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公開番号2025110548
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004439
出願日2024-01-16
発明の名称熱交換器
出願人フタバ産業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20250722BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】熱交換能力の低下を抑制する。
【解決手段】熱交換器は、第1板部と、第2板部と、複数の支持部と、複数の突起部と、を備える。第1板部は、対象物に当接し、第2板部は、第1板部との間に熱媒体の流路を形成する。複数の支持部は、第1板部と第2板部との間に設けられる。複数の突起部は、流路内に突出するように第2板部に設けられる。複数の突起部の頂部は、第1板部から離れている。熱媒体の流れ方向の下流側に向かうに従い、支持部の数と、支持部のサイズと、突起部の数と、突起部のサイズとのうちの少なくとも1つが大きくなる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
熱交換器であって、
対象物に当接するよう構成される板状の部位である第1板部と、
前記第1板部に対面するように配置され、前記第1板部との間に熱媒体の流路を形成する板状の部位である第2板部と、
前記第1板部と前記第2板部との間に設けられた複数の支持部と、
前記流路内に突出するように前記第2板部に設けられた複数の突起部と、を備え、
前記複数の突起部の頂部は、前記第1板部から離れており、
前記熱媒体の流れ方向の下流側に向かうに従い、前記支持部の数と、前記支持部のサイズと、前記突起部の数と、前記突起部のサイズとのうちの少なくとも1つが大きくなる
熱交換器。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の熱交換器であって、
前記熱媒体の流れ方向の下流側に向かうに従い、前記突起部の数と、前記突起部のサイズとのうちの少なくとも1つが大きくなる
熱交換器。
【請求項3】
請求項1に記載の熱交換器であって、
前記熱媒体の流れ方向の下流側に向かうに従い、前記支持部の数と、前記突起部の数とのうちの少なくとも1つが大きくなる
熱交換器。
【請求項4】
熱交換器であって、
対象物に当接するよう構成される板状の部位である第1板部と、
前記第1板部に対面するように配置され、前記第1板部との間に熱媒体の流路を形成する板状の部位である第2板部と、
前記第1板部と前記第2板部との間に設けられた複数の支持部と、
前記流路内に突出するように前記第2板部に設けられた複数の突起部と、を備え、
前記複数の突起部の頂部は、前記第1板部から離れており、
前記熱媒体の流れ方向の下流側に向かうに従い前記熱媒体の流速が増加するのを促すよう、前記支持部及び前記突起部の位置が調整されている
熱交換器。
【請求項5】
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の熱交換器であって、
前記流路の幅方向の両端に位置する2つの側壁部をさらに備え、
それぞれの前記突起部の少なくとも一部は、当該突起部における前記熱媒体の流れ方向の最上流側の端部が中間領域に位置するように設けられており、
前記中間領域とは、前記流路において前記熱媒体の流れ方向に交差する方向に隣接して並ぶ2つの前記支持部の間に位置する領域と、前記流路において、前記側壁部に隣接する前記支持部と、該側壁部における該支持部と前記幅方向において対面する部分との間に位置する領域との双方又は一方である
熱交換器。
【請求項6】
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の熱交換器であって、
前記第1板部は、前記第2板部の上側に配置される
熱交換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、2つの板状部材の間に形成された流路を流下する冷媒により、電子部品を冷却する冷却器が知られている。また、このような冷却器における一方の板状部材の上方にバッテリを載置し、下方からバッテリを冷却する技術や、アルミ等によりこのような冷却器を構成する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-221315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された冷却器では、電子部品を冷却する際に冷媒の温度が上昇する。このため、該冷却器は、冷媒の流れ方向の下流側に向かうに従い流路内での冷媒の温度が高くなり、熱交換能力が低下する。
【0005】
本開示の一態様では、熱交換能力の低下を抑制するのが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、熱交換器であって、第1板部と、第2板部と、複数の支持部と、複数の突起部と、を備える。第1板部は、対象物に当接するよう構成される板状の部位である。第2板部は、第1板部に対面するように配置され、第1板部との間に熱媒体の流路を形成する板状の部位である。複数の支持部は、第1板部と第2板部との間に設けられる。複数の突起部は、流路内に突出するように第2板部に設けられる。複数の突起部の頂部は、第1板部から離れている。熱媒体の流れ方向の下流側に向かうに従い、支持部の数と、支持部のサイズと、突起部の数と、突起部のサイズとのうちの少なくとも1つが大きくなる。
【0007】
上記構成によれば、下流側に向かうに従い熱媒体の流速が増加するように促すことができ、これにより、流路の下流側の領域での熱交換が促進される。したがって、熱交換能力の低下を抑制できる。
【0008】
本開示の一態様では、熱媒体の流れ方向の下流側に向かうに従い、突起部の数と、突起部のサイズとのうちの少なくとも1つが大きくなってもよい。
上記構成によれば、下流側に向かうに従いより多くの熱媒体の流れが第1板部に向かうように促すことができ、これにより、流路の下流側の領域での熱交換が促進される。したがって、熱交換能力の低下を抑制できる。
【0009】
本開示の一態様では、熱媒体の流れ方向の下流側に向かうに従い、支持部の数と、突起部の数とのうちの少なくとも1つが大きくなってもよい。
上記構成によれば、熱交換能力の低下を抑制できる。
【0010】
本開示の一態様は、熱交換器であって、第1板部と、第2板部と、複数の支持部と、複数の突起部と、を備える。第1板部は、対象物に当接するよう構成される板状の部位である。第2板部は、第1板部に対面するように配置され、第1板部との間に熱媒体の流路を形成する板状の部位である。複数の支持部は、第1板部と第2板部との間に設けられる。複数の突起部は、流路内に突出するように第2板部に設けられる。複数の突起部の頂部は、第1板部から離れている。熱媒体の流れ方向の下流側に向かうに従い熱媒体の流速が増加するのを促すよう、支持部及び突起部の位置が調整されている。
(【0011】以降は省略されています)

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