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公開番号
2025105866
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025074980,2023092736
出願日
2025-04-28,2018-11-02
発明の名称
補正装置及びプログラム
出願人
日本放送協会
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04N
19/51 20140101AFI20250703BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】符号化効率を改善する。
【解決手段】補正装置は、複数の参照画像を用いて双予測を行うことにより、対象のブロックに対応する予測画像のブロックを生成する動き補償予測部と、前記双予測を行う場合に限り、前記複数の参照画像間の類似度を示す評価値を前記ブロックよりも小さい単位であって複数の画素からなる小ブロックごとに算出する評価部と、前記対象のブロックに対応する予測残差を取得する取得部と、前記取得された予測残差を前記予測画像のブロックと合成して前記対象のブロックを再構成する合成部と、を備える。前記評価部は、前記複数の参照画像間の画素単位での差分絶対値を算出し、当該画素単位での差分絶対値に応じて前記評価値を算出する。前記評価部が算出する前記評価値は、前記合成部の合成対象を前記小ブロック単位で補正するために用いられる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の参照画像を用いて双予測を行うことにより、対象のブロックに対応する予測画像のブロックを生成する動き補償予測部と、
前記双予測を行う場合に限り、前記複数の参照画像間の画素単位での差分絶対値を算出し、当該画素単位での差分絶対値に応じて算出する相似度を示す評価値を前記ブロックよりも小さい単位であって複数の画素からなる小ブロックごとに算出する評価部と、
前記対象のブロックに対応する予測残差を取得する取得部と、
前記取得された予測残差を前記予測画像のブロックと合成して前記対象のブロックを再構成する合成部と、を備え、
前記評価部は、前記評価値と閾値とを比較し、
前記比較結果は、前記合成部の合成対象を前記小ブロック単位で補正するために用いられる、補正装置。
続きを表示(約 57 文字)
【請求項2】
コンピュータを請求項1に記載の補正装置として機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、補正装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
画像をブロック分割して得られた符号化対象ブロックごとに符号化する従来の画像符号化装置は、複数の参照画像を用いて動き補償予測を行い、符号化対象ブロックに対応する予測画像を生成し、当該符号化対象ブロックと予測画像との間の画素単位での差分を表す
予測残差に対して直交変換を行って直交変換係数を生成し、当該直交変換係数を量子化し、量子化された直交変換係数に対してエントロピー符号化を行う。
【0003】
具体的には、エントロピー符号化は、2次元に配列された直交変換係数を所定のスキャン順で読み出して1次元の直交変換係数列に変換するシリアライズという処理を含む。このシリアライズとは、1次元の直交変換係数列の先頭の直交変換係数から順に符号化する処理をいう。
【0004】
一般的に、画像符号化における直交変換により、直交変換係数は低域にエネルギーが集
中し、高域において量子化後のエネルギー(すなわち、量子化直交変換係数の値)がゼロになることが知られている。このため、従来においては、量子化直交変換係数を低域から高域のスキャン順に読み出し、最後の有意係数(非ゼロ係数)に対して終了フラグを付与することにより、有意係数のみを効率的に符号化している(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
Recommendation ITU-T H.265,(12/2016), “High efficiency video coding”, International Telecommunication Union
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
HEVC(非特許文献1参照)では、直交変換処理を行うモードのほか、直交変換処理を行わない変換スキップモードを適用可能である。変換スキップモードを適用する場合、予測残差に対する直交変換を行わないため、低域にエネルギーが集中することを期待できない。
【0007】
このため、変換スキップモードにおいて、直交変換を行うモードと同じ方法でエントロピー符号化を行うと、効率的なエントロピー符号化を行うことができず、符号化効率が低下してしまう。
【0008】
そこで、本発明は、複数の参照画像を用いて動き補償予測を行う場合において符号化効率を改善可能な画像符号化装置、画像復号装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の特徴に係る画像符号化装置は、入力画像を分割して得られたブロック単位の符号化対象ブロックを符号化する画像符号化装置であって、前記符号化対象ブロックの直交変換処理をスキップする変換スキップモードにおいて、複数の参照画像を用いて動き補償予測を行うことにより、前記符号化対象ブロックに対応する予測画像を生成する動き補償予測部と、前記複数の参照画像間の類似度を画素単位で評価する評価部と、前記符号化対象ブロックと前記予測画像との間の画素単位での差分を表す予測残差を量子化して得られる量子化予測残差又は前記量子化予測残差を逆量子化して得られる復元予測残差と、前記評価部により評価された前記類似度との間の相関を表す相似度を算出し、前記相似度が閾値以上であるかを判定する判定部と、前記判定部により前記相似度が前記閾値以上であると判定された場合に、前記評価部により評価された前記類似度に応じた順に前記量子化予測残差を符号化する符号化部とを備えることを要旨とする。
【0010】
第2の特徴に係る画像復号装置は、符号化データからブロック単位の復号対象ブロックを復号する画像復号装置であって、前記復号対象ブロックの逆直交変換処理をスキップする変換スキップモードにおいて、複数の参照画像を用いて動き補償予測を行うことにより、前記復号対象ブロックに対応する予測画像を生成する動き補償予測部と、前記複数の参照画像間の類似度を画素単位で評価する評価部と、前記符号化データを復号して、前記復号対象ブロックと前記予測画像との間の画素単位での差分を表す量子化予測残差を取得する復号部と、前記復号部により取得された前記量子化予測残差又は当該量子化予測残差を逆量子化して得られた復元予測残差と、前記評価部により評価された前記類似度との間の相関を表す相似度を算出し、前記相似度が閾値以上であるかを判定する判定部と、前記判定部により前記相似度が前記閾値以上であると判定された場合に、前記評価部により評価された前記類似度に応じた順に前記量子化予測残差を並び替えて出力する並び替え部とを備えることを要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)
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