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公開番号
2025114903
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009131
出願日
2024-01-25
発明の名称
インク収容体
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250730BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】インク容器あるいはインク容器を収容する包装材に形成された容器情報を、容易に消色することができる技術を提供する。
【解決手段】インク収容体は、インクを内部に収容したインク容器と、インク容器を収容する包装材と、を備え、インク容器と、包装材とのうち少なくともいずれか一方の対象部材の表面には、インク容器に関する容器情報が形成されており、容器情報は、消色可能な印字用インクで印字されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
インク収容体であって、
インクを内部に収容したインク容器と、
前記インク容器を収容する包装材と、を備え、
前記インク容器と、前記包装材とのうち少なくともいずれか一方の対象部材の表面には、前記インク容器に関する容器情報が形成されており、
前記容器情報は、消色可能な印字用インクで印字されている、インク収容体。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のインク収容体であって、
前記印字用インクは、加熱されることで消色する、インク収容体。
【請求項3】
請求項1に記載のインク収容体であって、
前記容器情報は、前記対象部材の表面に直接印字されることで前記表面に形成される、インク収容体。
【請求項4】
請求項1に記載のインク収容体であって、
前記容器情報が印字されたラベルが前記対象部材の表面に貼付されることで、前記容器情報は前記表面に形成される、インク収容体。
【請求項5】
インク収容体のリサイクル方法であって、
(a)前記インク収容体を回収するステップであって、前記インク収容体は、インクを内部に収容したインク容器と、前記インク容器を収容する包装材とを備え、前記インク容器と、前記包装材とのうち少なくともいずれか一方の対象部材の表面に、前記インク容器に関する容器情報が形成されており、前記容器情報は、加熱されることで消色する印字用インクで印字されている、ステップと、
(b)前記インク収容体を加熱することで、前記印字用インクを消色させるステップとを有する、リサイクル方法。
【請求項6】
請求項5に記載のリサイクル方法であって、
前記ステップ(a)において回収される前記インク収容体において、前記容器情報が印字されたラベルが前記対象部材の表面に貼付されることで、前記容器情報は前記表面に形成されており、
前記ステップ(a)と前記ステップ(b)の間に、(c)前記表面に貼付されている前記ラベルを剥離するステップを有する、リサイクル方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、インク収容体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、プリンターに装着されるインクカートリッジにおいて、製造会社名や内部のインクの色を表示するためにラベルが貼付されることが知られている。また、ラベルが貼付されたインクカートリッジは、輸送時等に包装部材に包装されることが知られている。特許文献1には、インクカートリッジに貼付されたラベルが剥離し難く、包装部材の外部から視認されやすいという特徴を有する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006―168216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インクカートリッジに貼付されるラベルをリサイクルする際、ラベルに印刷されたインクの除去が困難である場合が生じ得る。このため、ラベルから新たなラベルを製造するというマテリアルリサイクルの達成が困難であるという課題が生じ得る。なお、上述した課題は、ラベルが貼付される対象がインクカートリッジの場合に限られず、インクを収容するインク収容体である場合にも共通する課題である。また、上述した課題は、印字されたラベルの形態に限られず、インク収容体に容器情報が直接印字された形態にも共通する課題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
(1)本開示の第1の形態によれば、インク収容体が提供される。このインク収容体は、インクを内部に収容したインク容器と、前記インク容器を収容する包装材と、を備え、前記インク容器と、前記包装材とのうち少なくともいずれか一方の対象部材の表面には、前記インク容器に関する容器情報が形成されており、前記容器情報は、消色可能な印字用インクで印字されている。
(2)本開示の第2の形態によれば、インク収容体のリサイクル方法が提供される。このリサイクル方法は、(a)前記インク収容体を回収するステップであって、前記インク収容体は、インクを内部に収容したインク容器と、前記インク容器を収容する包装材とを備え、前記インク容器と、前記包装材とのうち少なくともいずれか一方の対象部材の表面に、前記インク容器に関する容器情報が形成されており、前記容器情報は、加熱されることで消色する印字用インクで印字されている、ステップと、(b)前記インク収容体を加熱することで、前記印字用インクを消色させるステップとを有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態におけるインク容器の構成を示す図。
第1実施形態におけるインク収容体の構成を示す図。
インク収容体のリサイクル方法を示すフローチャート。
第2実施形態におけるインク容器およびラベルの構成を示す図。
インク容器をリライタブル化する方法を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A.第1実施形態:
図1は、本実施形態におけるインク容器100の構成を示す図である。インク容器100は、収容されたインクの消費に伴って容積が減少するインクパックである。
【0009】
インク容器100は、袋状部材110と、接続部材120と、を備える。接続部材120は、インク容器100の長手方向の一方の端部部位を構成している。接続部材120は、長手方向のうちで袋状部材110の一方の端部に取り付けられている。なお、インク容器100は、インクパックに限られず、インクカートリッジ等、他の形態であってもよい。
【0010】
袋状部材110は、内部にインクを収容する。また、袋状部材110は、可撓性を有する。袋状部材110の可撓性は自重によって撓む程度であってもよいし、自重に対してはその形状を保持し、自重よりも大きな荷重が加えられたときに撓む程度であってもよい。袋状部材110は、4枚のシート部材111,112,113,114を重ね合わせて、それらの外周端部を溶着することによって構成される。4枚のシート部材111,112,113,114は、インク容器100の表面190を形成する。
(【0011】以降は省略されています)
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