TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025109715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2025064458,2024109465
出願日
2025-04-09,2019-08-20
発明の名称
患者インターフェースのためのヘッドギア
出願人
レスメド・プロプライエタリー・リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
16/06 20060101AFI20250717BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】呼吸関連疾患のスクリーニング、診断、監視、治療、予防および改善のうち1つ以上に関する。
【解決手段】少なくとも1つのガス送達管を含む位置決めおよび安定化構造は、患者頭部の上方の接続ポートから空気流れを受容し、空気流れを患者の気道の入口へシール形成構造を介して送達させ、少なくとも1つのガス送達管は、延長可能な蛇腹構造を有する管壁を含み、延長可能な蛇腹構造は、複数の折り目を管壁内に含んで複数の隆起部および複数の溝部を交互に形成し、折り目は、少なくとも部分的に展開可能であるため、隆起部の分離を増大させて、延長可能な蛇腹構造を細長形状にすることができる、少なくとも1つのガス送達管と;管壁へ設けられた1つ以上の隆起部接続部であって、1つ以上の隆起部接続部はそれぞれ、複数の隆起部の2つ以上の隣接する隆起部を接続させ、隆起部の分離に耐えるように構成される、1つ以上の隆起部接続部とを含む。
【選択図】図8A
特許請求の範囲
【請求項1】
患者インターフェースのシール形成構造を患者頭部上の治療的に有効な位置に保持するための位置決め・安定化構造であって、
当該位置決め・安定化構造が、
・患者頭部上部上の接続ポートから空気流れを受容し、空気流れを前記シール形成構造を介して前記患者の気道の入口へ送達させるための少なくとも1つのガス送達管であって、少なくとも1つの前記ガス送達管は、使用時に、前記患者頭部の上耳底点の上方における前記患者頭部の少なくとも一領域に近接して位置決めされるように構築および配置され、少なくとも1つの前記ガス送達管は、中空内部を有しかつ前記ガス送達管の長さの少なくとも一部に沿って設けられた伸長可能な蛇腹構造を有する管壁を備え、
伸長可能な前記蛇腹構造が、
*前記管壁にある複数の折り目であって、前記ガス送達管のうち非患者対向側に沿う第1の交互の一連の隆起部及び溝部と、前記ガス送達管のうち患者対向側に沿う第2の交互の一連の隆起部及び溝部と、を形成し、前記患者対向側が、前記ガス送達管の患者非対向側の反対側にある、折り目
を備え、
前記第1の交互の一連の隆起部及び溝部のうちの前記溝部が、第2の交互の一連の隆起部及び溝部のうちの前記溝部と非連続的である、位置決め・安定化構造。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1の交互の一連の隆起部及び溝部が、前記第2の交互の一連の隆起部及び溝部よりも伸長剛性が低い、請求項1に記載の位置決め・安定化構造。
【請求項3】
複数の前記折り目は、前記ガス送達管の内側において、前記第1の交互の一連の隆起部及び溝部と前記第2の交互の一連の隆起部及び溝部とを形成する内部隆起部及び内部溝部を形成する、請求項2に記載の位置決め・安定化構造。
【請求項4】
前記第1の交互の一連の隆起部及び溝部における前記内部溝部は、前記ガス送達管の内側にわたって、前記第2の交互の一連の隆起部及び溝部における前記内部溝部の対応する1つの反対側に設けられ、複数の対向する溝部対を形成し、
対向する前記溝部対それぞれは、
-前記第1の交互の一連の隆起部及び溝部における1つの内部溝部である第1の内部溝部と、
-前記第2の交互の一連の隆起部及び溝部における1つの内部溝部である第2の内部溝部と、
を備え、
前記第1の内部溝部は、前記第2の内部溝部よりも大きい溝部深さを備える、請求項3に記載の位置決め・安定化構造。
【請求項5】
前記管壁は、対向する前記溝部対それぞれの前記第2の内部溝部の底部において、対応する対向する前記溝部対の前記第1の内部溝部の底部におけるよりも大きい材料厚さを備える、請求項4に記載の位置決め・安定化構造。
【請求項6】
前記第2の交互の一連の隆起部及び溝部における前記内部溝部それぞれの前記底部における前記材料厚さは、前記接続ポートに近接する第1の端部から第2の端部まで前記ガス送達管の長さに沿って減少する、請求項5に記載の位置決め・安定化構造。
【請求項7】
前記第1の交互の一連の隆起部及び溝部における前記内部溝部それぞれの前記底部における前記ガス送達管の前記材料厚さは、前記ガス送達管の長さに沿ってほぼ一定である、請求項5または6に記載の位置決め・安定化構造。
【請求項8】
前記第1及び第2の交互の一連の隆起部及び前記内部溝部における前記内部溝部の溝深さは、前記接続ポートに近接する第1の端部から第2の端部まで前記ガス送達管の長さに沿って減少する、請求項5から7のいずれか1項に記載の位置決め・安定化構造。
【請求項9】
前記第1の交互の一連の隆起部及び溝部における前記内部隆起部それぞれは、前記第2の交互の一連の隆起部及び溝部における対応する反対側の前記内部隆起部と連続的である、請求項4から8のいずれか1項に記載の位置決め・安定化構造。
【請求項10】
前記位置決め・安定化構造は、前記管壁に設けられた隆起部接続部を備え、前記第2の交互の一連の隆起部及び溝部のうちの隣接する一対の隆起部を接続し、前記第1の交互の一連の隆起部及び溝部に対して、前記第2の交互の一連の隆起部及び溝部を硬質化する、請求項1から9のいずれか1項に記載の位置決め・安定化構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
