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公開番号
2025106420
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025063032,2024002419
出願日
2025-04-07,2014-03-13
発明の名称
腎臓ポンプ
出願人
マジェンタ・メディカル・リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
60/135 20210101AFI20250708BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】心機能障害、鬱血性心不全、腎血流の低減、腎血管抵抗の増加、動脈性高血圧、および腎臓機能障害からなる群から選択される状態を患うものとして対象を認定するステップを含む装置および方法を提供する。
【解決手段】それに応答して、対象の腎静脈の内側に血液ポンプ150を設置することによって、および、腎静脈から対象の大静脈へ血液をポンピングするようにインペラーを動かすことによって、対象の腎静脈32の中の血圧が低減される。また、他の適用例も説明されている。
【選択図】図21A
特許請求の範囲
【請求項1】
心機能障害、鬱血性心不全、腎血流の低減、腎血管抵抗の増加、動脈性高血圧、および腎臓機能障害からなる群から選択される状態を患うものとして対象を認定するステップと、
それに応答して、前記対象の腎静脈の内側にインペラーを設置することによって、および、前記腎静脈から前記対象の大静脈へ血液をポンピングするように前記インペラーを動かすことによって、前記対象の腎静脈の中の血圧を低減させるステップと、
を含む、方法。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、前記腎静脈から前記大静脈の中へ血液をポンピングするように前記インペラーを動かすステップは、前記ポンプを動かすことがない場合の前記腎静脈から前記大静脈の中への血液フローの方向と比較して、前記血液フローの方向の実質的な変化を引き起こすことなく、前記腎静脈から前記大静脈の中への血液フローのレートを強化するステップを含む、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であって、前記腎静脈から前記大静脈の中へ血液をポンピングするように前記インペラーを動かすステップは、前記腎静脈から、前記腎静脈に隣接している前記大静脈の一部分の中へ、直接的に血液をポンピングするように、前記インペラーを動かすステップを含む、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法であって、前記腎静脈から前記大静脈の中へ血液をポンピングするように前記インペラーを動かすステップは、前記対象の静脈系から、静脈でないレセプタクルの中へ、血液を除去することなく、前記腎静脈から前記大静脈の中へ血液をポンピングするように前記インペラーを動かすステップを含む、方法。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の方法であって、前記腎静脈の内側に前記インペラーを設置するステップは、ケージが前記インペラーの周りに配設され、前記ケージが前記腎静脈の内側壁部を前記インペラーから分離させている状態で、前記腎静脈の中へ前記インペラーを設置することによって、前記対象の腎静脈が前記インペラーによって傷つけられることを保護するステップを含む、方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法であって、前記ケージが前記インペラーの周りに配設されている状態で、前記腎静脈の中へ前記インペラーを設置するステップは、前記ケージが前記インペラーの周りに配設されている状態で、前記腎静脈の中へ前記インペラーを設置するステップであって、前記ケージおよび前記インペラーは、係合メカニズムによって互いに係合されており、前記ケージが半径方向に圧縮されることに応答して、前記インペラーが軸線方向に長くされるようになっており、前記ケージが、前記腎静脈の前記壁部と前記インペラーとの間の分離を維持するようになっている、ステップを含む、方法。
【請求項7】
インペラーを含む装置であって、前記インペラーは、
近位端部部分および遠位端部部分、ならびに、前記近位端部部分から前記遠位端部部分へ曲がって進む複数のらせん状の細長いエレメントを含むインペラーフレームと、
材料であって、前記材料は、前記らせん状の細長いエレメントに連結されており、前記材料が連結されている前記らせん状の細長いエレメントが、前記インペラーの少なくとも1つのブレードを画定するようになっている、材料と
を含む、装置。
【請求項8】
請求項7に記載の装置であって、前記インペラーが、対象の血管の中へ挿入されるように構成されている生体適合性インペラーを含む、装置。
【請求項9】
請求項7に記載の装置であって、前記複数の細長いエレメントが、複数のらせん状のストリップを含む、装置。
【請求項10】
