ(34)を提供することであって、前記連続ウェブ(34)は、中心線(18)を有する実質的に平坦な表面を含むことと、
(ii)少なくとも1つのサセプタパッチ(28)を実質的に前記中心線(18)に沿って前記実質的に平坦な表面に適用して、前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)の両側にエアロゾル発生基材(10)の前記連続ウェブ(34)の露出された領域(90)を残すことと、
(iii)エアロゾル発生基材(10)の前記連続ウェブ(34)の前記露出された領域(90)を切断して、前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)の両側に複数のエアロゾル発生ストリップ(15、16)を形成することと、
(iv)前記複数のエアロゾル発生ストリップ(15、16)及び前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)を連続ロッド(88)に形成することと
を含む、方法。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
ステップ(iii)が、回転カッターユニット(78)を使用して実行される、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記回転カッターユニット(78)が、円周方向に延びる第1の切断構造(84)を有する第1の切断ドラム(80)と、円周方向に延びる第2の切断構造(86)を有する第2の切断ドラム(82)とを含み、
前記第1及び第2の切断構造(84、86)は協働して、エアロゾル発生基材(10)の前記連続ウェブ(34)の前記露出された領域(90)を切断して、前記複数のエアロゾル発生ストリップ(15、16)を形成する、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の切断ドラム(80)及び前記第2の切断ドラム(82)が、それらの間に、前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)及びステップ(ii)の間に前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)が適用される前記エアロゾル発生基材(10)の一部(17)を収容する非切断領域(92)を画定する、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の切断ドラム(80)が前記非切断領域(92)に前記第1の切断構造(84)なしで形成されるか、
又は、前記第2の切断ドラム(82)が前記非切断領域(92)に前記第2の切断構造(86)なしで形成されるか、
又は、前記第1及び第2の切断ドラム(80、82)の両方が、前記非切断領域(92)に前記第1及び第2の切断構造(84、86)なしでそれぞれ形成される、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の切断ドラム(80)が、前記非切断領域(92)内のその表面に円周方向に延びる凹部(94)を含み、
前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)の少なくとも一部が、前記円周方向に延びる凹部(94)に収容される、
請求項4または5に記載の方法。
【請求項7】
前記複数のエアロゾル発生ストリップ(15、16)のそれぞれが、約0.5mm~2.0mmの幅を有し、好ましくは1.0mmの幅を有する、
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
ステップ(ii)が、接着剤(47)を使用してエアロゾル発生基材(10)の前記連続ウェブ(34)の前記実質的に平坦な表面に前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)を接着することを含む、
請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
ステップ(ii)が、エアロゾル発生基材(10)の前記連続ウェブ(34)の前記実質的に平坦な表面に、複数のサセプタパッチ(28)を、それぞれの連続するサセプタパッチ(28)間の所定の一定の間隔(74)で連続的に適用することを含み、
ステップ(iii)が、エアロゾル発生基材(10)の前記連続ウェブ(34)の前記露出された領域(90)を切断して、前記サセプタパッチ(28)の両側に複数のエアロゾル発生ストリップ(15、16)を形成することを含み、
ステップ(iv)が、前記複数のエアロゾル発生ストリップ(15、16)及び前記サセプタパッチ(28)を連続ロッド(88)に形成することを含む、
請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
(v)前記連続ロッド(88)を切断して、少なくとも1つのサセプタパッチ(28)をそれぞれ含む複数の個々のエアロゾル発生物品(1)を形成すること
