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公開番号2025115716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010315
出願日2024-01-26
発明の名称空気調和機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 11/36 20180101AFI20250731BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】可燃性冷媒を用いる空気調和機において、万が一可燃性冷媒が室内に漏洩した場合、その漏洩した可燃性冷媒の爆発を抑制する。
【解決手段】床置き型の空気調和機10は、室内に配置され、吸い込み口72c、下側吹き出し口72b、および上側吹き出し口72aを含む流路を備える筺体72と、吸い込み口72cから上側および下側吹き出し口72a、72bそれぞれに向かう空気の流れを流路内に発生させるファン24と、可燃性冷媒が内部を流れ、可燃性冷媒と流路内の空気との熱交換を行う熱交換器22と、筺体72の流路と室外とを連通する導管56と、導管56を介して流路内の空気を室外に排出する排気装置50と、導管56内または導管56の開口56a近傍で、可燃性冷媒を検出するガスセンサ82とを有する。ファン24が停止した状態且つ排気装置50が動作した状態で、ガスセンサ82が可燃性冷媒を検出する冷媒検出運転を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
床置き型の空気調和機であって、
室内に配置され、吸い込み口、下部に設けられた下側吹き出し口、および前記下側吹き出し口に比べて高い位置に位置する上側吹き出し口を含む流路を備える筺体と、
前記吸い込み口から前記上側および下側吹き出し口それぞれに向かう空気の流れを前記流路内に発生させるファンと、
可燃性冷媒が内部を流れ、前記可燃性冷媒と前記流路内の空気との熱交換を行う熱交換器と、
前記筺体の前記流路と室外とを連通する導管と、
前記導管を介して前記流路内の空気を室外に排出する排気装置と、
前記導管内または前記導管の開口近傍で、前記可燃性冷媒を検出するガスセンサと、を有し、
前記ファンが停止した状態且つ前記排気装置が動作した状態で、前記ガスセンサが前記可燃性冷媒を検出する冷媒検出運転を実行する、空気調和機。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記可燃性冷媒が、空気に比べて重く、
前記導管の開口が、前記下側吹き出し口近傍の前記流路の部分で開口する、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記上側吹き出し口を開閉する上側ルーバと、
前記下側吹き出し口を開閉する下側ルーバと、をさらに有し、
前記冷媒検出運転の実行中、前記上側ルーバが前記上側吹き出し口を閉じた状態で維持しつつ、前記下側ルーバが前記下側吹き出し口を開いた状態で維持する、請求項2に記載の空気調和機。
【請求項4】
前記ファンが動作する空調運転を中断して前記冷媒検出運転を実行する、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項5】
前記ガスセンサが前記可燃性冷媒を検出すると、前記可燃性冷媒の漏洩を報知する警報器を、さらに有する、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項6】
前記排気装置が、室内空気を室外に排出することによって排気換気するおよび室外空気を室内に供給することによって給気換気する換気装置である、請求項1に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、特許文献1に記載するように、可燃性冷媒を用いて室内空調を行う空気調和機が知られている。特許文献1に記載された空気調和機は、室内機内で可燃性冷媒の漏洩が生じた場合、その漏洩した可燃性冷媒を室外に排出するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-324928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載するように、可燃性冷媒を用いて室内空気調和機の場合、室内機内のみならず、室内にも可燃性冷媒が漏洩する可能性がある。
【0005】
そこで、本開示は、可燃性冷媒を用いる空気調和機において、万が一可燃性冷媒が室内に漏洩した場合、その漏洩した可燃性冷媒の爆発を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するために、本発明の一態様によれば、
床置き型の空気調和機であって、
室内に配置され、吸い込み口、下部に設けられた下側吹き出し口、および前記下側吹き出し口に比べて高い位置に位置する上側吹き出し口を含む流路を備える筺体と、
前記吸い込み口から前記上側および下側吹き出し口それぞれに向かう空気の流れを前記流路内に発生させるファンと、
可燃性冷媒が内部を流れ、前記可燃性冷媒と前記流路内の空気との熱交換を行う熱交換器と、
前記筺体の前記流路と室外とを連通する導管と、
前記導管を介して前記流路内の空気を室外に排出する排気装置と、
前記導管内または前記導管の開口近傍で、前記可燃性冷媒を検出するガスセンサと、を有し、
前記ファンが停止した状態且つ前記排気装置が動作した状態で、前記ガスセンサが前記可燃性冷媒を検出する冷媒検出運転を実行する、空気調和機が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、可燃性冷媒を用いる空気調和機において、万が一可燃性冷媒が室内に漏洩した場合、その漏洩した可燃性冷媒の爆発を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1に係る空気調和機の概略図
空気調和機における室内機の概略的な正面図
空気調和機における換気装置の概略図
空気調和機の制御系を示すブロック図
冷媒検出運転と冷媒排出運転を含む制御の流れを示すタイミングチャート
冷媒検出運転および冷媒排出運転状態の空気調和機の室内機の概略図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の空気調和機は、床置き型の空気調和機であって、室内に配置され、吸い込み口、下部に設けられた下側吹き出し口、および前記下側吹き出し口に比べて高い位置に位置する上側吹き出し口を含む流路を備える筺体と、前記吸い込み口から前記上側および下側吹き出し口それぞれに向かう空気の流れを前記流路内に発生させるファンと、可燃性冷媒が内部を流れ、前記可燃性冷媒と前記流路内の空気との熱交換を行う熱交換器と、前記筺体の前記流路と室外とを連通する導管と、前記導管を介して前記流路内の空気を室外に排出する排気装置と、前記導管内または前記導管の開口近傍で、前記可燃性冷媒を検出するガスセンサと、を有し、前記ファンが停止した状態且つ前記排気装置が動作した状態で、前記ガスセンサが前記可燃性冷媒を検出する冷媒検出運転を実行する。
【0010】
このような一態様によれば、可燃性冷媒を用いる空気調和機において、万が一可燃性冷媒が室内に漏洩した場合、その漏洩した可燃性冷媒の爆発を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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