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公開番号
2025116980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011571
出願日
2024-01-30
発明の名称
収納箱
出願人
旭化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
25/34 20060101AFI20250804BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】本発明は液体調味料に対する高い防汚性能を有する収納箱を提供する。
【解決手段】ニスが塗布された面を有し、ニスが塗布された面の少なくとも一部において、以下の式(1)で算出される塩分接触角割合が1.20以上であり、かつ水との接触角が70°以上である部分を含む、収納箱1であり、ニスが塗布された面の少なくとも一部において、10μm以上の高低差のある部分を含む。
式(1)塩分接触角割合=18質量%食塩水との接触角CA
NaClaq
/水との接触角CA
water
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ニスが塗布された面を有し、
該ニスが塗布された面の少なくとも一部において、以下の式(1)で算出される塩分接触角割合が1.20以上であり、かつ水との接触角が70°以上である部分を含む、収納箱;
式(1) 塩分接触角割合=18質量%食塩水との接触角CA
NaClaq
/水との接触角CA
water
続きを表示(約 71 文字)
【請求項2】
前記ニスが塗布された面の少なくとも一部において、10μm以上の高低差のある部分を含む、請求項1に記載の収納箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納箱に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、収納箱としては、例えば、長尺物を巻回した巻回体を収納する巻回体収納箱、ジップロック(登録商標)バック等の樹脂製ジッパーバッグの収納箱、ポリ袋等の樹脂製袋の収納箱、テッシュ等の紙製品の収納箱、お菓子やチルド食品等の食品の収納箱等、様々なものが知られている。中でも、巻回体収納箱は、一般的に、巻回体を収納するため、四方を同一の高さで覆われた箱体の本体部と、この本体部の空間を塞ぐ蓋部とから形成されており、本体部の一方の長尺な片側から巻回体に巻回された長尺物を引出し、蓋部の掩蓋面端部に形成された切断刃によりカットすることで、長尺物を所望の長さで用いるものである。
【0003】
このような巻回体収納箱として、例えば、特許文献1には、巻回体を収容する空間を形成する本体部と、前記本体部の空間を塞ぐ開閉可能な蓋部と、を備え、前記本体部は、底面と、前記底面から垂直に立ち上がり、巻回体の巻回軸方向と水平な一の前面を備え、前記前面は、巻回体の巻回軸方向に沿って、中央側に形成された第一領域と、端部側に形成された第二領域と、を有し、前記第二領域は、前記第一領域よりも面の高さが低い、巻回体収納箱が提案されている。また、例えば、特許文献2には、長尺物を巻回した巻回体を収容する空間を形成する本体部と、前記本体部の空間を塞ぐ開閉可能な蓋部と、を備え、前記本体部は、底面と、前記底面から垂直に立ち上がり、巻回体の巻回軸方向と水平な一の前面と、を備え、前記蓋部は、前記前面の少なくとも一部を覆う掩蓋面と、前記掩蓋面の下縁に形成された切断刃と、を備え、前記蓋部が前記本体部を塞いだ状態において、前記切断刃の下端位置は、前記前面の下端から収納箱の高さの25%以内にある、巻回体収納箱が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-203697号公報
特開2020-203699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
収納箱としては、上述したとおり、例えば、巻回体収納箱、樹脂製ジッパーバッグの収納箱、樹脂製袋の収納箱、紙製品の収納箱、食品の収納箱等が知られているが、例えば、キッチン周りで繰り返し使用する場合がある。このような場合、収納箱は、通常、紙製でありながら防汚性能も求められる。特に、キッチン周りでは、例えば、醤油やソース等の液体調味料を多く使用しており、これらの液体調味料が収納箱と接触した場合、収納箱に色やにおいが残ってしまう。したがって、液体調味料に対してより高い防汚性能を有する収納箱が求められている。
【0006】
そこで、本発明は、液体調味料に対する高い防汚性能を有する収納箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は鋭意検討した結果、特定の構成の収納箱を用いることにより上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
【0008】
すなわち、本発明は、例えば、以下に関する。
[1]
ニスが塗布された面を有し、
該ニスが塗布された面の少なくとも一部において、以下の式(1)で算出される塩分接触角割合が1.20以上であり、かつ水との接触角が70°以上である部分を含む、収納箱;
式(1) 塩分接触角割合=18質量%食塩水との接触角CA
NaClaq
/水との接触角CA
water
[2]
前記ニスが塗布された面の少なくとも一部において、10μm以上の高低差のある部分を含む、[1]に記載の収納箱。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、液体調味料に対する高い防汚性能を有する収納箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る収納箱を開封した状態を示す斜視図(A)と未開封の状態を示す斜視図(B)との一例である。
図1に示す収納箱を展開した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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