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公開番号2025121643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017213
出願日2024-02-07
発明の名称カメラモジュール及び内視鏡
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類A61B 1/04 20060101AFI20250813BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】充填材の体積変化に伴う電子部品の損傷を抑制することが可能なカメラモジュール及び内視鏡を提供する。
【解決手段】電子部品30が搭載された第1平面部26aと、第1平面部26aのうち電子部品30が搭載された面と対向する第2平面部26cと、第1平面部26aと第2平面部26cとの間の空間に充填され、接着性を有する充填材38と、第1平面部26aの表面に設けられ、その表面と充填材38との間の接着力を、表面と充填材38とが直接接触した場合の接着力より小さくする剥離材40と、を備える内視鏡用のカメラモジュール20である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
内視鏡用のカメラモジュールであって、
第1電子部品が搭載された第1電子部品搭載部と、
前記第1電子部品搭載部のうち前記第1電子部品が搭載された面と対向する対向部と、
前記第1電子部品搭載部と前記対向部との間の空間に充填され、接着性を有する充填材と、
前記第1電子部品における第1表面に設けられ、前記第1表面と前記充填材との間の接着力を、前記第1表面と前記充填材とが直接接触した場合の接着力より小さくする第1剥離材と、
を備えるカメラモジュール。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のカメラモジュールであって、
前記第1電子部品搭載部及び前記対向部は剛性を有する、
カメラモジュール。
【請求項3】
請求項1に記載のカメラモジュールであって、
前記第1表面は、前記第1電子部品における前記対向部と対向する表面である、
カメラモジュール。
【請求項4】
請求項1に記載のカメラモジュールであって、
前記充填材及び前記第1剥離材は、互いに異なる材質の部材である、
カメラモジュール。
【請求項5】
請求項4に記載のカメラモジュールであって、
前記充填材は、エポキシ系樹脂、又はアクリル系樹脂であり、
前記第1剥離材はシリコン系樹脂、又はフッ素系樹脂である、
カメラモジュール。
【請求項6】
請求項1に記載のカメラモジュールであって、
撮像素子と、前記撮像素子を収容する筐体と、を備え、
前記第1電子部品は、前記撮像素子と前記筐体との間に設けられた電子部品である、
カメラモジュール。
【請求項7】
請求項1に記載のカメラモジュールであって、
前記対向部のうち前記第1電子部品搭載部と対向する面には第2電子部品が搭載され、
前記第2電子部品における第2表面に設けられ、前記第2表面と前記充填材との間の接着力を、前記第2表面と前記充填材とが直接接触した場合の接着力より小さくする第2剥離材を備える、
カメラモジュール。
【請求項8】
請求項7に記載のカメラモジュールであって、
前記第2表面は、前記第2電子部品における前記第1電子部品搭載部と対向する表面である、
カメラモジュール。
【請求項9】
請求項1に記載のカメラモジュールであって、
第1平面部と、
第2平面部と、
第3平面部と、
前記第1平面部と前記第2平面部とを連結する第1屈曲部と、
前記第2平面部と前記第3平面部とを連結する第2屈曲部と、
を有するフレキシブル配線基板を備え、
前記第1電子部品搭載部及び前記対向部の一方は前記第1平面部であり、
前記第1電子部品搭載部及び前記対向部の他方は前記第2平面部である、
カメラモジュール。
【請求項10】
請求項9に記載のカメラモジュールであって、
前記第3平面部は、前記第2平面部と対向し、剛性を有し、
前記充填材は、前記第2平面部と前記第3平面部との間の空間にも充填されている、
カメラモジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラモジュール及び内視鏡に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、観察光学系と、観察光学系からの画像を光電変換する固体撮像素子と、固体撮像素子と電気的に接続されたフレキシブル基板と、フレキシブル基板に電気的に接続された複数の電子部品及び複数の信号ケーブルと、電子部品を封止する第1の樹脂と、信号ケーブルの接続部を封止する第2の樹脂とを備え、第1の樹脂と第2の樹脂より低弾性の第3の樹脂により基板間が充填されている、撮像装置が記載されている。
【0003】
特許文献2には、電子回路が実装されているフレキシブル基板がS字状に折りたたまれた状態で挿入部先端に格納され、フレキシブル基板同士が解体性接着剤で接着されている、内視鏡が記載されている。
【0004】
特許文献3には、内部に撮像レンズが設けられたレンズ鏡胴と、撮像レンズを通過した光を受光し光電変換する撮像素子と、レンズ鏡胴を保持する保持具と、撮像素子に電気的に接続される信号ケーブルと、保持具と信号ケーブルとを連結する連結部材とを有し、保持具と連結部材とは、係合部で係合され、係合部にフィラーを含有する接着層が設けられた、内視鏡撮像装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-069231号公報
特開2013-059438号公報
特開2023-150240号公報
【発明の概要】
【0006】
本開示の技術に係る1つの実施形態は、充填材の体積変化に伴う電子部品の損傷を抑制することが可能なカメラモジュール及び内視鏡を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)
内視鏡用のカメラモジュールであって、
第1電子部品が搭載された第1電子部品搭載部と、
上記第1電子部品搭載部のうち上記第1電子部品が搭載された面と対向する対向部と、
上記第1電子部品搭載部と上記対向部との間の空間に充填され、接着性を有する充填材と、
上記第1電子部品における第1表面に設けられ、上記第1表面と上記充填材との間の接着力を、上記第1表面と上記充填材とが直接接触した場合の接着力より小さくする第1剥離材と、
を備えるカメラモジュール。
【0008】
(2)
(1)に記載のカメラモジュールであって、
上記第1電子部品搭載部及び上記対向部は剛性を有する、
カメラモジュール。
【0009】
(3)
(1)又は(2)に記載のカメラモジュールであって、
上記第1表面は、上記第1電子部品における上記対向部と対向する表面である、
カメラモジュール。
【0010】
(4)
(1)から(3)のいずれか1つに記載のカメラモジュールであって、
上記充填材及び上記第1剥離材は、互いに異なる材質の部材である、
カメラモジュール。
(【0011】以降は省略されています)

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