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公開番号2025105961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025076907,2023173934
出願日2025-05-02,2013-06-07
発明の名称表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類G01C 21/26 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約【課題】ユーザの利便性を向上する。
【解決手段】車載装置100は、無線通信を介して受信された情報から他車両V2の位置情報を取得する取得部102と、取得部102により取得された位置情報に基づき、他車両V2の現在位置を電子地図EM上に表示するように、ディスプレイ2を制御する表示制御部104と、他車両V2の現在位置がディスプレイ2による電子地図EMの表示範囲50外にある場合に、他車両V2の現在位置が表示範囲50内となるように、電子地図EMの縮尺を変更する変更部103とを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
表示部に表示中の地図上に自己の位置を表示させる表示制御装置であって、
前記地図上に表示すべき他の移動体の位置を示す他移動体位置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により前記他移動体位置情報が取得された場合に、前記他の移動体の位置が、前記表示部に表示中の第1の縮尺の地図の表示範囲外であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段により表示範囲外であると判定された場合に、前記自己の位置と前記他の移動体の位置が表示されるように、前記表示部に表示させる地図の縮尺を前記第1の縮尺よりも広範囲を表示可能な第2の縮尺に変更する変更手段と、
ユーザの操作に依らない所定条件が満たされた際に、前記取得手段による前記他移動体位置情報の取得が継続しているか否かに関わらず、前記表示部に表示させる地図を前記第1の縮尺に戻す復元手段と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記復元手段は、前記変更手段により前記表示部に表示させる地図の縮尺が前記第2の縮尺に変更された後に、前記ユーザが前記表示部を視認したという前記所定条件が満たされた場合に、前記表示部に表示させる地図を前記第1の縮尺に戻すことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記復元手段は、前記変更手段により前記表示部に表示させる地図の縮尺が前記第2の縮尺に変更されてから、前記他の移動体の位置が前記第1の縮尺の地図の表示範囲内に移動したという前記所定条件が満たされた場合に、前記表示部に表示させる地図を前記第1の縮尺に戻すことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記復元手段は、前記変更手段により前記表示部に表示させる地図の縮尺が前記第2の縮尺に変更されてから、所定時間が経過したという前記所定条件が満たされた場合に、前記表示部に表示させる地図を前記第1の縮尺に戻すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表示制御装置。
【請求項5】
表示部に表示中の地図上に自己の位置を表示させる表示制御装置により実行される表示制御方法であって、
前記地図上に表示すべき他の移動体の位置を示す他移動体位置情報を取得する取得工程と、
前記取得工程により前記他移動体位置情報が取得された場合に、前記他の移動体の位置が、前記表示部に表示中の第1の縮尺の地図の表示範囲外であるかを判定する判定工程と、
前記判定工程により表示範囲外であると判定された場合に、前記自己の位置と前記他の移動体の位置が表示されるように、前記表示部に表示させる地図の縮尺を前記第1の縮尺よりも広範囲を表示可能な第2の縮尺に変更する変更工程と、
ユーザの操作に依らない所定条件が満たされた際に、前記取得工程による前記他移動体位置情報の取得が継続しているか否かに関わらず、前記表示部に表示させる地図を前記第1の縮尺に戻す復元工程と、
を含むことを特徴とする表示制御方法。
【請求項6】
表示部に表示中の地図上に自己の位置を表示させる表示制御装置が備えるコンピュータに、
前記地図上に表示すべき他の移動体の位置を示す他移動体位置情報を取得する取得工程と、
前記取得工程により前記他移動体位置情報が取得された場合に、前記他の移動体の位置が、前記表示部に表示中の第1の縮尺の地図の表示範囲外であるかを判定する判定工程と、
前記判定工程により表示範囲外であると判定された場合に、前記自己の位置と前記他の移動体の位置が表示されるように、前記表示部に表示させる地図の縮尺を前記第1の縮尺よりも広範囲を表示可能な第2の縮尺に変更する変更工程と、
ユーザの操作に依らない所定条件が満たされた際に、前記取得工程による前記他移動体位置情報の取得が継続しているか否かに関わらず、前記表示部に表示させる地図を前記第1の縮尺に戻す復元工程と、
を実行させる表示制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信を介して受信された情報に基づき他の移動体の現在位置を表示させる、表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラムに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、車車間通信を利用して他の移動体と情報の送受信を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-164315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、表示手段による地図の表示範囲が通信可能範囲よりも狭く設定されていたり、上記表示範囲が通信可能範囲と同一又はそれよりも広く設定されている場合に通信状況が好転することで通信可能範囲が上記表示範囲よりも広くなった場合には、現在位置が上記表示範囲外にある、ユーザの比較的遠い位置に存在する他の移動体からも情報受信可能となる。現在位置が上記表示範囲外にある、ユーザの比較的遠い位置に存在する他の移動体の現在位置は、表示手段に表示される地図上には表示されない。
【0005】