1 関連出願の相互参照
本出願は、2018年8月20日に出願されたオーストラリア国仮出願番号62/764,995の利益をクレームするもので、その内容を参照により本明細書に包含する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
本特許文書の開示の一部は、著作権保護が与えられる内容を含む。著作権所有者は、何者かが本特許文書または本特許開示をファックスにより再生しても、特許庁の特許ファイルまたは記録に記載されるものであれば目的のものであれば異論は無いが、その他の目的については全ての著作権を保持する。
【背景技術】
【0003】
2 技術の背景
2.1 技術の分野
本技術は、呼吸関連疾患のスクリーニング、診断、監視、治療、予防および改善のうち1つ以上に関する。本技術はまた、医療デバイスまたは装置と、その使用とに関する。
【0004】
2.2 関連技術の説明
2.2.1 ヒトの呼吸器系およびその疾患
身体の呼吸器系は、ガス交換を促進させる。鼻および口腔は、患者の気道への入口を形成する。
【0005】
これらの気道は、一連の分岐する管を含み、これらの管は、肺の奥深くに進むほど狭く、短くかつ多数になる。肺の主要な機能はガス交換であり、空気から酸素を静脈血中へ取り入れさせ、二酸化炭素を退出させる。気管は、右および左の主気管支に分かれ、これらの主気管支はさらに分かれて、最終的に終末細気管支となる。気管支は、伝導のための気道を構成するものであり、ガス交換には関与しない。気道がさらに分割されると呼吸細気管支となり、最終的には肺胞となる。肺の肺胞領域においてガス交換が行われ、この領域を呼吸領域と呼ぶ。以下を参照されたい:「Respiratory Physiology」, by John B. West, Lippincott Williams & Wilkins, 9th edition published 2012。
【0006】
一定範囲の呼吸器疾患が存在している。特定の疾患は、特定の発症(例えば、無呼吸、呼吸低下および過呼吸)によって特徴付けられ得る。
【0007】
呼吸器疾患の例には、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、チェーン・ストークス呼吸(CSR)、呼吸不全、肥満過換気症候群(OHS)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、神経筋疾患(NMD)および胸壁疾患が含まれる。
【0008】
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は、睡眠呼吸障害(SDB)の1つの形態であり、睡眠時の上通気道の閉鎖または閉塞などの発症によって特徴付けられる。これは異常に小さい上気道と、舌の領域の筋緊張の通常の喪失、睡眠時の軟口蓋および後口咽頭壁の正常損失の組み合わせの結果である。このような状態に起因して、罹患患者の呼吸停止が典型的には30~120秒にわたり、ときには一晩に200~300回も呼吸が停止する。その結果、日中の眠気が過度になり、心血管疾患および脳損傷の原因になり得る。この症候は一般的な疾患であり、特に中年の過体重の男性に多いが、患者に自覚症状は無い。特許文献1(Sullivan)を参照されたい。
【0009】
チェーン・ストークス呼吸(CSR)は、別の形態の睡眠呼吸障害である。CSRは、患者の呼吸調節器の疾患であり、CSRサイクルとして知られる換気の漸増および漸減が交互に周期的に続く。CSRは、動脈血の脱酸素および再曝気の繰り返しによって特徴付けられる。反復低酸素症のため、CSRは有害であり得る。患者によっては、CCRは、重症不眠、交感神経活動の増加、および後負荷の増加の原因となる、反復性睡眠覚醒を随伴する。特許文献2(Berthon-Jones)を参照されたい。
【0010】
呼吸不全とは、呼吸器障害の総称であり、患者の需要を満たすための充分な酸素吸気または充分なCO2呼気を肺が行うことができていないことを指す。呼吸不全は、以下の疾患のうちいくつかまたは全てを包含し得る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
健康器具
6か月前
個人
鼾防止用具
6か月前
個人
歯茎みが品
7か月前
個人
短下肢装具
1か月前
個人
前腕誘導装置
1か月前
個人
嚥下鍛錬装置
1か月前
個人
脈波測定方法
6か月前
個人
白内障治療法
5か月前
個人
導電香
6か月前
個人
洗井間専家。
5か月前
個人
マッサージ機
6か月前
個人
脈波測定方法
6か月前
個人
塗り薬塗り具
8か月前
個人
バッグ式オムツ
2か月前
個人
矯正椅子
2か月前
個人
歯の修復用材料
2か月前
個人
収納容器
8か月前
個人
片足歩行支援具
7か月前
個人
ホバーアイロン
4か月前
個人
健康器具
8か月前
個人
クリップ
7か月前
個人
口内洗浄具
6か月前
個人
陣痛緩和具
1か月前
三生医薬株式会社
錠剤
5か月前
個人
湿布連続貼り機。
8日前
個人
眼科診療車
7か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
1か月前
個人
シャンプー
4か月前
個人
車椅子持ち上げ器
5か月前
個人
歯の保護用シール
2か月前
株式会社結心
手袋
5か月前
株式会社大野
骨壷
1か月前
個人
避難困難者救出台車
7か月前
個人
性行為補助具
25日前
個人
服薬支援装置
5か月前
株式会社コーセー
化粧料
7か月前
続きを見る
他の特許を見る