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公開番号2025120818
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015928
出願日2024-02-05
発明の名称搬送装置
出願人株式会社村田製作所
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類B65H 5/38 20060101AFI20250808BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】長尺のシートを搬送する場合であっても、皺が生じることを抑制する。
【解決手段】搬送ローラ20は、ワークの第1面F91と当接可能であり、軸を中心に回転可能に配置される。第1ガイド部材311は、搬送ローラ20に対向して搬送方向の逆方向に配置され、軸に平行な方向の一方端側に配置され、ワークの第1面F91が当接可能である。第2ガイド部材312は、軸に平行な方向の一方端側の位置に配置され、第1ガイド部材311に対して隙間を有してワークを挟む位置に配置される。第3ガイド部材321は、搬送ローラ20に対向して搬送方向の逆方向に配置され、軸に平行な方向の他方端側に配置され、ワークの第1面F91が当接可能である。第4ガイド部材322は、軸に平行な方向の他方端側の位置に配置され、第3ガイド部材321に対して隙間を有してワークを挟む位置に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1面を有するシート状のワークを搬送方向に搬送する搬送装置であって、
前記ワークの前記第1面と当接可能であり、軸を中心に回転可能な搬送ローラと、
前記搬送ローラに対して前記搬送方向の逆方向に配置され、前記軸に平行な方向の一方端側に配置され、前記ワークの前記第1面が当接可能な第1ガイド部材と、
前記軸に平行な方向の前記一方端側の位置に配置され、前記第1ガイド部材に対して隙間を有して前記ワークを挟む位置に配置される第2ガイド部材と、
前記搬送ローラに対して前記搬送方向の逆方向に配置され、前記軸に平行な方向の他方端側に配置され、前記ワークの前記第1面が当接可能な第3ガイド部材と、
前記軸に平行な方向の前記他方端側の位置に配置され、前記第3ガイド部材に対して隙間を有して前記ワークを挟む位置に配置される第4ガイド部材と、
を備える、
搬送装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1ガイド部材と前記第2ガイド部材との間の長さは、前記ワークの厚みの長さよりも大きい、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記第3ガイド部材と前記第4ガイド部材との間の長さは、前記ワークの厚みの長さよりも大きい、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記ワークが搬送される際に、前記第1ガイド部材と前記第3ガイド部材は前記ワークに当接し、前記第2ガイド部材と前記第4ガイド部材とは前記ワークに対して隙間を有している、
請求項2に記載の搬送装置。
【請求項5】
鉛直方向において、
前記第1ガイド部材は、前記第2ガイド部材よりも上方に配置され、
前記第3ガイド部材は、前記第4ガイド部材よりも上方に配置される、
請求項4に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記ワークの搬送方向に直交する前記ワークの幅方向において、前記第1ガイド部材および前記第2ガイド部材と、前記第3ガイド部材および前記第4ガイド部材とは離れて配置される、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記第1ガイド部材の位置を制御する第1位置制御部材と、
前記第3ガイド部材の位置を制御する第2位置制御部材と、
を備える、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記第1位置制御部材は、前記第1ガイド部材に接続する第1アームと、前記第1アームに接続する第1錘と、を含み、
前記第2位置制御部材は、前記第3ガイド部材に接続する第2アームと、前記第2アームに接続する第2錘と、を含む、
請求項7に記載の搬送装置。
【請求項9】
前記第1ガイド部材および前記第1位置制御部材を含んで構成される構造体の重心と、前記第3ガイド部材および前記第2位置制御部材を含んで構成される構造体の重心とは、前記搬送ローラの前記軸上に配置されている、
請求項7または請求項8に記載の搬送装置。
【請求項10】
前記第1ガイド部材における前記第2ガイド部材に対向する面、および、前記第3ガイド部材における前記第4ガイド部材に対向する面は、前記ワークと当接した状態で摺動可能である、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート状のワークを搬送する技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の装置は、加熱ローラ、筒状加圧ローラを備える。筒状加圧ローラは、搬送する用紙を介して加熱ローラに当接する。
【0003】
筒状加圧ローラの内側には、内側加圧ローラ機構が備えられている。内側加圧ローラは、筒状加圧ローラを加熱ローラ側に押圧する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-287464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の装置に示すような構造では、長尺のシートを搬送する場合に、シートがローラに接する前の姿勢がずれることによって細かな皺が生じるという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、長尺のシートを搬送する場合であっても、皺が生じることを抑制可能な搬送装置の提供である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の一実施形態に係る搬送装置は、第1面を有するシート状のワークを搬送方向に搬送する搬送装置であって、搬送ローラ、第1ガイド部材、第2ガイド部材、第3ガイド部材、および、第4ガイド部材を備える。
【0008】
搬送ローラは、ワークの第1面と当接可能であり、軸を中心に回転可能に配置される。第1ガイド部材は、搬送ローラに対向して搬送方向の逆方向に配置され、軸に平行な方向の一方端側に配置され、ワークの第1面が当接可能である。第2ガイド部材は、軸に平行な方向の一方端側の位置に配置され、第1ガイド部材に対して隙間を有してワークを挟む位置に配置される。第3ガイド部材は、搬送ローラに対向して搬送方向の逆方向に配置され、軸に平行な方向の他方端側に配置され、ワークの第1面が当接可能である。第4ガイド部材は、軸に平行な方向の他方端側の位置に配置され、第3ガイド部材に対して隙間を有してワークを挟む位置に配置される。
【0009】
この構成では、ワークの皺が搬送ローラに当接する前に第1ガイド部材および第3ガイド部材によって直される。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、長尺のシートを搬送する場合であっても、皺が生じることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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