ところで、例えば車両同士が接触するかどうかを知らせる安全運転支援のためには、ユーザの比較的近い位置に存在する他の移動体の存在及びその現在位置を、ユーザに提供できればよいので、現在位置が上記表示範囲外にある、ユーザの比較的遠い位置に存在する他の移動体は、表示手段に表示される地図上に表示されなくても差し支えない。しかしながら、例えば、緊急車両・工事車両・初心者や高齢者が運転する車両など周辺に存在するかどうかに予め気づいていれば予防的あるいは事前回避の意味で運転の役に立ち、また、安全運転支援以外の目的でユーザの家族・知人の車両、ユーザが予め登録した車両等の他の移動体が周辺に存在するかどうか知りたい場合については、その現在位置が上記表示範囲外にある場合、つまりユーザの比較的遠い位置に存在する場合でも、その存在及びその現在位置を、ユーザに提供できれば、非常に便利である。また、地図の縮尺を特に拡大して表示していた場合など縮尺によってはユーザの比較的近い位置に存在する他の移動体の存在も表示できない場合には、上記の安全運転支援のためにもその存在及びその現在位置を、ユーザに提供できれば、非常に便利である。
【0006】
本発明が解決しようとする課題には、上記した問題が一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、表示部に表示中の地図上に自己の位置を表示させる表示制御装置であって、前記地図上に表示すべき他の移動体の位置を示す他移動体位置情報を取得する取得手段と、前記取得手段により前記他移動体位置情報が取得された場合に、前記他の移動体の位置が、前記表示部に表示中の第1の縮尺の地図の表示範囲外であるかを判定する判定手段と、前記判定手段により表示範囲外であると判定された場合に、前記自己の位置と前記他の移動体の位置が表示されるように、前記表示部に表示させる地図の縮尺を前記第1の縮尺よりも広範囲を表示可能な第2の縮尺に変更する変更手段と、ユーザの操作に依らない所定条件が満たされた際に、前記取得手段による前記他移動体位置情報の取得が継続しているか否かに関わらず、前記表示部に表示させる地図を前記第1の縮尺に戻す復元手段と、を備える。
【0008】
また上記課題を解決するために、請求項5記載の発明は、表示部に表示中の地図上に自己の位置を表示させる表示制御装置により実行される表示制御方法であって、前記地図上に表示すべき他の移動体の位置を示す他移動体位置情報を取得する取得工程と、前記取得工程により前記他移動体位置情報が取得された場合に、前記他の移動体の位置が、前記表示部に表示中の第1の縮尺の地図の表示範囲外であるかを判定する判定工程と、前記判定工程により表示範囲外であると判定された場合に、前記自己の位置と前記他の移動体の位置が表示されるように、前記表示部に表示させる地図の縮尺を前記第1の縮尺よりも広範囲を表示可能な第2の縮尺に変更する変更工程と、ユーザの操作に依らない所定条件が満たされた際に、前記取得工程による前記他移動体位置情報の取得が継続しているか否かに関わらず、前記表示部に表示させる地図を前記第1の縮尺に戻す復元工程と、を含む。
【0009】
また上記課題を解決するために、請求項6記載の発明は、表示部に表示中の地図上に自己の位置を表示させる表示制御装置が備えるコンピュータに、前記地図上に表示すべき他の移動体の位置を示す他移動体位置情報を取得する取得工程と、前記取得工程により前記他移動体位置情報が取得された場合に、前記他の移動体の位置が、前記表示部に表示中の第1の縮尺の地図の表示範囲外であるかを判定する判定工程と、前記判定工程により表示範囲外であると判定された場合に、前記自己の位置と前記他の移動体の位置が表示されるように、前記表示部に表示させる地図の縮尺を前記第1の縮尺よりも広範囲を表示可能な第2の縮尺に変更する変更工程と、ユーザの操作に依らない所定条件が満たされた際に、前記取得工程による前記他移動体位置情報の取得が継続しているか否かに関わらず、前記表示部に表示させる地図を前記第1の縮尺に戻す復元工程と、を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のナビゲーション装置の一実施形態である車載装置を搭載した車両を含む複数の車両の一例を示す図である。
自車両の電子系統のハードウェア構成例を示すブロック図である。
他車両の車載装置の無線通信制御部の機能構成例を示す機能ブロック図である。
自車両の車載装置の無線通信制御部の機能構成例、及び、CPUが記憶装置に記憶された所定のプログラムを実行することで発揮される制御部の機能構成例を示す機能ブロック図である。
自車両及び他車両の移動に伴う、自車両のディスプレイの表示内容の推移を表す説明図である。
自車両及び他車両の移動に伴う、自車両のディスプレイの表示内容の推移を表す説明図である。
自車両及び他車両の移動に伴う、自車両のディスプレイの表示内容の推移を表す説明図である。
自車両及び他車両の移動に伴う、自車両のディスプレイの表示内容の推移を表す説明図である。
自車両の車載装置におけるCPUが記憶装置に記憶されたナビゲーションプログラムにより実行するナビゲーション方法の制御手順例を示すフローチャートである。
自車両の車載装置におけるCPUが記憶装置に記憶されたナビゲーションプログラムにより実行するナビゲーション方法の制御手順例を示すフローチャートである。
表示範囲をスクロールする変形例における、自車両及び他車両の移動に伴う、自車両のディスプレイの表示内容の推移を表す説明図である。
自車両及び他車両の移動に伴う、自車両のディスプレイの表示内容の推移を表す説明図である。
自車両及び他車両の移動に伴う、自車両のディスプレイの表示内容の推移を表す説明図である。
自車両及び他車両の移動に伴う、自車両のディスプレイの表示内容の推移を表す説明図である。
所定時間経過後に元の表示態様に戻す変形例における、自車両の車載装置の無線通信制御部の機能構成例、及び、CPUが記憶装置に記憶された所定のプログラムを実行することで発揮される制御部の機能構成例を示す機能ブロック図である。
表示範囲の変更が承諾されたら表示範囲を変更する変形例における、自車両の車載装置の無線通信制御部の機能構成例、及び、CPUが記憶装置に記憶された所定のプログラムを実行することで発揮される制御部の機能構成例を示す機能ブロック図である。
予め登録した車両が表示範囲外にいたら表示範囲を変更する変形例における、自車両の車載装置の無線通信制御部の機能構成例、及び、CPUが記憶装置に記憶された所定のプログラムを実行することで発揮される制御部の機能構成例を示す機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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