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公開番号2025107411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025079652,2021083181
出願日2025-05-12,2021-05-17
発明の名称衣類処理装置
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人サトー
主分類D06F 39/08 20060101AFI20250710BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】注水ケースに手動投入部および自動投入部の双方を備える場合であっても、その注水ケースの大型化や構造の複雑化を抑制することができる衣類処理装置を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る衣類処理装置は、衣類を収容する衣類処理槽と、前記衣類処理槽内に水を供給する給水部と、前記給水部に設けられる注水ケースと、を備える衣類処理装置であって、前記注水ケースは、ケース本体部と、前記ケース本体部内に水を供給する水路部と、を備え、前記水路部は、前記ケース本体部から分離可能である。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
衣類を収容する衣類処理槽と、
前記衣類処理槽内に水を供給する給水部と、
前記給水部に設けられる注水ケースと、
を備える衣類処理装置であって、
前記注水ケースは、
ケース本体部と、
給水弁ユニットから供給される水を前記ケース本体部内に供給する水路部と、
を備え、別体として形成された前記ケース本体部と前記水路部とが組み付けられる構成であり、
前記ケース本体部は、運転複数回分の衣類処理剤を貯留するタンク内から衣類処理剤を吸引する処理剤吸引部を備え、
前記水路部は、
前記給水弁ユニットが設置される給水弁ユニット設置部と、
前記給水弁ユニット設置部と前記水路部の上流部との間において上下方向に延びる通水経路部と、
を有し、
前記処理剤吸引部は、前記ケース本体部と前記通水経路部との間に設けられ、
前記水路部は、前記ケース本体部から分離可能である衣類処理装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記ケース本体部は、複数の前記タンクを左右方向に沿って並んだ状態で収容可能であり、
前記処理剤吸引部は、複数の前記タンクから、それぞれ衣類処理剤を吸引可能である請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項3】
前記処理剤吸引部に接続される自動投入用経路をさらに備え、
前記自動投入用経路は、前記ケース本体部と前記通水経路部との間に設けられる請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項4】
前記自動投入用経路は、前記ケース本体部に接続され、衣類処理剤を前記ケース本体部に供給可能である請求項3に記載の衣類処理装置。
【請求項5】
前記ケース本体部に風呂水を供給する風呂水ポンプをさらに備え、
前記給水弁ユニットおよび前記風呂水ポンプは、左右方向に沿って並んで配置されており、
前記水路部は、前記給水弁ユニット設置部から前方に向かって延びている請求項1に記載の衣類処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
衣類に所定の処理を施す衣類処理装置の一例である洗濯機においては、使用者が手動で洗剤や柔軟剤などの衣類処理剤を投入する手動投入部を備えたものが提供されている。また、近年、洗濯機においては、使用者の利便性向上の要望に応えるため、運転複数回分の衣類処理剤を自動投入用のタンク内に予め貯留しておき、運転中に必要量をタンク内から水槽内へ自動的に投入する自動投入部を備えた構成が開発されている。つまり、近年では、手動投入部および自動投入部の双方を備える洗濯機の開発が進められている。
【0003】
例えば特許文献1には、水槽内に水を供給する給水部に注水ケースを備える洗濯機の構成が開示されている。そして、この注水ケースには、手動投入部および自動投入部の双方が備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-195578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来構成においては、注水ケースに手動投入部および自動投入部の双方を備えることに伴い、その注水ケースの大型化や構成の複雑化を招いてしまっている。特に自動投入部を備えるためには、少なくとも、タンク内から衣類処理剤を吸引するためのポンプなどが必要であり、このようなポンプなどといった構成要素の存在が注水ケースの大型化や構成の複雑化を招いてしまう一要因となっている。
【0006】
また、従来構成においては、注水ケース内に水を供給するための水路部が当該注水ケースに一体的に設けられている。そのため、注水ケースと水路部との間に、ポンプを組み付けるためのスペース、例えば、ポンプを設置位置に向けてスライド移動させたりするためのスペースを予め大きく確保しておかなければならず、つまり、注水ケースと水路部との間に、ある程度の大きなスペースを確保しておかなければならない。このことも、注水ケースの大型化や構成の複雑化を招いてしまう一要因となっている。
【0007】
そこで、本実施形態は、注水ケースに手動投入部および自動投入部の双方を備える場合であっても、その注水ケースの大型化や構造の複雑化を抑制することができる衣類処理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本実施形態に係る衣類処理装置は、衣類を収容する衣類処理槽と、前記衣類処理槽内に水を供給する給水部と、前記給水部に設けられる注水ケースと、を備える衣類処理装置であって、前記注水ケースは、ケース本体部と、前記ケース本体部内に水を供給する水路部と、を備え、前記水路部は、前記ケース本体部から分離可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断側面図
本実施形態に係る注水ケースの構成例を概略的に示す斜視図
本実施形態に係る注水ケースの構成例を概略的に示す平面図
本実施形態に係る注水ケースの構成例を概略的に示す右側面図
本実施形態に係る注水ケースの構成例を概略的に示す正面図
本実施形態に係る水路部の内部の構成例を概略的に示す斜視図
本実施形態に係る水路部の内部の構成例を概略的に示す平面図
本実施形態に係る給水弁ユニットの構成例を概略的に示す背面図
本実施形態に係る注水ケースの構成例を概略的示す平面図であって、水路部がケース本体部から分離した状態の一例を示す図
本実施形態に係るケース本体部の構成例を概略的に示す斜視図
本実施形態に係るケース本体部の構成例を概略的に示す右側面図
本実施形態に係る水路部の構成例を概略的に示す斜視図
本実施形態に係る水路部の構成例を概略的に示す右側面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、衣類処理装置に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示する洗濯機10は、衣類に所定の処理、この場合、少なくとも、衣類を洗う洗い処理、衣類をすすぐすすぎ処理、衣類を脱水する脱水処理を施すことが可能な衣類処理装置の一例である。また、洗濯機10は、回転槽の回転中心軸が水平方向あるいは水平方向に対して傾斜する方向に延びる、いわゆる横軸型のドラム式洗濯機である。
(【0011】以降は省略されています)

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