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公開番号2025117492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024022423
出願日2024-01-30
発明の名称階段状の開封縁辺を有する情報通信体
出願人ケイディケイ株式会社
代理人
主分類B42D 15/02 20060101AFI20250804BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】1枚のシートに一個人の情報を印刷して折り畳む構造のため個人情報の漏洩等の事故が無く、また疑似接着媒体を使用して対向面間を剥離可能に接着するため封緘や開封のためのフラップ、各種ミシン目、接着剤層の等が不要で、従って余計な手間が省けコスト的にも有利であり、さらに開封に際して受取人の興味を引くと共に迷うことなく容易に最後まで展開することが可能な階段状の開封縁辺を有する情報通信体を提供する
【解決手段】折り線を介して横方向に連接された少なくとも4葉片からなる情報通信体用紙を蛇腹状に折り畳み、少なくとも一個所の任意の対向面を疑似接着媒体を介して剥離可能に接着した情報通信体であり、折り畳み後に表面及び裏面の開封縁辺に沿って階段状の段差が形成されたことを特徴とする階段状の開封縁辺を有する情報通信体により解決される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
折り線を介して横方向に連接された少なくとも4葉片からなる情報通信体用紙を蛇腹状に折り畳み、少なくとも一個所の任意の対向面を疑似接着媒体を介して剥離可能に接着した情報通信体であり、折り畳み後に表面及び裏面の開封縁辺に沿って階段状の段差が形成されたことを特徴とする階段状の開封縁辺を有する情報通信体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の葉片を折り畳み剥離可能に一体化した情報通信体に関する。詳しくは葉書の2倍或いは3倍の大きさの用紙を折り畳み剥離可能に接着した圧着葉書に代表される情報通信体で、4葉片以上の葉片が連接された用紙を折り畳み剥離可能に接着一体化した情報通信体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
最近既述の圧着葉書に代表される情報通信体が多用されている。このものは複数の葉片が連接された用紙を折り畳み、それにより生じる対向面間を疑似接着媒体を介して剥離可能に接着したもので、受取人が前記対向面間を剥離することで内部の情報を視認することができる。特に郵便葉書等においては、従来の葉書より多くの情報を葉書料金で郵送することが出来るためその活用が定着している。
【0003】
ところで今までのダイレクトメール等の、情報が記載された複数の印刷物を封筒に封入し、宛名ラベル等により受取人へ郵送する手段が、個人情報をデータから抽出して個々に印刷するオンデマンド印刷等が主流になった昨今において変わりつつある。例えば特開2004-131115号公報或いは特開2002-46377号公報に記載される封書用シートがある。
【0004】
前記封書用シートは、何れも情報が記載されたシートを折り畳み周囲の解放縁辺を封緘したものであるが、1枚のシートからなることを大きな特徴としている。各種個人情報を受取人の住所氏名等と共に1枚のシートに打ち出して折り畳み後投函するため、前記打ち出された個人情報は確実に受取人の元に届く。また折り畳み後に解放縁辺をフラップ等で封緘すればよいので手間を省くことができ至便である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-131115号公報
特開2002-46377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし前記特徴を有する封書用シートは、その便利さを実現するために様々な特殊構造やそのための加工を必要とする。即ち折り畳み後の開封縁辺を封緘するために設けられるフラップ或いは開封のために縁辺を切り落とすための構造、その他各種ミシン目(折りミシンや切り取りミシン等)の形成や各種接着剤層の形成等に余計な手間やコストが掛かるのである。
【0007】
そこで封入封緘等を必要とせず又周囲の解放縁辺を複雑な構造や工程で封緘することが無い媒体として、既述の剥離可能に折り畳まれた情報通信体の利用が考えられる。しかし何も考えずに思い付きで折り畳んだものを封緘してそのまま投函しても、複雑に折り畳まれたものであるほど受取人側は開封方法や順序で戸惑い、誤って情報表示面を破損・汚損したり、何とか開封できたとしても最後まで展開することを諦めたりしてせっかくの宣伝効果が台無しになってしまう。
【0008】
本発明は、前記問題に鑑み、1枚のシートに一個人の情報を印刷して折り畳む構造のため個人情報の漏洩等の事故が無く、また疑似接着媒体を使用して対向面間を剥離可能に接着するため封緘や開封のためのフラップ、各種ミシン目、接着剤層等が不要で、従って余計な手間が省けコスト的にも有利であり、さらに開封に際して受取人の興味を引くと共に迷うことなく容易に最後まで展開することが可能な階段状の開封縁辺を有する情報通信体を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記問題を解決するために、本発明の階段状の開封縁辺を有する情報通信体は、折り線を介して横方向に連接された少なくとも4葉片からなる情報通信体用紙を蛇腹状に折り畳み、少なくとも一個所の任意の対向面を疑似接着媒体を介して剥離可能に接着した情報通信体であり、折り畳み後に表面及び裏面の開封縁辺に沿って階段状の段差が形成されたことを特徴としている。
【0010】
前記階段状の開封縁辺を有する情報通信体に使用される基材は、通常の紙材(マット紙、コート紙、上質紙等)以外に合成紙、不織布、樹脂シート等を好適に用いることができる。また折り畳まれた対向面間を剥離可能に接着するする手段として、前記対向する面に疑似接着媒体を形成する方法が好適に用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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