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公開番号2025129590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026320
出願日2024-02-26
発明の名称車両用外装品
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類B60Q 5/00 20060101AFI20250829BHJP(車両一般)
要約【課題】設置スペースを小さく抑えることができる車両用外装品を提供する。
【解決手段】車両用外装品は、意匠パネル11と、発光基盤12と、加振器13と、伝達部材14と、を備える。意匠パネル11は、車両の外に向けて露出するよう配置され、発光基盤12からの光を受ける。伝達部材14は、意匠パネル11に繋がる。加振器13は、伝達部材14に固定される。加振器13の振動が伝達部材14を介して意匠パネル11に伝達されると、意匠パネル11が振動して車両の外に向けた音が発生する。伝達部材14は、意匠パネル11の裏面側に配置されることにより、意匠パネル11との間に導光空間16を形成する。発光基盤12は、意匠パネル11の裏面側であって、導光空間16内に配置される。意匠パネル11は、導光空間16を介して発光基盤12からの光を受ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光透過パネルと、発光部と、加振器と、伝達部材と、を備え、
前記光透過パネルは、車両の外に向けて露出するよう配置され、前記発光部からの光を受けるものであり、
前記伝達部材は、前記光透過パネルに繋がり、
前記加振器は、前記伝達部材に固定され、
前記加振器の振動が前記伝達部材を介して前記光透過パネルに伝達されることにより、前記光透過パネルが振動して車両の外に向けた音が発生する車両用外装品において、
前記伝達部材は、前記光透過パネルの裏面側に配置されることにより、前記光透過パネルとの間に導光空間を形成するものであり、
前記発光部は、前記光透過パネルの裏面側であって、前記導光空間内に、若しくは前記導光空間の隣に配置され、
前記光透過パネルは、前記導光空間を介して前記発光部からの光を受ける車両用外装品。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記伝達部材は、前記加振器を固定するための固定板と、その固定板を前記光透過パネルに繋ぐための脚部と、を備え、
前記固定板は、前記光透過パネルの裏面と対向するように配置され、
前記脚部は、前記固定板の外縁から前記光透過パネルの裏面に向けて突出することにより、前記光透過パネルに繋がっている請求項1に記載の車両用外装品。
【請求項3】
前記発光部は、前記導光空間内に配置され、前記光透過パネルに向けて光を発するものである請求項2に記載の車両用外装品。
【請求項4】
前記固定板における前記光透過パネルと対向する面には、光を反射させる反射層が形成され、
前記発光部は、前記導光空間の隣に配置され、前記導光空間に向けて光を発するものである請求項2に記載の車両用外装品。
【請求項5】
前記光透過パネルにおける前記脚部に対応する箇所には、前記脚部を車両の外から見えないようにするための隠蔽層が形成されている請求項2~4のいずれか一項に記載の車両用外装品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用外装品に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
車両用外装品として、意匠性向上等のために車両の外に向けて光を発する機能、及び、歩行者等に対する車両の接近警報音などの音を車両の外に発する機能を有するものが知られている。例えば特許文献1に示される車両用外装品は、光透過パネルと、発光部と、加振器と、伝達部材と、を備えることにより、上述した二つの機能を実現している。
【0003】
光透過パネルは、車両の外に向けて露出するよう配置されている。発光部は、光透過パネルの裏面側、すなわち光透過パネルよりも車両の内側に配置され、光透過パネルに向けて光を発する。そして、光透過パネルは、発光部からの光を受けると、その光を車両の外に向けて透過させる。これにより、車両用外装品は、その光透過パネルを介して車両の外に向けて光を発する。
【0004】
伝達部材は、光透過パネルの裏面側において、その光透過パネルに繋がっている。可振器は、伝達部材に固定されている。そして、加振器の振動が伝達部材を介して光透過パネルに伝達されることにより、光透過パネルが振動して車両の外に向けた音が発生する。車両用外装品は、そうした音を歩行者等に対する接近警報音として発することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-63757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記車両用外装品の光透過パネルは、車両の外に向けて光を発するためにも、車両の外に向けて音を発するためにも用いられる。このため、車両用外装品には、光透過パネルに向けて光を発する発光部と、光透過パネルに振動を伝達するための伝達部材及び加振器とを設けなければならない。特許文献1の車両用外装品では、発光部と伝達部材及び加振器とを上下にずらして配置することにより、車両の外に向けて光を発する機能と車両の外に向けて音を発する機能との二つを両立させるようにしている。しかし、発光部と伝達部材及び加振器とを上下にずらして配置すると、車両用外装品を設置するスペースを上下に大きく取らなければならなくなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
次に、上記課題を解決する車両用外装品の各態様について記載する。
(態様1)
光透過パネルと、発光部と、加振器と、伝達部材と、を備え、前記光透過パネルは、車両の外に向けて露出するよう配置され、前記発光部からの光を受けるものであり、前記伝達部材は、前記光透過パネルに繋がり、前記加振器は、前記伝達部材に固定され、前記加振器の振動が前記伝達部材を介して前記光透過パネルに伝達されることにより、前記光透過パネルが振動して車両の外に向けた音が発生する車両用外装品において、前記伝達部材は、前記光透過パネルの裏面側に配置されることにより、前記光透過パネルとの間に導光空間を形成するものであり、前記発光部は、前記光透過パネルの裏面側であって、前記導光空間内に、若しくは前記導光空間の隣に配置され、前記光透過パネルは、前記導光空間を介して前記発光部からの光を受ける車両用外装品。
【0008】
上記構成によれば、光透過パネルの裏面側であって伝達部材との間に導光空間が形成され、その導光空間内に若しくは導光空間の隣に発光部が配置される。これにより、発光部と伝達部材及び加振器とを導光空間周りにコンパクトに配置することができる。その結果、車両用外装品の設置スペースが小さく抑えられる。
【0009】
(態様2)
前記伝達部材は、前記加振器を固定するための固定板と、その固定板を前記光透過パネルに繋ぐための脚部と、を備え、前記固定板は、前記光透過パネルの裏面と対向するように配置され、前記脚部は、前記固定板の外縁から前記光透過パネルの裏面に向けて突出することにより、前記光透過パネルに繋がっている(態様1)に記載の車両用外装品。
【0010】
上記構成によれば、伝達部材が固定板と脚部とを備え、光透過パネルの裏面と対向する固定板が脚部によって光透過パネルと繋がっていることにより、固定板と光透過パネルとの間に導光空間が形成される。このため、伝達部材と光透過パネルとの間に導光空間を確保しやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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