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公開番号2025103998
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221809
出願日2023-12-27
発明の名称スクリーン印刷用マスク
出願人マクセル株式会社
代理人個人
主分類B41N 1/24 20060101AFI20250702BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】スクリーン印刷用マスクにおいて、弾性限度を超えるような引張応力がマスク本体に生じることに起因して、マスク本体の平坦性が損なわれることを防ぐ。
【解決手段】本発明のスクリーン印刷用マスクは、上下方向に貫通する多数独立の通孔8を有するマスク本体2と、マスク本体2が配置されるマスク開口3を有する保持枠4と、マスク開口3の内周面から開口中心に向かって延出されてマスク本体2と保持枠4とを連結する連結体5とを備える。連結体5を自己復元性を有する伸縮体で構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に貫通する多数独立の通孔(8)を有するマスク本体(2)と、
マスク本体(2)が配置されるマスク開口(3)を有する保持枠(4)と、
マスク開口(3)の内周面から開口中心に向かって延出されてマスク本体(2)と保持枠(4)とを連結する連結体(5)と、
を備え、
連結体(5)が、自己復元性を有する伸縮体で構成されていることを特徴とするスクリーン印刷用マスク。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
連結体(5)が樹脂を素材とするメッシュシートからなる請求項1に記載のスクリーン印刷用マスク。
【請求項3】
マスク本体(2)の外周縁に沿う表面に固定されて、マスク本体(2)を補強する補強枠(9)を備える請求項1に記載のスクリーン印刷用マスク。
【請求項4】
補強枠(9)はマスク本体(2)の上面に固定されており、
マスク本体(2)が補強枠(9)を介して連結体(5)に接続されている請求項3に記載のスクリーン印刷用マスク。
【請求項5】
補強枠(9)はマスク本体(2)の下面に固定されており、
マスク本体(2)が連結体(5)に接続されている請求項3に記載のスクリーン印刷用マスク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品の内部電極等の微細なパターンをスクリーン印刷法で形成する際に用いられるスクリーン印刷用マスクに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
この種のスクリーン印刷用マスクは、例えば本特許出願人による特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の印刷用マスクは、電鋳法により形成されたマスク本体と、マスク本体が配置されるマスク開口を有する枠体とを含んで構成される。マスク本体は、その内方領域にパターン部が形成されており、パターン部には多数独立の印刷用の通孔からなる印刷パターンが形成されている。枠体は、マスク本体の外周縁を支持するように、マスク本体の上面に固定される支持体と、支持体の上面に固定される枠本体とで構成される。マスク本体、支持体、及び枠本体は、それぞれ金属を素材として形成されており、マスク本体と支持体、支持体と枠本体はそれぞれ不離一体的に固定されている。スクリーン印刷用マスクは、スクリーン印刷機に枠本体が固定され印刷に用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-97146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スクリーン印刷法には、印刷用マスクの下面が、印刷面(印刷対象の上面)に接触する状態で、マスク本体の上面に載せられた印刷材をスキージングするコンタクト印刷と、印刷用マスクの下面が印刷面から浮き離れた状態で、マスク本体の上面に載せられた印刷材をスキージングするオフセット印刷(オフコンタクト印刷)がある。オフセット印刷では、スキージの押圧力でマスク本体を下向きに変位させることで、スキージが接触する裏側部分のマスク本体の下面が印刷面に接触し、当該接触部分が移動しながらスキージングが進行するので、印刷面にうねりを有する印刷対象であっても、マスク本体が印刷対象に密着して、印刷面に適正な形状の印刷パターンを形成することができる。
【0005】
特許文献1の印刷用マスクを用いてオフセット印刷を行うには、金属からなるマスク本体及び支持体を弾性変形させて下向きに変位させる必要がある。しかし、マスク本体を弾性変形させると、マスク本体の伸長によって内部に引張応力が生じ、この引張応力がマスク本体を形成する金属素材の弾性限度を超えると、マスク本体に永久ひずみが生じてしまう。このように、マスク本体に永久ひずみが生じると、スキージによる押圧力を解除してもマスク本体の伸びや湾曲として残るので、マスク本体の平坦性が損なわれてしまう。
【0006】
本発明は、スクリーン印刷用マスクにおいて、弾性限度を超えるような引張応力がマスク本体に生じることに起因して、マスク本体の平坦性が損なわれることを防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るスクリーン印刷用マスクは、上下方向に貫通する多数独立の通孔8を有するマスク本体2と、マスク本体2が配置されるマスク開口3を有する保持枠4と、マスク開口3の内周面から開口中心に向かって延出されてマスク本体2と保持枠4とを連結する連結体5とを備える。そして、連結体5が、自己復元性を有する伸縮体で構成されていることを特徴とする。
【0008】
連結体5は樹脂を素材とするメッシュシートからなる。
【0009】
マスク本体2の外周縁に沿う表面に固定されて、マスク本体2を補強する補強枠9を備える。
【0010】
補強枠9はマスク本体2の上面に固定されており、マスク本体2が補強枠9を介して連結体5に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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