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公開番号
2025114270
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008867
出願日
2024-01-24
発明の名称
血液透析システム
出願人
株式会社日本トリム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
1/16 20060101AFI20250729BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】透析液の溶存水素濃度の変動を抑制できる血液透析システムを提供する。
【解決手段】血液透析システム100は、水に水素を添加する水素添加装置1と、透析用水を生成する透析用水生成装置2と、透析用水に薬剤を混合し透析液を調製する透析液調製装置3と、透析液の溶存水素濃度を調整するための濃度調整装置4と、透析液を用いて患者の血液をろ過する透析装置5とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
血液透析システムであって、
供給された水を浄化して、透析用水を生成する透析用水生成装置と、
前記透析用水に薬剤を混合し、血液透析治療に使用される透析液を調製する透析液調製装置と、
前記透析液を用いて患者の血液をろ過する透析装置と、
前記透析用水生成装置に供給される前記水、前記透析用水生成装置によって生成された前記透析用水及び前記透析液調製装置によって調製された前記透析液のうち、少なくともいずれかに水素を添加する水素添加装置と、
前記透析装置が用いる前記透析液の溶存水素濃度を調整するための濃度調整装置とを含む、
血液透析システム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記透析装置が用いる前記透析液の前記溶存水素濃度を測定するセンサーと、
前記センサーからの出力に基づいて、前記濃度調整装置を制御する制御装置とを含む、請求項1に記載の血液透析システム。
【請求項3】
複数の前記透析装置を含む、請求項2に記載の血液透析システム。
【請求項4】
各透析装置に対応する前記濃度調整装置及び前記センサーを含む、請求項3に記載の血液透析システム。
【請求項5】
前記制御装置は、複数の前記透析装置に同時に供給される全ての前記透析液の前記溶存水素濃度を均一化するように、前記濃度調整装置を制御する、請求項4に記載の血液透析システム。
【請求項6】
前記制御装置は、前記透析装置毎に供給される前記透析液がそれぞれ異なる前記溶存水素濃度となるように、前記濃度調整装置を制御する、請求項4に記載の血液透析システム。
【請求項7】
前記濃度調整装置は、複数形態の濃度調整装置を含む、請求項1に記載の血液透析システム。
【請求項8】
前記透析装置が用いる前記透析液の前記溶存水素濃度を測定するセンサーと、
前記センサーからの出力に基づいて、各濃度調整装置の動作の優先順位を決定し、前記優先順位に基づいて各濃度調整装置を制御する制御装置を含む、請求項7に記載の血液透析システム。
【請求項9】
前記水素添加装置は、供給された水を電気分解することにより、水素ガスを発生させる電解槽を含む、請求項1に記載の血液透析システム。
【請求項10】
前記電解槽は、前記濃度調整装置としても適用可能である、請求項9に記載の血液透析システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、血液透析システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、水素ガスが溶け込んだ透析液を用いた透析治療が注目されている。例えば、水を電気分解することによって生成された電解水素水が、患者の酸化ストレスの低減に寄与することが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-139475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
血液透析システムでは、水に水素を添加する水素添加装置を用いて水素ガスが溶け込んだ透析液が生成される。このようなシステムでは、所望の溶存水素濃度の透析液で運用されることが望ましい。
【0005】
しかしながら、水素を添加した後、治療を開始するまでの待機時間が生ずると、透析液の溶存水素濃度が徐々に低下する。また、水素添加装置から透析装置に至る経路を移動する際にも、透析液の溶存水素濃度が徐々に低下する。
【0006】
このため、複数の透析装置を用いた多人数の透析治療にあっては、各透析装置に透析液を供給する経路が異なるため、透析装置毎に透析液の溶存水素濃度が変動するおそれがある。透析液の溶存水素濃度が変動すると、患者の体質や症状に応じた治療が困難になる。
【0007】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、透析液の溶存水素濃度の変動を抑制できる血液透析システムを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の血液透析システムは、
供給された水を浄化して、透析用水を生成する透析用水生成装置と、
前記透析用水に薬剤を混合し、血液透析治療に使用される透析液を調製する透析液調製装置と、
前記透析液を用いて患者の血液をろ過する透析装置と、
前記透析用水生成装置に供給される前記水、前記透析用水生成装置によって生成された前記透析用水及び前記透析液調製装置によって調製された前記透析液のうち、少なくともいずれかに水素を添加する水素添加装置と、
前記透析装置が用いる前記透析液の溶存水素濃度を調整するための濃度調整装置とを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明の前記血液透析システムは、上記構成を有しているので、前記透析液の前記溶存水素濃度の変動を抑制し、任意の前記溶存水素濃度を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の血液透析システムの概略構成を示すブロック図である。
図1の水素添加装置の詳細な構成を示す図である。
図1の血液透析システムの変形例を示すブロック図である。
図1の血液透析システムの別の変形例を示すブロック図である。
図1の血液透析システムのさらに別の変形例を示すブロック図である。
図5の血液透析システムの変形例を示すブロック図である。
図6の血液透析システムの変形例を示すブロック図である。
図6の血液透析システムの変形例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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