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公開番号2025108662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2025069414,2023158227
出願日2025-04-21,2021-01-14
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理用プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250715BHJP(信号)
要約【課題】危険運転をしている他の車両を撮像した画像等の記録を、運転者の操作等なく確実に開始することが可能な情報処理装置等を提供する。
【解決手段】車載装置Tにおいて、車両の周囲を撮像した周囲画像から、当該周囲を移動する他の車両の車両識別情報を抽出し、危険運転があったとして過去に特定された特定車両の車両識別情報と、抽出された車両識別情報と、が一致したとき、当該一致した車両識別情報が抽出された他の車両を撮像した周囲画像の保存を開始する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
移動体の周囲を撮像した周囲画像に相当する周囲画像情報から、当該周囲を移動する他の移動体の移動体識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
過去の危険運転履歴に基づいて特定された移動体である特定移動体の移動体識別情報と、前記抽出された移動体識別情報と、に基づいた前記周囲画像情報の記録を開始した後、前記周囲画像情報を用いた前記特定移動体の追尾が不能となった場合、前記周囲画像情報の記録を停止する記録制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、移動体の周囲を撮像した周囲画像に関する情報処理を行う情報処理装置及び情報処理方法、並びに当該情報処理装置において実行される情報処理用プログラムの技術分野に属する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、いわゆるあおり運転等の迷惑運転又は危険運転が話題に挙がることが多い。なお以下の説明において、上記危険運転又は迷惑運転を、纏めて「危険運転」と称する。ここで、他の車両により行われている危険運転が自車両の運転に影響を及ぼすような場面に遭遇した場合、例えばいわゆるドライブレコーダ等を用いて当該他の車両の状況を示す画像等を記録しておくことが望ましい。このような画像等の記録に関連する従来技術を開示した先行技術文献としては、下記特許文献1が挙げられる。
【0003】
この特許文献1に記載された従来技術では、自車両にカメラを備えて周囲を撮像すると共に、自車両の周辺で他の車両が危険な運転を行った場合、その状況を撮像した画像を、その位置・日時及び当該他の車両の車両登録番号等と共に一つのデータとして保存し、これを外部のサーバへ送信する構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-342883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、自車両が上述したような危険な場面に遭遇した場合、特許文献1に開示されている従来技術では、運転者自らが車内に設置されたボタンを操作して上記カメラによる撮像を開始することとされている。そして、このような構成では、運転者がボタンを操作しない限り当該撮像が行われない(換言すれば、対応するデータの保存も行われない)こととなるが、上記のような危険な場面では、運転者に冷静に上記ボタンを操作することを求めるのが酷な場合がある。
【0006】
そこで本願は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、危険運転をしている他の車両を撮像した画像等の記録を、運転者の操作等なく確実に開始することが可能な情報処理装置及び情報処理方法、並びに当該情報処理装置において実行される情報処理用プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、移動体の周囲を撮像した周囲画像に相当する周囲画像情報から、当該周囲を移動する他の移動体の移動体識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、過去の危険運転履歴に基づいて特定された移動体である特定移動体の移動体識別情報と、前記抽出された移動体識別情報と、が一致したとき、当該一致した移動体識別情報が抽出された前記他の移動体を撮像した前記周囲画像情報の記録を開始する記録制御手段と、を備える。
【0008】
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、抽出手段と、記録制御手段と、を備える情報処理装置において実行される情報処理方法であって、移動体の周囲を撮像した周囲画像に相当する周囲画像情報から、当該周囲を移動する他の移動体の移動体識別情報を前記抽出手段により抽出する識別情報抽出工程と、過去の危険運転履歴に基づいて特定された移動体である特定移動体の移動体識別情報と、前記抽出された移動体識別情報と、が一致したとき、前記記録制御手段により、当該一致した移動体識別情報が抽出された前記他の移動体を撮像した前記周囲画像情報の記録を開始する記録制御工程と、を含む。
【0009】
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、情報処理装置に含まれるコンピュータを、移動体の周囲を撮像した周囲画像に相当する周囲画像情報から、当該周囲を移動する他の移動体の移動体識別情報を抽出する識別情報抽出手段、及び、過去の危険運転履歴に基づいて特定された移動体である特定移動体の移動体識別情報と、前記抽出された移動体識別情報と、が一致したとき、当該一致した移動体識別情報が抽出された前記他の移動体を撮像した前記周囲画像情報の記録を開始する記録制御手段、として機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の情報処理装置の概要構成を示すブロック図である。
実施例の情報提供システムの概要構成を示すブロック図である。
実施例の情報提供システムを構成する車載装置等の概要構成を示すブロック図であり、(a)は当該車載装置の概要構成を示すブロック図であり、(b)は実施例の情報提供システムを構成するサーバ装置の概要構成を示すブロック図である。
実施例の情報提供処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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