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公開番号
2025106164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-14
出願番号
2024227627
出願日
2024-12-24
発明の名称
チモールエステル系化合物を含む皮膚保護用組成物
出願人
アモーレパシフィック コーポレーション
,
AMOREPACIFIC CORPORATION
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
A61K
31/216 20060101AFI20250707BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本明細書は、3,4,5-トリメトキシケイ皮酸チモールエステル(3,4,5-Trimethoxycinnamate Thymol Ester)、その立体異性体、薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物を有効成分として含む、皮膚保護用組成物に関する。
【解決手段】本開示に係る組成物は、紫外線により光老化した皮膚細胞のDNA修復(repair)関連遺伝子の発現を増加させることにより、紫外線、または外部環境や酸化ストレスによる皮膚損傷を抑制または予防することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
3,4,5-トリメトキシケイ皮酸チモールエステル(3,4,5-Trimethoxycinnamate Thymol Ester)、その立体異性体、薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物を有効成分として含む、皮膚保護用組成物。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記組成物が、皮膚損傷の抑制用または予防用である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記組成物が、皮膚の自己治癒力改善用である、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記組成物が、DNA損傷修復用である、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記損傷が、酸化ストレス、アルカリ、薬物、老化、及び紫外線からなる群から選択される少なくとも1つによる損傷である、請求項2または4に記載の組成物。
【請求項6】
前記紫外線が、UVA及びUVBのうち少なくとも1つである、請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
前記組成物が、DNA修復(repair)遺伝子の発現を増加させる、請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
前記DNA修復(repair)遺伝子が、APEX1、XPA、及びRPA1からなる群から選択される少なくとも1つを含む、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
前記組成物が、老化遺伝子の発現を阻害する、請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
前記老化遺伝子が、P21及びP16のうち少なくとも1つを含む、請求項9に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書では、3,4,5-トリメトキシケイ皮酸チモールエステル(3,4,5-Trimethoxycinnamate Thymol Ester)またはその立体異性体、薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物を有効成分として含む、皮膚保護用組成物が開示される。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
皮膚は、人体の最も外側を囲む最大の組織であるため、何よりも外部環境の影響を大きく受ける。特に、酸化ストレスを引き起こす紫外線などの有害光や、細塵などの環境汚染物質は、皮膚を構成する皮膚細胞に直接影響を与え、DNAなどのゲノムに損傷を与える。このように損傷を受けたDNAが適切に修復されないと、細胞機能に異常が生じたり、細胞死、あるいは癌などの疾患が発生したりすることがある。
【0003】
DNA損傷の修復(repair)には、損傷の原因や程度によって様々な方法があり、それには多くの遺伝子が関与することになるが、皮膚が老化するにつれて、DNA損傷に関わる遺伝子の発現が低下し、DNAの修復能力が大幅に低下する。その結果、有害環境に少し晒されただけでも、皮膚損傷が発生する可能性がある。
【0004】
人々の寿命が段々と延び、環境汚染が悪化するにつれて、皮膚損傷を引き起こす要因が蓄積し続けているため、DNA損傷を修復する生物学的能力を高めることは非常に必要な技術である。しかしながら、他の副作用なしにこれを予防・抑制できる皮膚損傷予防技術の開発は、未だ不十分である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
韓国公開特許第10-2022-0097587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一態様では、3,4,5-トリメトキシケイ皮酸チモールエステルを有効成分として含むことで、皮膚を保護する効果のある組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様において、本開示は、3,4,5-トリメトキシケイ皮酸チモールエステル(3,4,5-Trimethoxycinnamate Thymol Ester)またはその立体異性体、薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物を有効成分として含む、皮膚保護用組成物を提供する。
【発明の効果】
【0008】
一態様において、本開示に係る組成物は、皮膚の損傷または老化を抑制または予防することができる。
【0009】
一態様において、本開示に係る組成物は、光老化による皮膚損傷を抑制または予防することができる。
【0010】
一態様において、本開示に係る組成物は、DNA損傷を修復する遺伝子の発現を増加させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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