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公開番号
2025112827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007324
出願日
2024-01-22
発明の名称
熱交換器
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H01M
10/6556 20140101AFI20250725BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】熱交換器に関して配管に関する作業負荷及びコストの少なくとも一方を低減する。
【解決手段】バッテリと熱交換を行うための熱交換器は、複数の第一媒体流路と、第二媒体流路とを備える。複数の第一媒体流路は、第一ポートに接続され、熱交換媒体が第一方向に流れるように構成される。複数の第一媒体流路は、第二方向に並列配置される。複数の第一媒体流路は、第一方向における第一ポートとは反対側の端部で結合するように構成される。第二媒体流路は、複数の第一媒体流路が結合する領域である結合部に接続される。第二媒体流路は、結合部とは反対側の端部において第二ポートに接続される。第二媒体流路は、熱交換媒体が第一方向とは逆方向に流れるように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車に搭載されたバッテリと熱交換を行うための熱交換器であって、
熱交換媒体に関する第一ポート及び第二ポートであって、一方が前記熱交換媒体の流入口として機能し、他方が前記熱交換媒体の流出口として機能する第一ポート及び第二ポートと、
前記第一ポートに接続され、前記熱交換媒体が第一方向に流れるように構成される複数の第一媒体流路であって、前記第一方向とは直交する第二方向に並列配置され、前記第一方向における前記第一ポートとは反対側の端部で結合するように構成される複数の第一媒体流路と、
前記第二方向において前記複数の第一媒体流路に対し並列配置され、前記複数の第一媒体流路が結合する領域である結合部に接続され、さらには、前記第一方向における前記結合部とは反対側の端部において前記第二ポートに接続された、前記熱交換媒体が前記第一方向とは逆方向に流れるように構成される第二媒体流路と、
前記熱交換媒体と前記バッテリとの間で熱交換を行うための熱交換面であって、前記複数の第一媒体流路及び前記第二媒体流路の少なくとも一部に対応する領域に設けられた熱交換面と、
を備える熱交換器。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
請求項1記載の熱交換器であって、
前記熱交換面は、前記第二媒体流路を除く前記複数の第一媒体流路の少なくとも一部に対応する領域に設けられ、
前記バッテリは、前記複数の第一媒体流路の少なくとも一部に対応する領域に設けられる熱交換器。
【請求項3】
請求項1記載の熱交換器であって、
前記第二媒体流路は、前記第二方向において、前記複数の第一媒体流路のうちの二つの第一媒体流路の間に設けられて、前記結合部及び前記第二ポートに接続される熱交換器。
【請求項4】
請求項1記載の熱交換器であって、
前記第一ポートは、前記複数の第一媒体流路に共通するポートであり、
前記複数の第一媒体流路は、前記第一ポートから分岐した流路に対応し、前記第一方向における前記第一ポートとは反対側の端部で結合するように構成される熱交換器。
【請求項5】
請求項3記載の熱交換器であって、
前記第一ポートは、前記複数の第一媒体流路に共通するポートであり、
前記複数の第一媒体流路は、前記第一ポートから前記第二ポートを避けるように分岐した流路に対応し、前記第一方向における前記第一ポートとは反対側の端部で結合するように構成され、
前記第二ポートは、前記二つの第一媒体流路の間において前記第一方向における前記第一ポートより前記結合部側に位置し、前記複数の第一媒体流路が分岐する領域に隣接して設けられる熱交換器。
【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれか一項記載の熱交換器であって、
前記第一方向及び前記第二方向において板状に広がる第一部材及び第二部材
を備え、
前記第二部材は、前記第一部材と接合されるように、前記第一部材と対向配置され、
前記複数の第一媒体流路及び前記第二媒体流路は、前記第一部材と前記第二部材との間に設けられる熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電動車に搭載されるバッテリの熱交換器が知られている。特許文献1には、複数の部位に対して生じる温度差を抑制するために、冷却水の抵抗が異なる複数の流路が設けられた電池システムが開示されている。この電池システムでは、車両の前側に流入部が設けられ、車両の後側に流出部が設けられる。冷却水は、タンクに蓄積され、タンクから配管(具体的にはホース)を通じて流入部に供給される。流出部から流出する冷却水は、配管を通って、タンクに戻る。このように、冷却水は、電池システム内で循環するように使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-106272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
熱交換媒体が循環する熱交換システムを構築するためには、熱交換器の外側において、熱交換器の流出部から流出する熱交換媒体を、熱交換器の流入部に戻すための配管が必要である。従来では、車両の前後に離れた位置に流入部及び流出部が配置されるために、熱交換器に対する配管の接続に関する作業負荷及びコストが大きかった。
【0005】
そこで、本開示の一側面によれば、配管の接続に関する作業負荷及びコストの少なくとも一方を低減可能な熱交換器を提供できることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面によれば、電動車に搭載されたバッテリと熱交換を行うための熱交換器が提供される。熱交換器は、熱交換媒体に関する第一ポート及び第二ポートと、複数の第一媒体流路と、第二媒体流路と、熱交換面と、を備える。第一ポート及び第二ポートのうちの一方が熱交換媒体の流入口として機能し、第一ポート及び第二ポートのうちの他方が熱交換媒体の流出口として機能する。
【0007】
複数の第一媒体流路は、第一ポートに接続され、熱交換媒体が第一方向に流れるように構成される。複数の第一媒体流路は、第一方向とは直交する第二方向に並列配置される。複数の第一媒体流路は、第一方向における第一ポートとは反対側の端部で結合するように構成される。
【0008】
第二媒体流路は、第二方向において複数の第一媒体流路に対し並列配置される。第二媒体流路は、複数の第一媒体流路が結合する領域である結合部に接続される。第二媒体流路は、さらに、第一方向における結合部とは反対側の端部において第二ポートに接続される。第二媒体流路は、熱交換媒体が第一方向とは逆方向に流れるように構成される。
【0009】
熱交換面は、熱交換媒体とバッテリとの間で熱交換を行うための熱交換面である。熱交換面は、複数の第一媒体流路及び第二媒体流路の少なくとも一部に対応する領域に設けられる。
【0010】
この熱交換器では、熱交換媒体が第一方向に流れ、結合部から第一方向とは逆方向に流れる。したがって、流入口及び流出口を比較的近い位置に配置することが可能である。流入口及び流出口が比較的近い位置に配置されていることによれば、熱交換器に対する配管の接続に関する作業負荷及びコストの少なくとも一方を低減することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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