を更に含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、エアロゾル発生物品について、より具体的には、エアロゾル発生物品を加熱して、ユーザによる吸入のためのエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生デバイスで使用するためのエアロゾル発生物品に関する。本開示の実施形態は、特に、エアロゾル発生物品を連続的に製造する方法に関する。本開示は、携帯型(ハンドヘルド)エアロゾル発生デバイスと共に使用するためのエアロゾル発生物品の製造に特に適用可能である。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、(エアロゾル発生デバイス又は蒸気発生デバイスとしても知られる)リスク低減デバイス又はリスク修正デバイスの人気及び使用は、従来のタバコ製品の使用に代わるものとして、急速に成長してきた。エアロゾル発生物質を加熱加温してユーザが吸入するためのエアロゾルを発生させる、様々なデバイス及びシステムが入手可能である。
【0003】
一般に入手可能なリスク低減デバイス又はリスク修正デバイスは、基材加熱式エアロゾル発生デバイス又はいわゆる加熱非燃焼式デバイスである。このタイプのデバイスは、エアロゾル発生基材を、典型的には150℃~300℃の範囲の温度に加熱することによって、エアロゾル又は蒸気を発生する。エアロゾル発生基材を燃やしたり燃焼させたりせずにエアロゾル発生基材をこの範囲内の温度に加熱することにより、蒸気を発生させ、蒸気は通常冷却されて凝縮し、デバイスのユーザが吸入するためのエアロゾルを形成する。
【0004】
現在利用可能なエアロゾル発生デバイスは、いくつかの異なる手法のうちの1つを使用して、エアロゾル発生基材に熱を与えることができる。そのような手法の1つは、誘導加熱システムを採用するエアロゾル発生デバイスを提供することである。そのようなデバイスでは、誘導コイルがデバイスに設けられ、誘導加熱可能サセプタがエアロゾル発生基材を加熱するために設けられる。ユーザがデバイスを作動させると、電気エネルギーが誘導コイルに供給され、続いてこれにより交流電磁場が発生する。サセプタがこの電磁場と結合して熱を発生させ、この熱は、例えば伝導によって、エアロゾル発生基材に伝達され、エアロゾル発生基材が加熱されるとエアロゾルが発生する。
【0005】
ユーザがエアロゾル発生デバイスに挿入できるエアロゾル発生物品の形態でエアロゾル発生基材及び誘導加熱可能サセプタの両方を一緒に提供することが便利であることがある。したがって、エアロゾル発生物品の製造を容易にし、特にエアロゾル発生物品を容易に且つ一貫して大量生産できるようにする方法を提供する必要がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様によれば、エアロゾル発生物品を連続的に製造する方法であって、(i)エアロゾル発生基材の連続ウェブを提供することであって、連続ウェブは、中心線を有する実質的に平坦な表面を含む、提供することと、
(ii)少なくとも1つのサセプタパッチを実質的に中心線に沿って実質的に平坦な表面に適用して、少なくとも1つのサセプタパッチの両側にエアロゾル発生基材の連続ウェブの露出された領域を残すことと、
(iii)エアロゾル発生基材の連続ウェブの露出された領域を切断して、少なくとも1つのサセプタパッチの両側に複数のエアロゾル発生ストリップを形成することと、
(iv)複数のエアロゾル発生ストリップ及び少なくとも1つのサセプタパッチを連続ロッドに形成することと、
を含む方法が提供される。
【0007】
この方法によって生成されたエアロゾル発生物品は、エアロゾル発生基材を燃やすことなくエアロゾル発生基材を加熱して、エアロゾル発生基材の少なくとも1つの成分を揮発させ、それにより、冷却及び凝縮してエアロゾル発生デバイスのユーザによる吸入用のエアロゾルを形成する加熱された蒸気を発生させるために、エアロゾル発生デバイスと共に使用するためのものである。エアロゾル発生デバイスは、ハンドヘルド携帯型デバイスである。
【0008】
一般論として、蒸気とは、臨界温度よりも低い温度で気相である物質であり、これは、温度を低下させることなく圧力を増加させることによって蒸気を液体に凝縮させ得ることを意味する。一方、エアロゾルは、空気中又は別のガス中の微細な固体粒子又は液滴の浮遊物である。しかしながら、本明細書では、「エアロゾル」及び「蒸気」という用語は、特に、ユーザが吸入するために発生される吸入可能媒体の形態に関して同義で使用され得ることに留意されたい。
【0009】
本開示による方法は、エアロゾル発生物品の製造を容易にし、特に、エアロゾル発生物品を一貫して比較的容易に大量生産することを可能にする。ステップ(iii)において少なくとも1つのサセプタパッチを切断することなくエアロゾル発生ストリップが形成されるので、(例えば、切断ユニット上での)切断ステップ中の摩耗が最小限に抑えられる。本開示による方法によって製造されるエアロゾル発生物品におけるエアロゾル発生ストリップとサセプタ(サセプタパッチをストリップに切断することなく形成される)との組み合わせは、エアロゾル発生デバイス内のエアロゾル発生物品の使用中にサセプタからエアロゾル発生ストリップへの効果的な熱伝達を提供する。これにより、エアロゾル発生ストリップの効果的且つ均一な加熱、したがって信頼性の高い蒸気発生が提供される。
【0010】
エアロゾル発生基材の連続ウェブの実質的に平坦な表面の中心線に沿った少なくとも1つのサセプタパッチの正確且つ一貫した位置決めは、本開示による方法によって製造されたエアロゾル発生物品が一貫した反復可能な特性を有することを保証するのに更に役立つ。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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