TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025106791
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-16
出願番号2024187487
出願日2024-10-24
発明の名称最適化された鍵配布システムおよび最適化された鍵配布方法
出願人玉山商業銀行股ふん有限公司
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04L 9/08 20060101AFI20250709BHJP(電気通信技術)
要約【課題】鍵をより効果的に利用することができる最適化された鍵配布システムを提供する。
【解決手段】複数の鍵およびそれらの複数の鍵にそれぞれ対応する単位時間あたりの利用回数上限を格納している記憶ユニット1と、記憶ユニット1に接続する処理ユニット2と、を含む。処理ユニット2は、プロンプトを受信すると、それらの複数の鍵にそれぞれ対応する単位時間の中で利用された回数を取得し、単位時間の中で利用された回数のうちの少なくとも1つが単位時間あたりの対応する利用回数上限に達していない場合に、単位時間あたりの対応する利用回数上限から単位時間の中の対応する利用された回数を減算することにより鍵にそれぞれ対応する単位時間の中の残りの利用回数を取得して、単位時間の中の残りの利用回数のうちの最も大きい1つに対応する鍵を目標鍵として選択し、プロンプトおよび目標鍵を生成AIシステム200に送信する、ように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生成AIシステムと通信するように構成される最適化された鍵配布システムであって、当該鍵配布システムは、
前記生成AIシステムにより認証された複数の鍵、および前記複数の鍵にそれぞれ対応する単位時間あたりの利用回数上限を格納している記憶ユニットと、
前記記憶ユニットに接続する処理ユニットと、を含み、
前記処理ユニットは、
プロンプトを受信し、
前記複数の鍵にそれぞれ対応する単位時間の中で利用された回数を取得し、
前記単位時間の中で利用された回数の各々が、前記単位時間あたりの対応する利用回数上限に達しているか否かを判断し、
前記単位時間の中で利用された回数のうちの少なくとも1つが前記単位時間あたりの対応する利用回数上限に達していないと判断する場合に、前記単位時間あたりの対応する利用回数上限から前記単位時間の中の対応する利用された回数を減算することにより鍵にそれぞれ対応する単位時間の中の残りの利用回数を取得して、前記単位時間の中の残りの利用回数のうちの最も大きい1つに対応する鍵を目標鍵として選択し、前記プロンプトおよび前記目標鍵を含む応答リクエストを前記生成AIシステムに送信し、前記生成AIシステムから前記応答リクエストに対応する応答結果を受信する、ように構成される、
鍵配布システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記処理ユニットは、さらに、前記単位時間の中で利用された回数のすべてが前記単位時間あたりの対応する利用回数上限に達していると判断する場合に、所定の時間の間待機してから、再び、前記単位時間の中で利用された回数を取得し、再び、前記単位時間の中で利用された回数の各々が前記単位時間あたりの対応する利用回数上限に達しているか否かを判断する、ように構成される、請求項1に記載の鍵配布システム。
【請求項3】
最適化された鍵配布システムによって実行される最適化された鍵配布方法であって、前記最適化された鍵配布システムは、生成AIシステムと通信するように構成され、前記生成AIシステムにより認証された複数の鍵、および前記複数の鍵にそれぞれ対応する複数の単位時間あたりの利用回数上限を格納している記憶ユニットと、前記記憶ユニットに接続する処理ユニットと、を含み、当該鍵配布方法は、
(a) 前記処理ユニットが、プロンプトを受信するステップと、
(b) 前記処理ユニットが、前記複数の鍵にそれぞれ対応する単位時間の中で利用された回数を取得するステップと、
(c) 前記処理ユニットが、前記単位時間の中で利用された回数の各々が、前記単位時間あたりの対応する利用回数上限に達しているか否かを判断するステップと、
(d) 前記処理ユニットが、前記単位時間の中で利用された回数のうちの少なくとも1つが前記単位時間あたりの対応する利用回数上限に達していないと判断する場合に、前記単位時間あたりの対応する利用回数上限から前記単位時間の中の対応する利用された回数を減算することにより鍵にそれぞれ対応する単位時間の中の残りの利用回数を取得して、前記単位時間の中の残りの利用回数のうちの最も大きい1つに対応する鍵を目標鍵として選択し、前記プロンプトおよび前記目標鍵を含む応答リクエストを前記生成AIシステムに送信し、前記生成AIシステムから前記応答リクエストに対応する応答結果を受信するステップと、を含む、
鍵配布方法。
【請求項4】
(e) 前記処理ユニットが、前記単位時間の中で利用された回数のすべてが前記単位時間あたりの対応する利用回数上限に達していると判断する場合に、所定の時間の間待機してから、ステップ(b)およびステップ(c)を再び実行するステップをさらに含む、請求項3に記載の鍵配布方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、最適化された鍵配布システムに関し、特に、認証された鍵を配布する最適化されたシステムに関する。本発明は、さらに、認証された鍵を配布する最適化された方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、大規模言語モデル(LLM)が急速に発展しており、特許文献1は、LLMを開示している。また、LLMを使用して構築した(例えば、ChatGPT(登録商標)等の)生成AIシステムの利用者も急増している。プロンプトを生成AIシステムに送信する際におよび生成AIシステムから応答を受信する際には、鍵を利用して使用者を認証・認可しまたはプログラムを呼び出す必要がある。
【0003】
