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公開番号2025110698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004677
出願日2024-01-16
発明の名称粘着フィルム
出願人大阪シーリング印刷株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類C09J 7/29 20180101AFI20250722BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】カールが生じることを抑制した粘着フィルムを提供する。
【解決手段】OPPフィルム10、塩素化ポリプロピレンを主成分とするアンカー層30、およびゴム系ホットメルト粘着剤層20をこの順で有する粘着フィルムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
OPPフィルム、塩素化ポリプロピレンを主成分とするアンカー層、およびゴム系ホットメルト粘着剤層をこの順で有する粘着フィルム。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記OPPフィルムの前記アンカー層に相対する面とは反対側の面に離型材層を有している、請求項1に記載の粘着フィルム。
【請求項3】
前記アンカー層の塗布量は、0.15g/m
2
以上3.00g/m
2
以下である、請求項1または2に記載の粘着フィルム。
【請求項4】
前記アンカー層は滑剤を含有している、請求項1または2に記載の粘着フィルム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着フィルムに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、トレーや容器に入った食品や果物等の上面を覆ういわゆる掛け紙と呼ばれる被覆部材が存在している。過去には、掛け紙は文字通り紙が用いられていたが、プラスチックフィルムが一般に流通するようになるとプラスチックフィルムが掛け紙として用いられるようになった。
【0003】
近年では、長方形のプラスチックフィルムの外縁において、一対の平行な辺の部分に粘着剤を塗布して、この粘着剤により掛け紙をトレーや容器に貼り付けることにより短時間に掛け紙をトレーや容器に固定していくことが行われている。
【0004】
類似の構造のプラスチックフィルムが、特許文献1に開示されている。特許文献1は電子部品パッケージに用いるカバーテープの発明であり、電子部品が納められたポケットキャビティ付きキャリヤーテープのポケットを封止するためのテープである。このカバーテープは長尺のポリマーフィルムにプライマー層を設け、その上に誘電ポリマ-バインダ中にカーボンナノチューブを分散させた静電制御層を設け、さらにその上に長尺の両縁部に接着剤ストリップを設けた構造を有している。実施例ではポリマーフィルムにOPPを使用し、プライマー層にポリウレタンを用い、ゴム系ホットメルト感圧接着剤を用いている。プライマー層は静電制御層を接着させるために設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2014-513013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されているカバーテープは電子部品への静電放電を防ぐために静電制御層を設けているが、食品や果物等の掛け紙として用いる場合は静電制御層は不要であり、静電制御層を設けなければプライマー層も不要となる。すなわち、食品や果物等の掛け紙では、プラスチックフィルムに直接粘着剤を塗布するだけでよい。
【0007】
しかしながら、OPPフィルムにゴム系ホットメルト粘着剤を塗布するとOPPフィルムがカールしてしまい、トレイに貼り合わせるための機械であるディスペンサーにおいて、チャッキング不良が生じてしまうという問題が発生した。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カールが生じることを抑制した粘着フィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の粘着フィルムは、OPPフィルム、塩素化ポリプロピレンを主成分とするアンカー層、およびゴム系ホットメルト粘着剤層をこの順で有する特徴を備えている。
【0010】
前記OPPフィルムの前記アンカー層に相対する面とは反対側の面に離型材層を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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