請求項7に記載の装置であって、前記らせん状の細長いエレメントの少なくとも1つが、可変のピッチを有しており、前記細長いエレメントの前記少なくとも1つの前記ピッチは、前記らせん状の細長いエレメントの長さに沿って変化している、装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【関連出願】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、Schwammenthalによって2013年3月13日に出願された「Renal pump」という表題の米国仮特許出願第61/779,803号、および、Schwammenthalによって2013年12月11日に出願された「Renal pump」という表題の米国仮特許出願61/914,475号の優先権を主張する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【技術分野】
【0002】
本出願は、Tuvalによって2013年6月6日に出願された「Prosthetic renal valve」という表題の国際特許出願PCT/IL2013/050495(WO13/183060として公開された)に関連しており、それは、Tuvalによって2012年6月6日に出願された「Prosthetic renal valve」という表題の米国仮特許出願第61/656,244号の優先権を主張する。
【0003】
上記に挙げられている出願のすべてが、参照により本明細書に組み込まれている。
【0004】
本発明のいくつかの適用例は、概して、医療用装置に関する。詳細には、本発明のいくつかの適用例は、対象の腎静脈の1つまたは複数の中にポンプを設置することに関連付けされる装置および方法に関する。
【背景技術】
【0005】
心機能障害または鬱血性心不全が腎臓機能障害に発展し、そして、それは、鬱血性心不全の症状が発展または悪化することを引き起こすということがよく見られる。典型的に、心臓収縮期のおよび/または心臓拡張期の心機能障害は、全身静脈の鬱血を引き起こし、腎静脈圧力および間質圧力の増加を生じさせる。圧力の増加は、腎臓機能障害および腎臓の神経ホルモン活性化の両方に起因して、身体による体液貯留が増加することを引き起こし、その両方は、典型的に、腎静脈圧力および間質圧力の増加の結果として発展する。結果として生じる体液貯留は、心臓における血液体積の過負荷を引き起こすことによって、および/または、全身抵抗を増加させることによって、鬱血性心不全が発展または悪化することを引き起こす。同様に、腎臓機能障害および/または腎臓の神経ホルモン活性化が、心機能障害および/または鬱血性心不全へ発展するということがよく見られる。この病態生理学的なサイクルでは、心機能障害および/もしくは鬱血性心不全が、腎臓機能障害および/もしくは腎臓の神経ホルモン活性化につながるか、または、腎臓機能障害および/もしくは腎臓の神経ホルモン活性化が、心機能障害および/もしくは鬱血性心不全につながり、それぞれの機能障害が、他の機能障害の悪化につながり、この病態生理学的なサイクルは、心腎臓症候群と呼ばれる。
【0006】
増加した腎静脈圧力は、高窒素血症、ならびに、糸球体ろ過率、腎血流、尿出力、およびナトリウム排泄の低減を引き起こすことが実験的に示されている。また、血漿レニンおよびアルドステロン、ならびにタンパク質排泄を増加させることが示されている。また、静脈性鬱血は、3つの異なる経路、すなわち、腎臓のエリスロポエチン生成の低減、体液貯留による血液希釈、および、胃腸の鉄取り込みを低減されることにつながる炎症反応を介して貧血に寄与する可能性がある。
【0007】
機構的に、増加した腎静脈圧力は、嚢内圧力、および、その後に、間質尿細管周囲圧力が上昇することを引き起こす可能性がある。尿細管周囲圧力の上昇は、ボーマン嚢の圧力
を上昇させることによって、尿細管機能に影響を与え(ナトリウム排泄を低減させる)、糸球体のろ過を減少させる可能性がある。
【0008】
心不全患者において、増加した腎静脈圧力は、増加した中心静脈(右心房)圧力から結果として生じるだけでなく、腎静脈に直接圧力を働かせる腹腔内体液滞留(腹水症)からも結果として生じる可能性がある。(たとえば、穿刺および/または限外ろ過を介する)体液の除去による心不全患者の腹腔内圧力の低減は、血漿クレアチニンレベルを低減させるということが示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ウォーキングなどのような身体的活動の間の「脚筋ポンプ」の活性化から結果として生じる静脈還流の増加は、とりわけ、心不全患者の全身静脈圧力を上昇させる可能性があり、腎静脈の中への逆流を結果として生じる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のいくつかの適用例によれば、心機能障害、鬱血性心不全、低腎血流、高腎血管抵抗、動脈性高血圧、および/または腎臓機能障害を患う対象の急性治療を提供するために、インペラーを含む血液ポンプが、対象の腎静脈の内側に設置され、インペラーが、腎静脈から対象の大静脈へ血液をポンピングするように動かされる。たとえば、インペラーは、1時間を超える(たとえば、1日を超える)期間、1週間未満(たとえば、4日未満)の期間、および/または、1時間から1週間の間(たとえば、1日から4日の間)の期間にわたり、対象の腎静脈の内側に設置され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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