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公開番号
2025129591
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026321
出願日
2024-02-26
発明の名称
車両用外装品
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60Q
5/00 20060101AFI20250829BHJP(車両一般)
要約
【課題】設置スペースを小さく抑えることができる車両用外装品を提供する。
【解決手段】車両外装品は、意匠パネル11と、センサ22と、音源部23と、を備える。意匠パネル11は、車両の外に向けて露出するよう配置される。センサ22は、意匠パネル11の裏面側に配置され、意匠パネル11を介して車両の外に向けてミリ波を送信するとともに、そのミリ波の反射波を車両の外から意匠パネル11を介して受信する。音源部23は、車両の外に向けて音を発する。音源部23は、加振器13と、伝達部材14と、を備える。伝達部材14は、意匠パネル11の裏面側に意匠パネル11から距離をおいて配置される固定板17と、その固定板17を意匠パネル11に繋ぐための脚部18と、を備える。加振器13は固定板17に固定される。センサ22は、意匠パネル11の裏面側であって、その意匠パネル11と固定板17との間に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外装パネルと、センサと、音源部と、を備え、
前記外装パネルは、車両の外に向けて露出するよう配置され、
前記センサは、前記外装パネルの裏面側に配置され、前記外装パネルを介して車両の外に向けて電磁波を送信するとともに、その電磁波の反射波を車両の外から前記外装パネルを介して受信するものであり、
前記音源部は、車両の外に向けて音を発する車両用外装品において、
前記音源部は、加振器と、伝達部材と、を備え、
前記伝達部材は、前記外装パネルの裏面側に前記外装パネルから距離をおいて配置される固定板と、その固定板を前記外装パネルに繋ぐための脚部と、を備え、
前記加振器は、前記固定板に固定され、
前記センサは、前記外装パネルの裏面側であって、その外装パネルと前記固定板との間に配置されている車両用外装品。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記外装パネルは、光を透過させるものであり、
前記外装パネルの裏面側における前記外装パネルと前記固定板との間であって、前記センサからの電磁波の送信領域と重ならない箇所には、前記外装パネルに向けて光を発する発光基盤が配置されている請求項1に記載の車両用外装品。
【請求項3】
前記発光基盤は、前記外装パネルに対する前記センサの支持に用いられている請求項2に記載の車両用外装品。
【請求項4】
前記発光基盤は、前記伝達部材の前記脚部に接することなく、前記外装パネルに対する前記センサの支持を行うものである請求項3に記載の車両用外装品。
【請求項5】
前記外装パネルにおける前記脚部に対応する箇所には、前記脚部を車両の外から見えないようにするための隠蔽層が形成されている請求項2~4のいずれか一項に記載の車両用外装品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用外装品に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用外装品として、車両の外にある障害物等を検出する機能、及び、歩行者等に対する車両の接近警報音などの音を車両の外に発する機能を有するものが知られている。例えば特許文献1に示される車両用外装品は、外装パネルと、センサと、音源部と、を備えることにより、上述した二つの機能を実現している。
【0003】
外装パネルは、車両の外に向けて露出するよう配置されている。センサは、外装パネルの裏面側、すなわち外装パネルよりも車両の内側に配置される。音源部は、外装パネルの裏面側に配置され、音を発するホーンを備えている。外装パネルは、センサに対応して位置するセンサカバー領域と、音源部のホーンに対応して位置する共振パネル領域と、を備えている。外装パネルの共振パネル領域は、センサカバー領域に対し下方にずれて位置している。
【0004】
センサは、外装パネルのセンサカバー領域を介して車両の外に向けて電磁波を送信するとともに、その電磁波の反射波を車両の外から外装パネルのセンサカバー領域を介して受信するものとされる。こうしたセンサにおける電磁波の送受信を通じて、車両の外にある障害物等の検出が行われる。音源部のホーンは、外装パネルの共振パネル領域に向けて音を発する。外装パネルの共振パネル領域は、ホーンから伝達される音に対する共振を通じて、車両の外に向けた音を発する。車両用外装品は、そうした音を歩行者等に対する接近警報音として発することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-69569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の車両用外装品では、外装パネルのセンサカバー領域と共振パネル領域とが上下にずれて位置しており、それらセンサカバー領域及び共振パネル領域に対応してセンサ及び音源部のホーンが位置している。その結果、車両用外装品が上下に大きくなることから、車両用外装品を設置するスペースを上下に大きく取らなければならなくなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
次に、上記課題を解決する車両用外装品の各態様について記載する。
(態様1)
外装パネルと、センサと、音源部と、を備え、前記外装パネルは、車両の外に向けて露出するよう配置され、前記センサは、前記外装パネルの裏面側に配置され、前記外装パネルを介して車両の外に向けて電磁波を送信するとともに、その電磁波の反射波を車両の外から前記外装パネルを介して受信するものであり、前記音源部は、車両の外に向けて音を発する車両用外装品において、前記音源部は、加振器と、伝達部材と、を備え、前記伝達部材は、前記外装パネルの裏面側に前記外装パネルから距離をおいて配置される固定板と、その固定板を前記外装パネルに繋ぐための脚部と、を備え、前記加振器は、前記固定板に固定され、前記センサは、前記外装パネルの裏面側であって、その外装パネルと前記固定板との間に配置されている車両用外装品。
【0008】
上記構成によれば、外装パネルの裏面側にセンサと伝達部材及び加振器とが配置されている。センサは、伝達部材の固定板と外装パネルとの間に配置される。このため、センサと伝達部材及び加振器とを外装パネルの裏面側にコンパクトに配置することができる。その結果、車両外装品の設置スペースが小さく抑えられる。
【0009】
(態様2)
前記外装パネルは、光を透過させるものであり、前記外装パネルの裏面側における前記外装パネルと前記固定板との間であって、前記センサからの電磁波の送信領域と重ならない箇所には、前記外装パネルに向けて光を発する発光基盤が配置されている(態様1)に記載の車両用外装品。
【0010】
上記構成によれば、外装パネルを光らせるため、車両用外装品には発光基盤が設けられる。こうした発光基盤は、外装パネルと伝達部材の固定板との間であって、センサからの電磁波の送信領域と重ならない箇所に配置される。このため、外装パネルを光らせるために発光基盤が設けられる車両外装品においても、設置スペースを小さく抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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