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公開番号
2025119801
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014826
出願日
2024-02-02
発明の名称
発光エンブレム
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F21S
43/50 20180101AFI20250807BHJP(照明)
要約
【課題】光源の点灯時にマークを鮮明に視認できる発光エンブレムを提供する。
【解決手段】発光エンブレム13は、光源と、ハウジングと、光源の光を透過する透光部61と、光源の光を遮光する遮光部とを有するカバー部40とを備えている。カバー本体部41の後面41bには、マークを構成する溝部42が形成されている。透光部61のうち外周側透光部63は、主面42aと、一対の側面42bのうち外周側の側面42bとを含んでいる。遮光部は、後面41bのうち溝部42以外の部分を含んでいる。溝部42には、主面42a及び一対の側面42bに沿って延びるハーフミラー調の金属層52を含む加飾層50が積層されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に取り付けられ、マークを表示する発光エンブレムであって、
光源と、
前記車両の外方に向けて開口する開口部を備え、前記光源を収容するハウジングと、
前記開口部を外方から覆うとともに、前記光源の光を透過する透光部と、前記光源の光を遮光する遮光部と、を有するカバー部と、を備え、
前記カバー部の内面には、マークを構成する溝部が形成されており、
前記溝部は、前記カバー部の外面に沿って延びる主面と、前記溝部の幅方向における前記主面の一端及び他端から立ち上がる一対の側面と、を有しており、
前記透光部は、前記主面と、一対の前記側面のうち少なくとも一方と、を含み、
前記遮光部は、前記内面のうち前記溝部以外の部分を含み、
前記溝部には、前記主面及び一対の前記側面に沿って延びるハーフミラー調の金属層が積層されている、
発光エンブレム。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記金属層の内面には、前記金属層の前記カバー部からの剥離を規制する押さえ層が積層されており、
前記押さえ層は、拡散材が分散された可視光透過性を有する樹脂材料により形成されている、
請求項1に記載の発光エンブレム。
【請求項3】
前記光源と前記カバー部との間には、前記光源から出射された光を前記透光部に向けて導光する導光体が設けられており、
前記導光体の外面には、前記カバー部の厚さ方向において前記光源と重なる位置に、反射面を有する凹部が設けられており、
前記反射面は、前記光源からの光を前記凹部の外周側に反射させるように構成されている、
請求項1または請求項2に記載の発光エンブレム。
【請求項4】
前記反射面及び前記凹部を、第1反射面及び第1凹部とするとき、
前記導光体の内面には、前記厚さ方向において前記透光部と重なる位置に、第2反射面を有する複数の第2凹部が設けられており、
複数の前記第2反射面は、前記光源からの光であって前記導光体の内部において反射された光を前記透光部に向けて反射するように構成されている、
請求項3に記載の発光エンブレム。
【請求項5】
前記透光部は、前記カバー部の外周側に設けられた外周側透光部を含み、
前記導光体には、前記厚さ方向において前記外周側透光部と重なる位置に、前記第1反射面から反射された光を前記外周側透光部に向けて反射する第3反射面が設けられている、
請求項4に記載の発光エンブレム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光エンブレムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動車等の車両に取り付けられ、メーカーの名前やマーク、車名やグレード等(以下、単にマーク)を表示する発光エンブレムが記載されている。この発光エンブレムは、凹部を形成する周壁を有するハウジングと、凹部の内部に配置される光源と、周壁に接合されることで凹部の内部に光源を封じる蓋体とを有している。
【0003】
また、光源と、蓋体との間には、入射した光源の光を蓋体に向けて導光する導光板が配置されている。
蓋体は、可視光透過性を有している。蓋体の内面には、発光エンブレムのマークの形状に沿って彫り込みが形成されている。また、同内面には、可視光透過性を有する加飾層が印刷により形成されている。
【0004】
こうした発光エンブレムでは、光源の消灯時には、彫り込みによって外方からマークが立体的に視認される。また、光源の点灯時には、導光板から蓋体に向けて出射された光源の光が、加飾層を透過して色の変換を受けた後、蓋体を透過して発光エンブレムの外部へ出射される。これにより、発光エンブレムが加飾層により変換された後の色で発光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-224414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、こうした発光エンブレムにおいては、光源の点灯時においてもマークが鮮明に視認されることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための発光エンブレムの各態様を記載する。
[態様1]車両に取り付けられ、マークを表示する発光エンブレムであって、光源と、前記車両の外方に向けて開口する開口部を備え、前記光源を収容するハウジングと、前記開口部を外方から覆うとともに、前記光源の光を透過する透光部と、前記光源の光を遮光する遮光部と、を有するカバー部と、を備え、前記カバー部の内面には、マークを構成する溝部が形成されており、前記溝部は、前記カバー部の外面に沿って延びる主面と、前記溝部の幅方向における前記主面の一端及び他端から立ち上がる一対の側面と、を有しており、前記透光部は、前記主面と、一対の前記側面のうち少なくとも一方と、を含み、前記遮光部は、前記内面のうち前記溝部以外の部分を含み、前記溝部には、前記主面及び一対の前記側面に沿って延びるハーフミラー調の金属層が積層されている、発光エンブレム。
【0008】
光源の点灯時には、光源から出射された光は、透光部を透過して車両の外方へ出射される。一方で、遮光部では、上記光が遮光される。ここで、透光部は、マークを構成する溝部の主面及び側面を含んでいる。また、遮光部は、カバー部の内面のうち溝部以外の部分を含んでいる。このため、発光エンブレムでは、透光部が発光することで、主面が発光表示される。
【0009】
ところで、上述した発光エンブレムの場合、主面が発光することに加えて、主面に連なる側面も主面と同様にして発光する。このため、側面が強く発光することによってマークの境界が不明瞭になりやすい。
【0010】
この点、上記構成によれば、溝部には、ハーフミラー調の金属層が積層されている。このため、溝部の主面及び側面には、金属層を透過した光が入射するようになる。ここで、主面に積層された金属層を光が透過する際の光路長よりも、側面に積層された金属層を光が透過する際の光路長の方が大きくなりやすい。光路長が長いほど光が減衰するので、主面に入射して外方に出射される光の光量よりも、側面から入射して外方に出射される光の光量を少なくすることができる。この結果、マークの境界が明瞭になりやすい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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