しかしながら、鍵には、単位時間の利用回数上限が設けられている。例えば、ChatGPTの場合には、鍵には1分あたりの利用回数上限が設けられている。単位時間の利用回数上限を超えると、該鍵を用いて生成AIシステムを利用することができなくなる。また、例えば、企業が法人契約をする場合に、その企業は、複数の鍵を有し、その企業の従業員は、複数の鍵を共用する。各鍵の単位時間の利用回数上限に従いながら、複数の鍵をより効果的に利用することは、本発明が解決しようとする課題である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第8332207号明細書
【発明の概要】
【0005】
[発明が解決しようとする課題]
したがって、本発明の目的は、最適化された鍵配布システムおよび最適化された鍵配布方法を提供することにある。
【0006】
[課題を解決するための手段]
本発明のある1つの態様によれば、最適化された鍵配布システムは、生成AIシステムと通信するように構成され、生成AIシステムにより認証された複数の鍵、およびそれらの複数の鍵にそれぞれ対応する単位時間あたりの利用回数上限を格納している記憶ユニットと、記憶ユニットに接続する処理ユニットと、を含む。処理ユニットは、プロンプトを受信し、それらの複数の鍵にそれぞれ対応する単位時間の中で利用された回数を取得し、単位時間の中で利用された回数の各々が、単位時間あたりの対応する利用回数上限に達しているか否かを判断し、単位時間の中で利用された回数のうちの少なくとも1つが単位時間あたりの対応する利用回数上限に達していないと判断する場合には、単位時間あたりの対応する利用回数上限から単位時間の中の対応する利用された回数を減算することにより鍵にそれぞれ対応する単位時間の中の残りの利用回数を取得し、単位時間の中の残りの利用回数のうちの最も大きい1つに対応する鍵を目標鍵として選択し、プロンプトおよび目標鍵を含む応答リクエストを生成AIシステムに送信し、生成AIシステムから応答リクエストに対応する応答結果を受信するように構成される。
【0007】
本発明の他の態様によれば、最適化された鍵配布方法は、最適化された鍵配布システムによって実行される。最適化された鍵配布システムは、生成AIシステムと通信するように構成され、生成AIシステムにより認証された複数の鍵、およびそれらの複数の鍵にそれぞれ対応する単位時間あたりの利用回数上限を格納している記憶ユニットと、記憶ユニットに接続する処理ユニットと、を含む。最適化された鍵配布方法は、(a) 処理ユニットが、プロンプトを受信するステップと、(b) 処理ユニットが、それらの複数の鍵にそれぞれ対応する単位時間の中で利用された回数を取得するステップと、(c) 処理ユニットが、単位時間の中で利用された回数の各々が、単位時間あたりの対応する利用回数上限に達しているか否かを判断するステップと、(d) 処理ユニットが、単位時間の中で利用された回数のうちの少なくとも1つが単位時間あたりの対応する利用回数上限に達していないと判断する場合には、単位時間あたりの対応する利用回数上限から単位時間の中の対応する利用された回数を減算することにより鍵にそれぞれ対応する単位時間の中の残りの利用回数を取得し、単位時間の中の残りの利用回数のうちの最も大きい1つに対応する鍵を目標鍵として選択し、プロンプトおよび目標鍵を含む応答リクエストを生成AIシステムに送信し、生成AIシステムから応答リクエストに対応する応答結果を受信するステップと、を含む。
【0008】
[発明の効果]
本発明の最適化された鍵配布システムは、単位時間あたりの対応する利用回数上限から単位時間の中の対応する利用された回数を減算することによって複数の鍵の各々の単位時間の中の残りの利用回数を取得し、単位時間の中の残りの利用回数のうちの最も大きい1つに対応する鍵を目標鍵として選択することにより、鍵配布の最適化を図ることができる。
【0009】
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照する以下の実施形態の詳細な説明において明白になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のある1つの実施形態に係る最適化された鍵配布システムが示されるブロック図であり、最適化された鍵配布システムは生成AIシステムと通信する。
本発明のある1つの実施形態に係る最適化された鍵配布方法が示されるフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
店内配信予約システム
10日前
サクサ株式会社
中継装置
17日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
17日前
日本精機株式会社
画像投映システム
19日前
電気興業株式会社
無線中継器
1か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
1か月前
キヤノン株式会社
通信システム
1か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
1か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
株式会社クーネル
音響装置
1か月前
株式会社オーディオテクニカ
受光器
17日前
テックス通信株式会社
電話システム
19日前
個人
外部ヘッダ変換通信装置および通信網
1か月前
キヤノン株式会社
移動体
1か月前
八重洲無線株式会社
無線中継システム
18日前
シャープ株式会社
画像読取装置
1か月前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
1か月前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
1か月前
あけび動作の学校株式会社
端末保持具
1か月前
住友建機株式会社
表示システム
19日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
1か月前
アイホン株式会社
インターホンシステム
1か月前
キヤノン株式会社
測距装置
24日前
17LIVE株式会社
サーバおよび方法
1か月前
アイホン株式会社
インターホンシステム
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
株式会社JVCケンウッド
音響システム
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
日本放送協会
良撮影位置推定装置
1か月前
続きを見る