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公開番号2025106048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-11
出願番号2023223842
出願日2023-12-31
発明の名称クッション
出願人個人
代理人個人
主分類A47C 27/15 20060101AFI20250704BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】人の所定の動作に対して適切なアームポジションを容易に維持することを可能にするクッションを提供する。
【解決手段】本開示のクッション1は、座席に着席したユーザの大腿部に乗せて使用されるクッションである。このクッション1は、本体部10と、本体部10を人の腹部の輪郭に倣った形状に切欠く第1切欠き部21と、を備える。そして、本体部10は、ユーザの大腿部に当接する支持基底面111を有する支持部11と、ユーザの前腕が置かれる柔軟面121を有する緩衝部12と、を含んで構成され、本体部10の厚み方向において、支持部11と緩衝部12とが積層されてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
人の所定の動作に対するアームポジションを規定するクッションであって、
座席に着席したユーザの前腕を、該ユーザの腹部の位置に配置可能に構成された、
クッション。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
座席に着席した前記ユーザの大腿部に乗せて使用され、
本体部と、前記本体部を人の腹部の輪郭に倣った形状に切欠く第1切欠き部と、を備える、
請求項1に記載のクッション。
【請求項3】
前記本体部は、
前記ユーザの大腿部に当接する支持基底面を有する支持部と、
前記ユーザの前腕が置かれる柔軟面を有する緩衝部と、を含んで構成され、
前記本体部の厚み方向において、前記支持部と前記緩衝部とが積層される、
請求項2に記載のクッション。
【請求項4】
前記緩衝部は、前記支持部よりも低い硬度の材料によって形成される、
請求項3に記載のクッション。
【請求項5】
前記本体部において前記第1切欠き部が形成された面と反対側の面に形成され、前記本体部を前記第1切欠き部よりも小さな曲率で且つ該反対側の面を該第1切欠き部が形成された面よりも大きく切欠く第2切欠き部を、更に備えることで、平面視において略H型に形成される、
請求項3に記載のクッション。
【請求項6】
前記緩衝部は、
前記第2切欠き部が形成された面に向かって薄くなるように、前記柔軟面が傾斜する、
請求項5に記載のクッション。
【請求項7】
車両のセンターコンソールからシートに向かって延在するレール上に配置された第1クッションと、
前記車両のインナードアから前記シートに向かって延在するリンク機構に接続された第2クッションと、を含んで構成される、
請求項1に記載のクッション。
【請求項8】
前記第1クッションは、前記レール上を摺動可能に構成され、
前記第2クッションは、前記リンク機構によって前記シートと前記インナードアとの間のスペースに収納可能に構成される、
請求項7に記載のクッション。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人の所定の動作に対するアームポジションを規定するクッションに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、室内や車内で座ったり寄り掛かったりするものとしてクッションが広く用いられている。そして、近年の生活形態の多様化に伴って、種々の用途形態が可能なクッションが要望されるようになってきた。
【0003】
ここで、車両のシートが備えるシートクッションにおいては、座り心地が求められるだけでなく、適切な運転ポジションが確保できる用途形態となっている必要がある。
【0004】
そして、例えば、特許文献1には、シートの重量を大きく増加させることなく、体格の相違にかかわらず、適切な運転ポジションの確保と適切な前方視界の確保とを共に満足できるようにするための技術が開示されている。この技術では、シートクッションの前端部に、上下方向の揺動角度が調整可能なサイサポート部が構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-165961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
人が行う所定の動作、例えば、車両の運転やパソコンのキーボード操作などに対して、適切なアームポジションを維持することは重要である。車両の運転においては、エアバッグが作動したときに乗員が腕を負傷してしまうことがないように、また、適切な前方視界を確保するために、9時15分の位置や8時20分の位置でハンドルを握ることが推奨されている。しかしながら、このような位置でハンドルを握る場合、例えば、10時10分の位置でハンドルを握る場合と比較して、筋力を発揮して腕を支える必要があり、乗員は、運転中の安楽状態を維持し難くなる。また、パソコンのキーボード操作においては、比較的長時間に亘って作業が行われる傾向にあり、適切なアームポジションが維持されないと、腕や肩が極度に疲労してしまうことがある。
【0007】
ここで、特許文献1に記載の技術によれば、シートにおける前上がりの傾斜角度を含む前後方向の位置調整およびシートバックの揺動角度調整により、適切な運転ポジションの確保と適切な前方視界の確保とが共に満足されるようにも思われる。しかしながら、当該技術は、ハンドルを握る腕に対して、適切な位置でハンドルを握り続けることを可能とするアームポジションの維持を実現するものではない。
【0008】
本開示の目的は、人の所定の動作に対して適切なアームポジションを容易に維持することを可能にするクッションを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示のクッションは、人の所定の動作に対するアームポジションを規定するクッションである。そして、このクッションは、座席に着席したユーザの前腕を、該ユーザの腹部の位置に配置可能に構成される。
【0010】
詳しくは、本開示の一態様は、座席に着席した前記ユーザの大腿部に乗せて使用されるクッションである。そして、このクッションは、本体部と、前記本体部を人の腹部の輪郭に倣った形状に切欠く第1切欠き部と、を備える。このようなクッションは、座席に着席したユーザの大腿部に乗せて使用されるとき、第1切欠き部がユーザの腹部に好適にフィットすることになるため、ユーザが動作しても該クッションを該ユーザの大腿部に安定して乗せ続けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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